愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

レッスンスケジュール変更のお詫び

猛暑が続いていますね。情けない事にリエ先生、日曜の夕方からバタバタと体調が崩れ、月、火、水と連続してレッスンをお休みとさせていただいております。(涙)

弱点のノドから始まり咳もおさまらず、水曜からレッスン再開を計画していましたが声と体力が続かないので断念しました。

レッスン該当の皆様には、ご迷惑おかけして申し訳ありません。早く復帰出来るように心掛けます。お母様方からの優しいお言葉ありがとうございます。

むくむく湧き上がるイメージ力

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毎日暑い!!夏ってこんなに暑かったっけ?と夏好きな私もうろたえる暑さです~。こんなに暑いと外出も覚悟を決めてでないと出来ませんね。夏休み目前にしてこの暑さ、学校までの行き帰りだけでもお子様達の体力は限界。それでも元気にレッスン室に来てくれるみんなの顔はニコニコしていて嬉しい毎日です。

今日はレッスン室のピアノの調律が入っています。午前中にお願いしているので、午後からのレッスンはリフレッシュしたきれいな音が響きますよ♪ レッスンをしているとお母様方から「調律をずっとしていないんです」というお話を聞いたりすることがあるのですが、調律はピアノ上達、音感定着の為にも大切です。定期的にしてくださいね。そして、何よりも大切なピアノがいつまでも良い状態でいる為に!調律は大切ですからね。我が家にも3台のピアノをメンテナンスしてくださる調律師さんが数カ月おきに来て下さり、私の要望に合わせて音の整備をしてくださいます。

この調律の要望、私が中学・高校在学中あたりから出るようになり、当時の調律師さんには色々とピアノに手をかけてもらいました。たとえば・・・「指の力を強く、よいタッチになるように鍵盤を少し重くしてください。」とか「音のヘルツを変えてください」「音色に輝きが出るように」・・・などなど調律師さんだから分かる専門分野に首を突っ込ませて頂いて「里枝ちゃんが望んでいる事はこういう事かな?」なんて共に試行錯誤して音を作っていただいたりしていました。

その後、渡欧もあり調律師さんは色々と変わって今に至りますが、留学中に1カ月ほど里帰りしてまた渡欧したあとにメンテナンスに来て下さった調律師さんは「わぁ!1カ月でこんなに弾き込んだんですね~。全然状態違います」と仰ったそうです。調律師さんのピアノを見る目、聞く耳は特別ですね。すごいです。(実際リサイタルがあったので、その1カ月物凄くよく弾き込みました)

さて、今日のお題はイメージ力!話が始まる前から随分脱線してしまいましたが(汗)戻りましょう!私はいつも演奏に映像がついてくるような演奏をしよう!と生徒さんに言い続けています。メロディから湧き出るイメージの泉はお子様達だけに限らず大人のレッスン生さんの想像力もむくむくと膨らませます。ただ黒丸(音符)を弾いているピアノではなく、黒丸の向こうに広がる秘密の扉を一人ひとりが開ける事に音楽の楽しみはあると思います。

先日のレッスンで、小学校1年生の生徒さんが「おともだち」という曲を弾いてくれました。とってもイキイキ弾けたので「わぁ、楽しいね!いったいどんなお友達と何をしているところなの?」と聞いてみると「○○ちゃんと○○君と○○ちゃんとシーソー!!」と本当に即答で返ってきました。確かにシーソーの動きを思わせるメロディがあります!そして大好きなお友達の名前。演奏をする小さな女の子の頭の中にはしっかりと音楽と映像がリンクしています!「すごいね!!ぴったりだね!本当にシーソーしている様子が先生にも浮かぶよ♪」と二人で盛り上がりました☆☆☆

「いつもその様子を想像して弾いているの?」と聞くと「違うよ、今先生に聞かれてパッと思いついた」との答えが。常に、その映像を頭に描きながら演奏出来る事も素晴らしい事ですが、突然聞かれてすぐに思いつくほどに曲に向き合っている姿にも感動です。音楽の種が芽を出してむくむく育っているなぁ。と本当にうれしいレッスンでした。

弾けるようになるまでには、色々と難関もあります。でも、その中に一コマずつでも音にあう映像を感じられるようなレッスンを進めていきたいなぁ。と思います。子供の頃に弾いた曲は大人になって覚えていないかもしれない。でも、「あんな場面を思いながら弾いた曲があったな」と覚えていてもらえると嬉しいです。

