愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

コンサートカードより~最終編 皆様からのご意見~

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あっという間に6月ですね。小学生の皆さんからプールの話が聞こえてくるのもそろそろです。日差しの強さが気になり始めましたが、暑い夏が待ち遠しい♪そんな日々ですね。

さて、今回は前回の続き。保護者の皆様からいただいたご意見をまずご紹介させていただきます♪お母様方からは、本当に沢山の暖かいご感想をいただきまして、心の支えになります。嬉しい言葉のシャワーを浴びてやる気も元気もモリモリです~☆☆☆ありがとうございました。

さて、そんな中からご提案をいただいておりますのでこちらでご紹介します。

1 聴く姿勢・コンサート時間について

【子供たちには聴く姿勢をもう少し学んでほしいと思いました】

【初年度は規模も小さかった為弟を連れていくことも出来ましたが、今年ほど出演者が多いと下の子の声が大きく何度も他のご家族から注意を受ける始末でした。ビデオを撮っている方も多く、結局外に出しましたが迷惑になってしまいます】

【小さい子供がいる家はどこも落ち着いて見る事が出来ませんでした。他のお客様の迷惑になってしまうので、時間を分けたりもう少し短い時間だと気が楽です。】

会場での聴く姿勢に関しては、実は第1回の時からご意見をいただいておりました。【プログラムに演奏中は静かに・・・と書いてあるのにバタバタとうるさかったので演奏している子供が気が散ってしまわないかハラハラしました】というようなご心配の声です。演奏を見守る正直なお気持ちでよく分かります。

また、小さなお子様をお連れのお母様・お父様は周りへの迷惑を感じて演奏会を楽しむどころではないというお気持ちも簡単に想像できます。

私の願いとしては、教室の皆さんがお互いの演奏を楽しみに聴きあって、それを新たな刺激・目標として進めてもらいたいと思うので、コンサート自体を分割してしまうという事については少し躊躇してしまいます。

短い時間で終わらすために、デュオ・ソロと2回あった出番を1回にしてしまう。オープニングチャイム隊・講師の演奏カット。演奏者へのコメントカット。休憩時間の縮小。花束を無くす。。。う~ん。なんだかコンサートの楽しみと華やかさがかけてしまうような。。。

今、思いつく対策としては「小さいお子様がご一緒のご家族用に会館の1室を追加でお借りしてお子様と一緒に休憩できるお部屋を用意するという案です。」コンサート会場の様子をご視聴いただけるお部屋があるかどうかは分かりませんが、落ち着いた和室が1つあれば、お子様と一緒に休憩されることも可能かな?と思いました。

2 お花について

こちらは今回初めて出演されたお母様お二人からのご意見でしたが

【演奏後、花などのプレゼントをあんなにみんなが用意していると思っていなくて驚きました。最後に花をくれるのなら演奏後に渡してあげたらよいのに、と思いました。人手がいることと思いますが舞台で何もないと可哀想です。うちのように地元じゃないと知り合いもいないので】

【ソロの時に舞台で花を渡すのは、やめた方がいいと思います】

このご意見を受けて、初めにお知らせしておきたい事は集合写真撮影終了後にお渡しした小さな花束は今回より始めた新たな試みでした。こちらの花束は会場入り口を華やかに飾ってくれていたスタンド花達です。第1回のまだ出演者が少ない頃・・・コンサート予算に四苦八苦している私を見かねて両親が入り口のスタンド花を出してくれたのが始まりです(汗)。それから回を重ね、出演者も増えてお花の事まで考える余裕が出てきた所でお花屋さんに直接お願いに行き終演後に皆さんにお花をお持ちいただけるような新しいスタイルでのスタンド花を用意いたしました。なので、お渡しするお花は風船と一緒のあのタイミングになっています。

そして、演奏後にいただくお花について。こちらに関しても第1回にさかのぼりますが私は子供たちのステージ上でのお花の事など全く頭から抜けていました。そして実際コンサートが始まってみると、小さなお子様達へお客様や保護者の皆様が自主的にご用意されて演奏を終えたピアニストへお渡しになられたのが始まりです。

