2月がスタートしました。今日は2月2日の節分。124年ぶりの出来事ってすごいですね。みなさん豆まきと恵方巻で楽しくお過ごしください♪私は、子供のころお寿司が嫌いだったために、恵方巻を食べる事はなく専ら家中に豆をまき散らすタイプでしたが(笑)プラハ生活時代には、この季節になると生徒さんのお母さまから「先生、恵方巻作ったからどうぞ~!今年の方角は○○ですよ~」と貴重な日本食をいただくようになり、それから恵方巻好きになりました。日本ではスーパーで当たり前に買える食材も、外国にいると日本食材店で何倍もの価格で購入しないといけないので、私はほとんど利用していなかったのですが、ご家族で生活されているお母さま方は、日本の伝統も大切にしながら暮らしていてすごいなぁ。と感動するばかりでした。
昔も今も、ご縁をいただいた生徒さんのお母さま方はどなたも本当に素敵なお母様ばかりで、メッセージをいただいたり、お話する機会がある度に元気を頂いております。ありがとうございます♪
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日はある日のレッスン風景をご紹介したいなぁと思いブログを書き始めました。タイトルの通りです(笑)毎週レッスンに来てくださるSちゃん。お教室を変わってこられた4年ほど前はお母さまから「前の教室のレッスンではいつも涙が出てしまって楽しくピアノに向かえないです」とご心配されていらっしゃいました。本当に心の優しい繊細な気持ちを持ったSちゃんですが、みるみる力をつけて譜読み力、メロディを大切にする気持ちがぐんぐん伸びています。先日、お母さまから「毎日、積極的にピアノへ向かいます!」とお喜びのメッセージをいただき、レッスンでもニコニコ笑顔でいてくれるSちゃんに、私も沢山幸せをもらっているのですが、最近のレッスンでSちゃんが見せるトキメキの行動!それが
『コンサート曲の楽譜ファイルを弾く前にぎゅっと抱きしめる♡』
というもの。素敵ですね~♪実際は、ファイルがパタパタと閉じないように少し折り目を付ける意味でもあるのですが、譜面台でぎゅーぎゅー押し付ける方法だって考え付くわけですから、この抱きしめる行動はSちゃんの整った暖かい心の反映だな。と感じます。
世界には1回の人生ではとても弾ききれないほどの曲数が存在していて、その中で出会えた曲はやっぱり縁があったのだと思います。そんな1曲1曲を大切に楽譜も大切に出来るSちゃんの姿は素晴らしいですね。難しい曲との対面でイライラ、ムシャクシャする事もあると思いますが、楽譜をぎゅっと抱きしめる時間が持てたら、作曲家さんの気持ちがちょっぴり分かるかもしれないですね♪私もこれからやってみます!みんなも一緒にがんばりましょう♪Sちゃんありがとう♡