みんな夏の1曲に取り組み初め、お気に入りのメロディで暑さに負けない響きを作っていきましょう♪ちなみに。一足先にリエ先生も夏の1曲で実写版「美女と野獣」のエンディング曲セリーヌディオンの「時は永遠に」をYouTubeにアップしてみました。気を付けた事は、セリーヌの歌、息づかいを出来る限り演奏に組み込んだところです。とにかく大好きな曲なので、練習時間なしで雑ですが楽しみました~♪ 朝の解放感の中で弾いていたのでレッスン室の扉まで空いています(笑)

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歌姫から学ぶ生きた音楽

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毎日暑いですね~。数日前までは突然の豪雨にびっくりさせられていましたが、ここ2日はとにかく暑い!セミの声も聞こえるようになりいよいよ夏本番!となりそうです。夏休みまで1週間♪教室でも、夏休みのお楽しみをお話してくれるレッスン生さんが沢山います。輝く太陽に負けないくらいに笑顔はじける夏を過ごしてくださいね☆

さて、数週間前の話となりますが6月26日東京ドームでセリーヌディオンのライブがありました。私、セリーヌの大ファンなのです!初めてのライブに行ったのが20年前。同じく東京ドームでした。タイタニックで大ヒットの後だったのでチケットは完売。1時間チケットぴあに電話をかけまくってゲットしたチケットを持って東京ドームで見たセリーヌはエネルギーの塊でした。(ステージまでは果てしなく遠く豆粒みたいに小さかったけれど・・)それから10年後、プラハに来たセリーヌのライブにも出かけ、そのパワーが何倍にも膨れ上がったスターのオーラと歌声に主人と酔いしれました。そして、今年!また10年の時を経てセリーヌが来る!と知った時にはもう飛び上がるほどの喜びで早速チケットを入手しました。

超満員のドームで待ちに待ったセリーヌが歌い初めると、普段CDでの歌声に聞きなれている娘が一言

「ママ、CDのメロディと違うよ。」

私→「そう!セリーヌは生きた音楽を歌っているの。今、この瞬間の気持ちがセリーヌの歌に現れるんだよ!だからコンサートは特別なの」

そうなんです。今回のライブではメロディラインを巧みにアレンジさせた、セリーヌの即興的なメロディが本当に沢山出てきました。それだけ歌って歌って歌い続けたから出来る絶妙なアレンジ。それでも音程は狂わない。本当に安心して聞いていられます。「これがプロなんだなぁ。愛をもって歌っているんだなぁ」と思わずにはいられなかったです。

セリーヌの話を始めると止まらなくなるので、ブログを書くのも要注意ですが(笑)

音楽の持つ自由な世界を今回、親子でセリーヌに教えてもらったな。と思います。ピアノ(特にクラシック)の世界は色々と演奏へのルールがあって堅苦しい印象を持ちやすいのですが、演奏者は自由に音楽を楽しんでいなくては始まらないですよね。

色々レッスンで先生に言われて、弾けない場所に苦労して、暗譜の恐怖に悩んで・・・といつの間にかピアノの前で自由に羽ばたく事を忘れてしまいそうになりますが、私たちは楽しむピアノを弾いているのです!楽譜通りの中にも、「今日の気持ちが生み出すスペシャルな演奏」を取り入れる事が生きた音楽である秘訣ではないでしょうか。そのスペシャルに気づけるのは、ほんの少ない人かもしれない。でも、それがまた特別ですよね。「あっ!自由に弾いているな。生きたピアノが鳴っているな」そんな風に感じられる演奏をエンジェルトーンの皆さんが出来るような優しい環境を私も作りだしていきたいと思います。

セリーヌのコンサート、本当に素晴らしくってどこをとっても文句なしでした。変わる事のない歌唱力、ミュージシャンとのピッタリの息、素敵な衣装に20代かと思うスレンダーボディまで完璧でしたよ~。ただ、なんとなく声の中にセリーヌの内面的な疲れを感じて心配になってしまう私って・・・妄想がひどすぎでしょうか?

いつまでも活躍して素晴らしい歌声を聴かせて欲しいと思う反面、ゆっくり休養を取って元気でいてくれればそれでいい。と思う心配性なファンの里枝先生でした☆

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ザ・レッスン!!