初めてこれを見た時、「素敵だゎ!!」と思いました。(私は子供に用意していなかったのですが・・・笑)緊張して弾き終え、ホッとした子供たちのお顔が、お友達やお母様からのお花でパッと喜びに変わる瞬間を見ると、「これもステージの力だな」と思うのです。私は何度も演奏会を経験してきましたが、一番うれしいプレゼントのタイミングはステージだと思います。中学の時に記念演奏会で自分の演奏後に沢山のお友達がステージまでお花を持ってきてくれて本当に感激しました。その喜びは今も鮮明です。そして、プラハでのソロやコンチェルトでのコンサート。ここでも、生徒さんやコンサート主催者の方が拍手の中花束をステージまで持ってきてくれました。その間の高校生、大学生の間の演奏会ではいつもお花は会場入り口で預かり形式でしたので、楽屋に届いたり、帰り際に渡されたりするのですがもうステージでの興奮状態から解放されているので感覚が少し違います。プレゼントしてくださった方に会えないままという事もあります。もちろん嬉しい事に変わりはありませんが、お友達やご家族がせっかくご用意されているプレゼントやお花ならお子様が一番うれしいタイミングでお渡しいただいて良い思い出にしていただきたい。と思いソロ演奏と限ってお渡しいただいております。

市外からレッスンにお越しくださる生徒さんもいらっしゃいますので「うちには知り合いがいないから、他のお子さんの花の受け渡しも無しに。」というご意見は少し残念です。

ただ、「頑張ったお祝いはコンサート後のお食事会で♪」などご家庭によりお子様へのお楽しみは様々だと思いますのでそれぞれの形でコンサートを楽しんでいただけると良いなぁと思います。

本当に大切な事は、演奏を大切に聴いていっぱいの拍手で応えることで伝わります。ステージから見る客席はとても広いのですが、お子様はその中でちゃんとご家族を見つけます。間違いないと思います。私の父は今回一番後ろの席に座っていましたが、それでもちゃんと私は父親の位置を把握していました。だから、演奏後のお子様にニコニコの笑顔で「すごいぞ!!」といわんばかりの拍手が出来たらそれが一番なのです。めいっぱいの愛情で伝えてください。

3 コンサートスタッフについて

【今回はステージ裏でスタッフのかたが面倒を見てくださったので、ホールで我が子の演奏を聴く事が出来嬉しかったです。】

【年々生徒さんも増え先生のご苦労が多い事かと思います。プログラムの作成や印刷、その他「お手伝いママ隊」を募集されてみてはいかがですか?】

ありがとうございます。毎回コンサートスタッフとして姪っ子3人にお願いしていたのですが今回は、兄ファミリー総動員でビデオから会場設営、舞台袖チェック、マイクアナウンス、受付等お願いしました。結果、小さなお子様も舞台袖でお母様なしで出番を待つ事が出来ました。7つ違いで子供の頃から優しい優しい兄。義姉、姪っ子達には感謝あるのみです。そして、私のご心配をしてくださるお母様のお言葉にも感謝です。要領が悪い私をいつも助けてくださるお母様方。とても心強いです。お助けが必要な時にはどうぞよろしくお願いいたします♪

以上が、ご意見としていただいたもの+私の考えです。ブログを読まれて「こういう方法はどうですか?」などありましたらレッスンノートでも構いませんのでご記入ください。これでコンサートもひと段落です。ありがとうございました!また次回に向けて頑張ります♪

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コンサートカードより~保護者の皆様編~

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前回のブログから1週間が経過してしまいました。この間に何度か保護者の皆様編について書き始めたのですが、素敵な暖かいお言葉に感動する思いの中、お母様方からいただいたご提案を自分の中でどのように整理してお伝えするのがよいか?と考えがまとまらず書いては消し、書いては消し・・・で1週間が過ぎてしまいました。

ただ、本当にありがたいと思う事は生徒さんのお母さま皆様が教室の方針にご理解くださり、ピアノをただの習い事というよりは「人間性を高める為に」「心を豊かにするために」というお気持ちで教室へお子様方を送り出してくださることです。

