愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

歌姫から学ぶ生きた音楽

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毎日暑いですね~。数日前までは突然の豪雨にびっくりさせられていましたが、ここ2日はとにかく暑い!セミの声も聞こえるようになりいよいよ夏本番!となりそうです。夏休みまで1週間♪教室でも、夏休みのお楽しみをお話してくれるレッスン生さんが沢山います。輝く太陽に負けないくらいに笑顔はじける夏を過ごしてくださいね☆

さて、数週間前の話となりますが6月26日東京ドームでセリーヌディオンのライブがありました。私、セリーヌの大ファンなのです!初めてのライブに行ったのが20年前。同じく東京ドームでした。タイタニックで大ヒットの後だったのでチケットは完売。1時間チケットぴあに電話をかけまくってゲットしたチケットを持って東京ドームで見たセリーヌはエネルギーの塊でした。(ステージまでは果てしなく遠く豆粒みたいに小さかったけれど・・)それから10年後、プラハに来たセリーヌのライブにも出かけ、そのパワーが何倍にも膨れ上がったスターのオーラと歌声に主人と酔いしれました。そして、今年!また10年の時を経てセリーヌが来る!と知った時にはもう飛び上がるほどの喜びで早速チケットを入手しました。

超満員のドームで待ちに待ったセリーヌが歌い初めると、普段CDでの歌声に聞きなれている娘が一言

「ママ、CDのメロディと違うよ。」

私→「そう!セリーヌは生きた音楽を歌っているの。今、この瞬間の気持ちがセリーヌの歌に現れるんだよ!だからコンサートは特別なの」

そうなんです。今回のライブではメロディラインを巧みにアレンジさせた、セリーヌの即興的なメロディが本当に沢山出てきました。それだけ歌って歌って歌い続けたから出来る絶妙なアレンジ。それでも音程は狂わない。本当に安心して聞いていられます。「これがプロなんだなぁ。愛をもって歌っているんだなぁ」と思わずにはいられなかったです。

セリーヌの話を始めると止まらなくなるので、ブログを書くのも要注意ですが(笑)

音楽の持つ自由な世界を今回、親子でセリーヌに教えてもらったな。と思います。ピアノ(特にクラシック)の世界は色々と演奏へのルールがあって堅苦しい印象を持ちやすいのですが、演奏者は自由に音楽を楽しんでいなくては始まらないですよね。

色々レッスンで先生に言われて、弾けない場所に苦労して、暗譜の恐怖に悩んで・・・といつの間にかピアノの前で自由に羽ばたく事を忘れてしまいそうになりますが、私たちは楽しむピアノを弾いているのです!楽譜通りの中にも、「今日の気持ちが生み出すスペシャルな演奏」を取り入れる事が生きた音楽である秘訣ではないでしょうか。そのスペシャルに気づけるのは、ほんの少ない人かもしれない。でも、それがまた特別ですよね。「あっ!自由に弾いているな。生きたピアノが鳴っているな」そんな風に感じられる演奏をエンジェルトーンの皆さんが出来るような優しい環境を私も作りだしていきたいと思います。

セリーヌのコンサート、本当に素晴らしくってどこをとっても文句なしでした。変わる事のない歌唱力、ミュージシャンとのピッタリの息、素敵な衣装に20代かと思うスレンダーボディまで完璧でしたよ~。ただ、なんとなく声の中にセリーヌの内面的な疲れを感じて心配になってしまう私って・・・妄想がひどすぎでしょうか?

いつまでも活躍して素晴らしい歌声を聴かせて欲しいと思う反面、ゆっくり休養を取って元気でいてくれればそれでいい。と思う心配性なファンの里枝先生でした☆

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