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今日は朝からヨガをして頭スッキリな走り出しです!プラハでヨガを始めたのが10年以上前、外国生活に慣れた頃ではありましたが、そうはいっても単身なので物事に物凄く慎重で注意深かった私。神経を使いすぎだったのか?首から肩にかけてバキバキで夜中に息が出来なくなる事があるくらいでした。そんな中で出会ったヨガ。一番初歩の呼吸法から初めて何カ月か経った頃に、呼吸すると首から肩へ新鮮な空気が流れていく感覚を覚えるようになり、その後体の力を自分なりに調整できるようになった気がします。

日本へきて、なかなか気持ちに落ち着きが無い中、ヨガの時間がどんどん短くなり夜に少しポーズを取るだけの日々が続いていましたが、呼吸をしても首から肩へ空気が抜ける感覚がなくなったのを機に、もう一度初心に戻って朝ヨガの時間を再建です(笑)早起きの楽しみが出来ました。

いたるところに均整をとる点は日本人の美徳でもあると思いますが、型にびしっとはまっていないとダメ!と思いすぎると疲れます。特に、芸術においては型にはまっていると表現の楽しみまで行きつけないかもしれません。レッスンにおいても、今日はここまで何が何でもやります!ではなく、その日のお子様の様子や気分に合わせて自由に変化できる、隅々にまで新鮮な空気が行き届くレッスンにしたいと思っています。

そして、先日早速おもしろいレッスンがありました。1年生のお姉ちゃんと年中さんの妹さんとのレッスンでのお話です。妹さんが最近レッスンを始めたので、慣れているお姉ちゃんが一緒に妹さんの時間も過ごしていますが、そんな中で彼女たちの名前がドレミの音階の中に隠れていることに話が進みます。聞いてみると、下にいる二人の弟さんたちの名前もドレミの音階から見つける事が出来る!「すごいねぇ!!ママとパパは素敵な名前を付けてくれたね!」という話から「じゃぁ、みんなの名前をつなげて先生が曲を作ってみるよ!」と即興で4人のお子様の名前をドレミに乗せて弾いてみました。すると、「私、この曲好き~!」と妹さんがとっても嬉しそうに言ってくれました。

「よしっ!じゃぁ、二人はこっちのピアノで○○ちゃんはミの音、○○ちゃんはソの音を弾いて先生のピアノの曲にきれいな飾りをつけてね。素敵に合奏してビデオに録るからあとでママに見てもらおう!」と提案すると、もう大はしゃぎで姉妹が並んでミとソの音にスタンバイしてくれました。

即興に乗せてリズムを合わせながらかわいい姉妹の2音が散らされた1曲には、二人のニコニコの笑い声も乗っかって、特別なビデオが出来上がりました。

 レッスン後にビデオをお母様に送ると、「毎回、先生の伴奏に感動してしまいます☆子供たちがすごく楽しかった!!ってキラキラしながら帰ってきました。ただ譜面通りに弾けばいいわけじゃないんだなと改めて感じます♪ありがとうございました☆」とメッセージがかえってきました♪ 素敵なお母様の言葉に私も感動です。音楽の世界は楽譜からも広がるし、何もないところからも広がる。型にはまらず、今だから楽しめるお1人お1人の時期限定!〚ザ・レッスン☆〛をいつもひらめく事の出来る柔軟さを心にいつも持っていきたいと思います♪

さて!7月に入り、教室では「夏の1曲」の選曲に入り始めました。少し時間に余裕のある夏休み。テキストばかりの練習ではなく、無理のないレベルで楽しく弾ける自分の好きな曲で夏を盛り上げよう!!の時期です。夏の終わりの完成を目指して、弾けたらビデオで皆さんの演奏を残してウェブコンサートです♪ 先生との連弾でもいいですし、テレビや映画の一曲、ディズニーの世界も楽しいですね。もちろんクラシックで素敵な演奏を聴かせてくれるのも楽しみです♪皆さん、レッスン前に弾きたい曲の候補を考えてきてくださいね。

 バラエティー豊かな皆さんの夏の1曲が教室に響く事を期待していますよ~☆

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お母さんは特別!