確かに、「ピアノをやっている子は頭が良い」というのは頻繁に耳にしますし、実際に先日恩師に御礼を兼ねてお昼をご一緒した時「先生、ピアノを弾いている子は頭が良いっていうのはやっぱり本当だと思いますか?」と尋ねてみましたら、即答で「そうよ。それは間違いないわね。ピアノをしている子は家でやらなきゃいけない事を分かっているからよ」と返ってきました。今までに相当な数のレッスンをこなしてこられた先生がおっしゃるのですから、やっぱりそうだと思います。先生とお話していると、色々な生徒さんのお話が出てきますが、塾に行く事なく有名大学へ入学した生徒さん、お医者様として活躍されている生徒さん、ウィーンで演奏活動をされていたり、経営者、イギリス留学・・・などなどもう凄い事になっています。

そんな具合にピアノという習い事は確かに利点もたっぷりです。でも、それよりもお母様方は「お子様方が楽しんでピアノへ向かう様子、音楽の世界の中でのびのびと想像を膨らませる心」をレッスンに通う一番の目的としてレッスンにお越しくださる。感謝しております☆☆☆

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題の保護者様のお声をコンサートカードよりピックアップしてみます。カードを見ていると、ステージに出るお子様をドキドキの思いで見守られた様子が伝わってきて、家族で乗り越えたステージだったなぁ。とつくづく感じます。それでは、第1問よりご紹介いたします♪

1 コンサートはいかがでしたか

【すごく見応えがあり感動的でした。普段の練習を大きな会場で発表出来、子供にとって世界が大きく広がった日になったのではないかと思います。】【子供たちの一生懸命な姿、あたたかい会場の雰囲気。素敵でした】【演奏する人数が増えてもアットホームな感じがよかったです】【チェコの曲がたびたび盛り込まれていてそんな雰囲気に包まれるたびにチェコの魅力を感じました。音楽ってすごいですね。いつもとは違うコンサートでまたよかったです】【満点!次も発表会出るぞ!と思える。もっと弾きたくなる】【オープニングのトーンチャイムにはじまり、素敵な時間でした。曲の紹介などのアナウンスにも心が込められていて嬉しくなりました。昨年拝見したお友達の成長ぶりなど、心があたたまるコンサートでした】【子供の1年の成長が感じられ、また普段聴く事のできないレッスン生の皆さんの演奏が聴けたことはとても良い刺激になりました】【小さい子から大人のお姉さままで沢山の演奏を聴きましたが楽しくてあっという間でした。準備を含め、長い時間お疲れさまでした】【先生のお人柄のように、とても和やかな雰囲気のすてきなコンサートでした】

中にはリハーサルについてこんなご意見も【リハーサルもほぼ時間通りで自宅でゆっくり昼食を取れました。楽しく拝見出来ました】←ありがとうございます。前回、リハーサル時間についてご指摘ありましたので、今回かなり頑張りました!

2 お子様の演奏やステージでの様子はいかがでしたか

【連弾で思い通りに弾けなかった悔しさとソロで思い通りに弾けた嬉しさ両方を味わう事が出来ました。ものすごく緊張してました】【私が目の前で見ていたので恥ずかしくてニヤニヤしていたりミスもありましたがそれもまたいい思い出になると思います】【連弾でミスをして自信を無くしてしまったようですが、ソロは気持ちを切り替えて楽しめたようです】【普段見ない顔が見れ新鮮でした。でも演奏は普段通りできてたと思います。≪うまくなった≫と周りからも言われました】【とても緊張していて、間違ってしまった所もありましたがお辞儀が素敵な子、演奏が素敵な子・・・と見つけて自分も頑張ろうと思っていたようです】【少し緊張していたようですが今までの練習の成果があり一生懸命弾いているなと思いました】【緊張していましたが楽しかったと言っていたのでよかったです。本当は出るか出ないかで相当迷いました】【本番前まではミスが多く大丈夫かな?と心配してましたが練習よりもしっかり弾ききる事が出来て正直ビックリしました。成長を感じられました】

お子様の演奏を聴いてこんな感想も【もっと娘に寄り添って家での練習をみてあげれば良かったな・・・と反省点はありますが本番一生懸命に弾く姿に感動しました】←立派なお母様ですね♪