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7月に入り、暑い日が続いていますね~。無駄に一人暮らし期間だけは長いリエ先生ですが料理は苦手で、ここまで暑いとレシピが何も浮かびません。だれかレシピ教えてください(笑) 気を取り直して!!教室ではクーラーを入れて快適環境の中でピアノに向かえるようにしていますが、生徒さんの体質によって暑い・寒いに差があるようです。冷えすぎたり、まだ暑い・・・という時にはご遠慮なく教えてくださいね。

ここ数日の間に書きたい事は沢山起こりましたが、大事な事から順を追ってブログに綴っていきたいと思います。今日のテーマは「お母様」について。教室には様々な生徒さんが通われます。そしてお子様がピアノレッスンを受けられるように・・・と一番初めにお母様が体験レッスンのお問合せを下さいます。教室に通われるようになると、レッスンへの送迎、お家での練習の声掛けや、一緒に練習など、本当に愛情をかけてお子様を育てられる姿に感動します。

先日も、あるお母様に「新しい曲でも1週間のお家での練習でちゃんと弾けるように練習されて素晴らしいですね。」とお声がけしましたら「初めのうちはいつも親子喧嘩しながらですが、ピアノは絶対やめたくないというほどリエ先生のレッスンが好きなようです」と教えてくださいました。(感激!!)ピアノの練習は簡単な事ばかりではありません。どちらかと言えば、大変な忍耐力を必要とし、毎日継続する根気強さ、集中力、そして音楽に合わせて膨らませる想像力など、小さなお子様が1人で「やるぞ!」と思うには荷が重い所があるのも事実です。この壁をそれぞれのお母様が色々な角度からアプローチされて、お家でのピアノ時間を確保して下さっている事に本当に感謝しております。

お母様の中には「私は全然楽譜が読めないので、子供が続けていけるか不安なのですが」と心配そうに体験レッスンに来て下さったお母様も何人かいらっしゃいます。でも私は、お母様が楽譜が読めないから・・・という事には全く心配をしていません。それは、私がレッスンの中でお子様に伝えていく事の1つですから。お子様と楽譜を通して音の旅に出かけピアノを楽しむ中で出てくるひとかけらが譜読みです。譜読みが音になり、音が世界を作り、作曲家とつながり、聴く人に伝わる。ここまでをレッスンで皆さんと作り上げていきます。だから、お母様がピアノが弾けなくても、楽譜が読めなくてもご心配なさらないでくださいね。

ただ、お家での練習へのきっかけは、お母様のお力が必要です。なぜなら、1週間のうちの40分だけではエンジェルトーンの魔法は続かないのです。(シンデレラと一緒♪)私と一緒の時間に譜読みのトレーニングをしても、他の6日間一度もテキストを開かずにいたら譜読みのポイントはまた頭から消えてしまいます。メロディの流れを歌いながら一緒に弾いても、お家で1度も弾く事がなければ息継ぎすら忘れてしまいます。ピアノ演奏はコツコツと積み上げるから出来上がる芸術なのです。お子様が伸び伸びと楽しむピアノであるために、「今日もピアノの音が聞きたいなぁ。やっぱり○○ちゃんが弾いてくれるピアノの音がママは一番好きだから」と一言お子様がピアノににっこり向かえる環境作りをお願いしたいです。

以前、練習時間がお家で全く取れていないお子様のお母様に、「レッスンへのお声がけをお願いします♪」とレッスン後のお迎えの際にお願いしてみた所、とても迷惑そうに「私は忙しくて時間がありません。仕事もしていますから子供の練習なんて見られません」という返答が返ってきて驚いた事がありました。お忙しいお母様のお気持ちは十分分かります。本当に、母親業って大忙しですよね。でも私がお願いしたいのはお子様がピアノへ楽しく向かえるようなお声がけや興味を示すことです。まさかまさか、サッカーの試合のごとくピッタリお子様に張り付いてレッスンしてください!とは言っていませんからね。(笑)「あ、新しい曲になったんだね~、テキストも随分進んでる~」なんていう会話でお子様をピアノに向かわせてあげてほしいのです。お子様は、大好きなお母様に聴いてもらいたくて、がんばってキレイな演奏を目指せます。