ドレミファレッスンのお母様からは【初舞台。思っていたより堂々と落ち着いていた気がします。すごく感動しました!楽譜ありますか?】←ドレミファレッスン生の皆さんの曲は教室オリジナルなので弾くパートだけを私の手書きでお渡しして、私の伴奏楽譜は頭の中。本番突然忘れるといけないので、メモ書きでさわりだけ書いてあるだけでした。でも、ドレミファレッスンの色々なメロディと一人ひとりのコンサート曲は楽譜と音で残しておきたいと考えています。いずれ、お渡し出来るといいな。そして、レコーディングの際にはまたお声がけしますね。

3 心に残った演奏・努力が感じられた演奏を教えてください

こちらには沢山の感動した演奏があげられました。今年も沢山のお客様をとりこにした大河のメロディを演奏したYちゃん。小さな体で力強い音をノリノリで聞かせてくれたA君、ジャズのリズムに対する努力が伝わる演奏をしたS君、1年でぐっと成長を感じさせてくれたMちゃん、柔らかい音色がきれいだったTちゃん、お友達デュオがかわいかったA ちゃんとRちゃん。また高校生以上の演奏力に皆さん感激されていらっしゃいました。(リエ先生の演奏♪というありがたいお言葉も。ありがとうございます)

そして山口県から来てくれたRちゃんの演奏が印象に残ったお母様方が多かった事も嬉しいですね。【姿も演奏も女性らしくなられて思いがとても込められた演奏が印象的でした。なんがかとっても寂しくなりました】【Rさん素敵でした】【とても丁寧で心がこもった演奏でした。お別れがとても残念です】中にはお子様にご用意したプレゼントをRちゃんに渡したい!とお感じになられるほどに大切に聴いてくださったお母様もいらっしゃいました。いずれまた、ご一緒出来る機会があると嬉しいですね。

長くなってしまったので一度ここで区切りますね。次回は保護者の皆様からのご意見です。

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コンサートカードより~小学4年生以上編~

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学校行事も落ち着き、少し私も普段の生活に余裕が出てきたこの頃です。私のもとで初めのドからピアノを始めたレッスン生の皆さんは、新しいテキストへ移行の時期へと力をつけて、ステップアップの時期となってきました。日々様々なテキストを比べながら「○○ちゃんにはこっちを勧めるのがいいかな?」など考える日々です。

小さい頃に私も弾いた曲集へと進んでいく生徒さんを、無理なく楽しく上達へと導くため、今年後半の目標は「家にあるテキストを片っ端から弾いて把握しておくこと」に決めました。伸び伸びとした気持ちの中でピアノを楽しんでもらうために、しっかりお勉強しておかなくてはいけませんね。

さて、今日はコンサートカード第3弾!4年生から大学2年生の皆さんの言葉です。

1 楽しくコンサートを終えられましたか?

「はい」「楽しく終えられた」「楽しかったです」「前回よりも緊張せずに弾けた」「初めは緊張したけど楽しく終えられました。」

2 自分の演奏に満足できましたか?

「まあまあ満足」「満足は出来たけどまだまだ上手になれるなと思いました」「ソロの方は止まってしまった所があり、あまり満足できなかった」「はい」「練習より上手く出来ました」「連弾は満足できたけど、ソロはあまり満足できなかった」

3 次の目標を教えてください

「1つ1つの曲を通して少しずつ今よりレベルアップすることです」「緊張せずに弾く」「難しい曲にチャレンジしたいです。間違えずに1つ1つ丁寧に弾きたいです」「その曲はどんな風に弾いたら良いのか、考えながら弾きたいです」「クラシックを弾きたいです」「ノーミスで弾ききる」「コンクールで優勝することです」「毎日練習をがんばる」

4 リエ先生に一言メッセージ

「がんばります」「素敵な演奏をありがとうございます。いつか先生みたいになりたいです」「もっと練習して色々な曲が弾けるようにがんばりたい」「毎年みんなの成長を見るのが楽しいです」「レッスンの時に色々教えてくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします」「いつもきちんとピアノを教えてくださりありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします!ヨロシク☆」「一人ひとりが一生懸命に発表曲を練習するのはもちろんですが、先生が発表会にむけ色々な準備をしてくださったからこその素敵な舞台だったと思います。本当にありがとうございました。」

以上のような深い答えが返ってきましたよ。

年齢が上がるにつれ、明確な目標に繋がっていたり、メッセージに盛り込まれていたように感じます。今回は、受験勉強の中もピアノを頑張り、見事志望校へ合格を果たしてコンサートに出演してくれた子や、春にお引越しをされて山口県からコンサートのために家族で犬山まで来てくれた中学生の子、忙しい大学での実習をこなしながらもコンサートを楽しみに頑張ってくれた子など、それぞれのドラマが心に残る上級生メンバーでした。どの演奏も気持ちの入りようが違いましたね。

次へ向けて、また出演したい!と思ってくださる皆さんがいっぱいで、本当にうれしいです。山口へお引越しされたRちゃんは、「ピアノがもっと好きになりました。引越しても続けていきます」とコンサート最後にお母様とお話をしてくださり、一緒にお写真を撮る事が出来て、感激しました。私の元にレッスンに来てくれたのは5年生の頃。自分で教室のホームページを見つけて「ここに行きたい」とお母様にお願いされたそうです。今教室に通ってくださる皆さんも、沢山の方がホームページやブログから興味をお持ちいただきご縁を頂いております。素敵な皆様とのご縁に感謝をしております。

これからも楽しい教室&’コンサートで皆様との時間を過ごしていきたいと思います♪

さぁ次回はついに保護者の皆様からのコンサートカードです。お楽しみに☆

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コンサートカードより~小学1~3年生編~

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徐々に夏へと向かうこの頃、日差しがだいぶ厳しくなってきましたね。教室では、扇風機が回り始めました。冷房を入れるには少し早いかな?というところで扇風機を入れてみたところ、みんな風を感じながら爽やかに弾けています♪

さて、今回はコンサートカード小学校低学年の皆さんの声をご紹介しますね。小学校に入ると、自筆で記入している生徒さんが大半を占めるようになり、成長を感じます。さぁ、どんな声が聞こえてくるかな???

1 楽しくコンサートを終えられましたか?

「はい!!」「少し緊張したけど楽しかったです」「2回目だったので余裕があって楽しかった」「楽しかったです」「緊張して疲れた」「ちゃんと弾けたから楽しかった」

2 自分の演奏に満足できましたか?

「出来ました」「ちょっと間違えたけど今までより上手だった」「間違えて残念」「間違えないで弾きたかった」「上手に弾けたと思います」「普通です。ちょっと間違えた所が残念でした」「3回間違えちゃった」「がんばってひけました」「もちろん!!」

3 次のピアノの目標を教えてください

「失敗しない」「これからもピアノを続けてトロフィを取ることです」「プリンセスの曲を弾いてみたいです」「前よりもっと頑張りたいです」「アナと雪の女王を弾きたいです」「A君みたいに弾きたい」「ドラえもんを弾いてみたい」「誰よりも一番上手になりたいです」「ミスなく弾きたい」「もっともっと上手になる」「楽譜を沢山覚えたい」「世界一ピアノが上手くなりたいです。

4 リエ先生にひとことメッセージ

「先生のピアノすごく上手でした。これからもよろしくお願いします。「いつも教えてくれてありがとう」「先生ピアノ弾くの上手。ステキ」「次のコンサートもがんばるね」「ピアノ発表会準備ありがとうございました」「先生の演奏がすごかったです。いつも教えてくれてありがとうございます。」「いつも先生やさしいから大好き」「色んな曲を教えてくれてありがとう」「これからも難しい曲や色々な曲教えてね」

 

というような感想、メッセージをいただきました。まずは、コンサート自体を皆さんが楽しく終えられた事に一安心ですが、2番目の質問では失敗に関してかなり厳しく自分を採点している様子も感じられますね。長く弾き続けた曲だけに、失敗なく弾きたかったという気持ちが一番に出てきてしまった結果だとは思いますが、それでも皆さん最後まで曲を弾ききっています。途中でパニックになる事なく演奏をしっかり終えた事が一番です。お家の方からも「ステージでの音はとてもきれいに響いていたよ」など失敗だけが判断基準にならないようなお声がけをしてあげてくださいね。

でも、子供さんたちはやっぱり心が強い!3番目の質問では前向きワードがびっしりと揃ってきました♪失敗を恐れて下向きになるのではなく、ピアノへ向かってもっと上手になる!という目標を胸に次のステージを目指す皆さんの姿はコンサート後のレッスンの様子からもよ~く伝わってきます☆皆さんがワクワクするような楽しい曲を沢山先生も見つけておきますね☆素敵なメッセージをありがとうございました♪