みんな持っている時間は一緒。24時間です。お仕事をしているから時間がない、お家で過ごすお母様だから時間がある。というわけではないと思います。小さなお子様ではないのですから、今の自分の生活を決めたのは自分自身。忙しい時の中でもお子様のピアノを聞きながら笑顔でお料理を作るようなピアノとの接し方を見つけていただきたいなぁ。と思います。

なぜなら・・・レッスンではお子様達がよくお母様の話題をしてくださるんですよ。「いつもね、ピアノの練習が終わるとママと一緒にピアノのお片付けをするんだよ。私が蓋をしめて、お母さんがピアノを磨いてくれるの。」とか「お母さんがね、ここの音がちょっと違うって教えてくれたよ」「母ちゃんがここだけの練習すると良いよって教えてくれた」などなど、本当にお母様ってスーパーウーマン!!お子様はちゃんとお母様の声を胸に止めて、その姿を大切に見ているんですよね。

時に厳しく、大きな愛情で包まれているお子様達は本当に幸せです。私はそんな幸せなお子様達に生きた音のエッセンスを加えられる存在でいられるよう、今日もニコニコがんばります♪

素敵なお母様方!がんばりましょう!!そして、いつも本当にありがとうございます☆

 

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電子ピアノの新しい旅立ち

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梅雨らしい少しどんより雲の日が続いています。そんな中でもピアノレッスンにお越しくださる皆さんは、小さな3歳のお子様から大人の方までいつも目標を持って輝く人ばかり。沢山のパワーがレッスン室で火花(音花?)を散らしています☆

最近、何人かのお母様より「里枝先生のおかげで子供が変わってきました」「ピアノの音が好きになりました」「今までの先生ではレッスン楽しかったなんて言わなかったけど、里枝先生に変わり、今日もレッスン楽しかったよと言うようになりました」と嬉しいお言葉を頂き皆さんと音楽を通してしっかり「天使の音仲間」になれていることを嬉しく幸せに思います。

さて、前回電子ピアノから本物のピアノへ買い替えをされた生徒さんのお話を少し書きましたが、今回は電子ピアノの新たな出発のお話です。

我が家には私が大学在学中、横浜で生活していた時に夜間でも指慣らしが出来るようにと持っていた電子ピアノ(ヤマハクラビノーバ)がありました。大学生活が終わり実家に戻ったクラビノーバを、ここ数年私のレッスン中に子供たちが弾いていましたが、だんだんと弾く曲が難しくなるにつれ電子ピアノでの練習では追いつかないなぁ~・・・と思い、クラビノーバを手放すことにしました。

私の大学時代のクラビノーバなど、もう下取りなどにも対応してもらえず引き取ってもらうとなると、処分するために費用を支払わないといけないとの事でしたので「どうしたものか?」と検索すると・・・【不要になった電子ピアノを無料でお引き取りします】というサイトが何件か見つかりました。びっくりして先を読み進めると、「ピアノ取扱40年の弊社が自社工場でメンテナンスして、海外の子供たちにお届けしています」とありました。すごいですね。こんな風に電子ピアノも他の国の子供たちの喜びとして再出発の道が残されていたなんて!!早速、我が家のクラビノーバの品番をお伝えして対応していただけるか聞いてみたところ、数日後には引き取りに来て下さいました。

我が家の電子ピアノは、第2のピアノ生を奏でる為に我が家から世界へと巣立っていきました。エンジェルトーンを世界に届けておくれ~♪ありがとう~♪

そして、クラビノーバの後継として我が家に昨日アップライトピアノを入れました。前回のブログでチラッとご紹介したビビッと感じたピアノです。とにかく音の響きがアップライトとは思えないほど良い事、音色、構造共にとても気に入り、生涯使える子供たちへの超ビッグプレゼントと思い切って決めました。

というのも、「これだ!!」と惚れこむピアノに出会える事ってなかなか無いものなのです。もちろんコンサートグランドのようなランクがとても上のピアノはまた違いますが、お家に入れるサイズのグランドピアノやアップライトなどは、どれも平均的でキラッと光る音色を見つけるのが難しい。大きな買い物で2日ほど考えましたが、なんとなく運命を感じて迎え入れる事にしました。(清水の舞台から飛び降りました!!)新たな仲間が加わり、ピアノさんはまだ新しい場所で少し音色も浮つき気味ですが、しばらくすると落ち着いてくるかな。と楽しみなところです。