次回は4年生以上の皆さんのコンサートカードです♪

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コンサートカードより~幼児編~

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毎日、気持ち良いお天気ですね。私は夏生まれの太陽大好き人間なので、夏に向けてムクムクと元気が湧いてきます!最近子供と外を歩いたりお庭で遊んでいたりすると、よく見かけるのがモンシロチョウ。ヒラヒラとお花の周りを飛ぶ姿が可愛いですね。チョウチョと言えば・・・

昨年、夏にロシアで滞在したとき家族で森の中をお散歩した時の話です。そこでも沢山の虫を見ました。見かけは同じ白いチョウチョのはずなのに、なぜかロシアの白い蝶は、羽の動かし具合がとてもエレガント!リズムと風を感じる飛び方というか、ビックリするほどオシャレだった事に感動しました。日本にも「ちょうちょ」の童謡がありますが、ヨーロッパの作曲家もチョウチョをテーマに曲を残しています。「彼らが見ていた蝶々はこれだったのか!」と思うと、何だか納得がいくような気すらしました。

他にも、殻の形がモダンスタイルなミニカタツムリがいたり(笑)テレビを見ていると怖い害虫ばかりが世界に生息しているような気すらしてきますが、愛らしく音楽の発想を広げてくれるかわいい虫たちもいるんですね☆

ドレミファレッスンのレッスンで使う歌や、今回のコンサートでドレミファレッスン生の皆さんが弾いてくださった曲は全てそんな新鮮な発見をしたロシアで書いてきたものです。発見は想像へそして音へと繋がっているようです。近い未来、レッスン生の皆さんが成長されて世界へ羽ばたく時にはどんな発見が待っているのでしょう。楽しみですね。

さて、今回からコンサート後に提出していただいたコンサートカードの皆さんの言葉を紹介していきたいと思います。まず第1回は、小さな幼児の皆さんからの素直な言葉を集めてみました。

1 楽しくコンサートを終えられましたか?

「楽しかった」「また出たい」「またやりたいです」「お友達も見に来てくれてとても楽しく気持ちよく弾けました」

♪初ステージの子が多い中、皆さんとても楽しく終えられた様子で、次回への意気込みも感じられる言葉が多かった事が嬉しかったです

2 自分の演奏に満足できましたか?

「満足できました!100点」「間違えてしまったので100点ではないですが、それがなければ満足でした」「大成功です」「ちょっとまちがえちゃった」

♪ここで驚いた事は、ちゃんと自分の演奏を覚えているところ。後日のレッスンで「コンサートでここの場所間違えちゃった」と教えてくれる子もいるくらい、しっかり自分の演奏をチェック出来ているのには感心しました。でも、皆さん満足という言葉が沢山出ていてよかったです

3 次のピアノの目標を教えてください

「両手で弾く」「いっぱい練習して上手になる。」「小さな世界が弾きたい」「アナと雪の女王が弾けるようになりたいです」「今年弾いた曲より難しい曲に挑戦したいです」「ドラえもんの曲を弾きたいです」「ウルトラマン太郎と銀河」

♪みんな目標がとても明確です!!曲名で示したり、両手!という奏法で示したり、向上心がいっぱいで楽しみです~!

4 リエ先生に一言メッセージ

「楽しく弾けてよかったです」「ピアノが先生と弾けて楽しかったです」「里枝先生のおかげでピアノがより楽しく好きになりました。ありがとうございました。お疲れさまでした」「リエ先生ピアノ上手だね」「いつもやさしく教えてくれてありがとう。またいっぱい教えてね。」「里枝先生大好き」

♪感涙・・・☆ありがとうございます。この言葉がリエ先生の力の源です☆☆☆幸せな気持ちが溢れかえっています☆

そして、先日のレッスンで1人のレッスン生さんから、こんな言葉をもらいました。「先生、次はねどうぶつさんでコンサートの曲作ってね」驚きのあまり一瞬沈黙してしまいました!「次のコンサートでは、もう本の中から選べるくらい弾けるようになるよ♪」と答えると「だめなの。里枝先生の曲にするの♪」と言ってくれて、嬉しかったです。小さなピアニストさんに気に入ってもらえる曲に続編が続くのか?来年のお楽しみですね☆

コンサートステージで弾きっぱなしではなく、こうしてお家でもう一度思い返す時間としてコンサートカードが今後も皆さんの中でコンサートの締めくくりとして定着していくといいなぁと思います。ご協力ありがとうございました。

次回からは、小学校1~3年生編。小学校4年生以上編。保護者の皆様編と順にご紹介していきます♪お楽しみに。

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演奏に自由と自信をくれた人

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ゴールデンウィーク明けの今週のレッスンは、みなさん少しお休みモードが残っていて小さなお子様は眠くなってしまったり、「お出かけで練習があまりできなかったよ」という声も聞こえてきます。でも、その言葉を裏返せば・・・皆さんの中で毎日ピアノに向かう事が普通の事になっていてお出かけで弾けなかった日が特別になっている・・・という事ですよね。嬉しいです!今週、カメラマンさんに撮影していただいた写真も届き、教室に飾っている集合写真も去年のコンサート写真から今年のものへと差し替えました。この写真、レッスン前や合間に皆さんふっと目をやりコンサートの話に花が咲いたりします☆良い思い出であり、原動力になるみんなのお写真。今年も笑顔がいっぱいでとっても素敵ですね☆

コンサートをやりきり自信に溢れたみんなの笑顔を見ていて今日は「自信」について書いてみたいなと思いました。ステージに立つ前には「これ以上好きになれないくらい曲を好きになって、いっぱい弾いて自信をつける」という事を以前書きました。これは努力を重ねて作る自信です。とても力になります。私も長い長い間、これだけを頼りにピアノを弾き続けました。でも、心の中では常に「上手く弾けない。自由に弾けない」という不安を持ち続けていたのです。コンクールで賞をとっても、大学で良い成績をとっても、素敵な演奏会に出演させてもらっても、プラハの音楽院に行っても(泣)かなり根深い自信喪失状態です。お手上げですね(笑)

でも、その窮屈な心の殻をプラハ音楽院在学中に一気に吹き飛ばす出会いがありました。度重なるコンサートや音楽院の試験目前で心にまるで余裕のない当時の私に「好きな曲を弾いて聴かせて」とピアノの側に座り私の演奏を待つその人に、私は「別れの曲/ショパン」を弾きました。試験やコンサートの曲でもない、本当にただ好きな曲。母が好きだった曲を弾きおえて「こんな感じかな」と振り返ると。。泣いていました。

「えっ?!」と驚きましたがその時に「心に届く演奏でとても良かった」という言葉をもらい次に試験曲を弾いてみた時「型にはまっている。もっと自由に自分の弾きたいように弾いてリエの演奏にしないと」と言われたんです。衝撃の一言でした。実は、当時の私の演奏はガチガチに型にはまっていました。プラハの教授はとても素晴らしい先生でしたが、長年日本で受けたレッスン体制で生まれた「先生の指示は有無を言わさず絶対!」という自分のルールをどうしても拭えずにいた私は、とにかく教えに従順で自分の気持ちは完全に後回しになっていたのです。これがピアノとの間に微妙な空間を作って「弾けない」という心の闇を作っていたのだと思います。

それを「自由に好きなように」と言って解放してくれたのが主人です。その数日後にあった音楽院の試験では「自由に好きなように」弾きました。試験後に教授のもとへレッスンに行くと「素晴らしい演奏だったわ。隣に座っていた○○教授が『おめでとう!彼女はもうピアニストだ』と言ったのよ。鼻が高いわ」と嬉しそうにお話してくださいました。

人生は不思議の連続。私の演奏は、1人のさりげない一言で呼吸するようになりました。かけがえのない言葉や出会いはこんな風に人生を左右します。

今、私のもとへ通ってくださるエンジェルトーンの皆さんにも、自由の羽を持ったピアノ演奏を楽しんでもらえるよう、常に皆さんの気持ちを共有しながらレッスンを進めていくこと。忘れずにいたいです。

ピアノのある人生を与えてくれた両親、教えをくださった恩師の先生方、そして自由に弾く心を導いてくれた主人に感謝しています♪

それはそうと、当時出会って間もない主人に別れの曲を弾いてしまうセンスのない私。やっちゃってますね~(笑)