「ピアノはピアニストにとっての武器」だそうです。良いピアノで練習することが上達の第一歩。その為に日々楽器も磨き、腕も磨いていこう!と気持ち新たに3台のピアノを磨く里枝先生です♪

今日の写真は先日ふらりと立ち寄った祖母のお墓参りでお寺に咲いていた蓮のお花。とってもきれいで心が安らぎました♪

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ピアノを選ぶ

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少しづつ雨の多い季節になってきましたね。レッスン室からは和風のお庭がよく見えますが、緑がぐんぐん鮮やかに伸びているような気がします。植物には嬉しい季節かもしれませんね。

先ごろ、「ピアノを買ったよ」という大ニュースをお二人から聞きました!それまでは電子ピアノでお家の練習をしていたレッスン生のお二人。頑張ってピアノに向かったお子様への大きな大きなプレゼントですよね。

1人はグランドピアノ。もう1人はアップライトピアノをご購入されたそうです。このニュースは私にとっても、嬉しいニュースです☆ピアノが運ばれる前の週には「今度の日曜日にピアノが来るんだよ!!」とドキドキとピアノを待つ生徒さんの声を聞き、次のレッスンでは「ピアノが来たよ~!すごいきれいな音!ひきやす~い!!」と感激している生徒さんの声。こっちまでウキウキしちゃいます♪

電子ピアノで練習されるお家が多い中、ピアノをご購入される事はご両親にとっても1大決心だと思います。「本当に大切に弾き続けてくれるだろうか?」「上達するだろうか?」考えだしたら不安にかられますね~。ピアノの値段に比べたら、子供たちに人気のゲーム機など比較になりません。ご購入に踏み切られたご両親の決断に心からの大拍手を送ります。そして、ピアノを手にしたお子様達には・・・ピアノを一生の友として過ごしてもらえるような音楽を伝えていきます!!

音楽と共にある。ピアノを見ればフッと弾いてみたくなる。そんなピアノとの付き合いを生涯続けていってもらいたいです。

以前にも書いたかもしれませんが、私がピアノを始めたのは3歳。両親はアップライトピアノを購入してピアノ教室へ連れていってくれました。それから時がたち小学校の低学年の頃、両親は「グランドピアノを買ってあげようか?」と尋ねてくれました。とても欲しかったです。あのとてつもなく大きく立派なピアノは特別でした。でも、その時の私は「買って!」と言えなかった。それくらいグランドピアノには威厳がありすぎました。私には早い。と思ったのでしょうね(小心者)。その後、小学4年生にて両親がもう一度「グランドピアノを買ってあげようか?」と尋ねてくれた時に私はついに「買ってほしい」とお願いしたのでした。このピアノ、私の宝物です。時には泣きながら、指から血を出しながら、怒りながら、笑いながら、最高の喜びの中でも弾いてきたピアノです。長く海外にいて弾けなかった時にも、このピアノは私の支えでした。生涯、私の側にいて欲しいピアノです。

新しいピアノを手にした生徒さんが、同じようにピアノを友として大切に弾き、心の休息を見出してくれる事をずっと願っています☆☆☆

そんな皆さんのお話に影響されたわけではないのですが、昨日私は楽器店にて販売中のピアノを何台か弾いてきました。プラハでは自分や生徒さんのピアノ選びのお手伝いでピアノの試弾に何度か行った事がありましたが、日本では初めてでした。というのも、今ある教室のグランドピアノは工場から直納で来たのか?家に来るまで弾いていなかったのです。不思議。

今回、5台のピアノを弾いてみてビビッときたピアノは1台のみ。お店の方のお話では大量の中古ピアノのほとんどは、海外へ出してしまうそうですがその中で厳選した状態のよい数台のみを店舗に置いて販売されるそうです。気に入った1台に向かって「このピアノは良いですね~」とおもわず言うと「そう言っていただけると嬉しいです!ピアノを購入される方のほとんどは試弾されても、あまり分からない方なので・・・」とポロリ本音が出ていました(笑)

人それぞれの好みや性格が違うように、ピアノにも1台ごとに違いがある。それを分かりあって演奏につなげられる事が本物のピアノの良さです。電子ピアノではどうしても越えられない壁です。一生の宝物になるピアノ選びなので、音選びに迷われる場合には私も出来るだけ力になれると良いなぁ、と思います。いつでもお声がけくださいね。

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