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コンサートを終えて~皆さんの声~

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ゴールデンウィークに入りましたね。皆様楽しく休日を過ごされている事と思います。とても良いお天気&コンサート後という事もあり、私も昨日は子供たちと久々に時間を気にせず遊びました。主人が遠く離れているため、なかなかアクティブに行動出来ない事が気がかりだった私。子供がかねてから欲しがっていたグローブを購入してキャッチボールに挑戦!小学校時代に地域のソフトボールチームに入って何となくやっていたグローブ使いがこんな所で役立ちました☆

さて、先週はコンサートを終えて皆さんホッとした表情でレッスンにお越しくださいました。素晴らしいと思う事は、みんながどこの箇所を間違えてしまったか、どんな心境で弾いていたか、会場の様子などをしっかり覚えているという事。これは、本番の緊張感の中でも完全に自分を見失う事なく、冷静なコントロール力を持ち備えて本番に挑めた事の証拠ですね。こういう本番に強くなる力をつけられる事は、今後様々な人生の局面で役立つはずです。

私も、小さい頃から下手でも発表会には数多く出演させていただいていたのでステージ慣れを徐々にしていき、小学校の高学年頃には全校生徒の前で壇上で話をすることがとても楽しかった事を覚えています。(今思えば恐ろしい話ですね(笑))でも、度胸を付ける!という事は大切です。「どんな事にも胸を張って向き合える」そんな強い心も合わせてピアノで鍛えてほしいと思います。

さて、今回のコンサートには私が小学校でお世話になったピアノの恩師も聴きに来て下さいました。コンサートを終えてから御礼のお電話をすると一番にこんな言葉をかえってきました。「やっぱり海外で勉強してきた先生に付くという事は良いなぁと思ったわ。選曲への考え方も違うし、まず第1に演奏者の皆さんの心に余裕が感じられるわ。それが演奏によく表れているのね。他の教室の発表会なんかは、もっとギスギスしているのよ。」「例えばね、○○のソナチネなんかはよく弾くけれど、舞踏会のように・・・という気持ちで弾こうと感じる生徒さんを育てるのは、里枝ちゃんの導き方があっての事だと思うの。」とレッスン生の皆さんのおかげでお褒めの言葉をいただきました☆☆☆

小学校のヤマハ時代には、グループの中で必死にもがいている私だったので恩師は常に私を気にかけてくださり、大学時代、私が「退学しようと思う。」と突然言い出した時にも相談に来て下さったり(ちゃんと卒業しましたが)、プラハでの留学時代には沢山のインスタント食品をかばんいっぱいに詰め込んで日本から会いに来てくださいました。プラハの街を一緒にお散歩した時、路上で歌を歌う少女の姿に涙するほど心の優しい先生。心配をかけないように、先生の後ろ姿を追いかけて日々レッスンに励んでいますが、先生に近づけた所は涙もろいところだけかな?(笑)これからも素敵な先生を目指して頑張らないと!と気を引き締めました。

そして、皆さんにお願いしているコンサートカードを見て嬉しく思うことは「次の目標」をしっかり見据えて記入してくださったところ。弾きたいと思う曲が書いてあったり、練習への意欲、演奏への完璧さを目標にしている皆さんの声が素敵だな!と思いました。ピアノコンサートが原動力になって次へ繋がっている事が本当に幸せです。一言メッセージには沢山の「だいすき」や「ありがとう」、「これからもお願いします」という言葉たち。ず~っと眺めていたくなります(笑)

そして、保護者の皆様からのお言葉も心に響くものばかりで、本当にありがたいです。大切なお子様の成長を一緒に喜び、考え、心の豊かさを育む音楽の時間をこれからも皆様と共有していきたいと思います。毎回コンサート後にお願いしているコンサートカードは、私の宝物です。生徒さんと保護者の皆様とが一緒になってステージを乗り越えた気持ちが綴られた大切なカード。ご協力本当にありがとうございました。

今年のコンサートプレゼントはチェコ製の色鉛筆立て。せっかくチェコのメロディとサブタイトルに入れたので、使ってもよし、飾ってもよし!のチェコの物をプレゼントしたいなぁと考えて選びました。ネズミさんか、犬さんか?どちらが届いたでしょうか?エンジェルコンサートの思い出として可愛がってくださいね☆

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