愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

ステージへの挑戦

f:id:angeltone:20170615143035j:plain

毎日、お日様が輝き 小学校ではプールが始まり、夏の足音が聞こえてくるようですね。朝方や、昼間にピアノを弾いていると、スズメがレッスン室の窓のすぐそばまでやってきて、演奏チェックをしてくれているかのようです。

さて、先週末に第31回江南ピアノコンクールがありました。1年前にコンクールの今と昔というタイトルでこのコンクールを取り上げてもう1年です。速いですね・・・前回に続き今年のコンクールにも教室の生徒さんが1人挑戦され、見事に優秀賞を受賞されました。私は当日、レッスンの兼ね合いで本番の演奏を聴きに行く事が出来ませんでしたが、お母様から「入賞しました」と審査結果の一番上に堂々と名前が書かれたお写真つきのご連絡をいただきホッとしました~。

椅子の座り方、音符の読み方、リズム、弾き方・・・と一歩ずつレッスンを重ね、「コンクールに挑戦してみようかな」という気持ちが芽生えたレッスン生さんの心と技術、音楽性の成長に拍手です。おめでとうございました♪

私も、コンクール二日目はレッスンを終えた後に子供たちを連れてコンクールの様子を聴きにいきました。私が聴けたのは小学校3・4年生の部と5・6年生の部を半分でしたが、参加されている皆さんそれぞれに特徴があり冷静に他の教室の生徒さんの演奏、ステージでの振る舞いを見られることは子供にとっても刺激になったようです。他教室の発表会なども良いですが、コンクールは皆さん頑張ってピアノに取り組んでいらっしゃる方が特に多いので同学年の子達がどれくらいの演奏をしているのか、という事を見たり聞いたりする事は勉強になります。今年の江南ピアノコンクールは終わってしまいましたが、来年からは教室のお便りなどでお知らせしようかな。と思っております。また、12月の受賞者記念演奏会には教室からも出演されるお友達がいますのでお時間に余裕がある場合には是非お出かけくださいね。

教室では、コンサート前に皆さんにステージマナーを一通りレッスンしますので、皆さんいつの間にか身についている事となっていますが、歩き方やお辞儀の仕方、座り方などは観客からよく目につき、美しい振る舞いはそれだけで観客に良いイメージを与えます。沢山の演奏家を見て、「素敵だな」と思える奏者をお手本に出来ると良いですね。

さて。コンクールもステージで演奏しますが、4月のエンジェルコンサートも身近なステージ演奏でしたね。今回のコンサートも、初ステージのお友達が沢山いらっしゃいましたが特に小さいレッスン生の皆さんはあの日の演奏がとても刺激になり、その後のレッスンがやる気に満ちている様子をよく感じます。以前は1曲新しい曲を見てくるのが普通だったのが、1週間で3つも4つも譜読みをしてきて、レッスンへの集中力が大幅にアップしたり・・・とそのやる気にビックリ!お母様からも「コンサート終わってから、自分でどんどん弾くんです」とのお話を聞きお子様の気持ちにプラスをもたらすことの出来たコンサートであった事にとても嬉しくなる日々です。

ピアノの道は長いですが、小さなお子様には小学校に入る前の比較的時間に余裕のあるうちに、ある程度の弾く力を付けさせてあげたい。と考えています。ゆったり、創造力を膨らますことの出来る貴重な時間です。そして、小学校から始められるお子様には新しい学校生活の忙しさの負担にならないよう様子を見つつ、一緒に譜を読みつつ。限られた時間を楽しみの場所へと導いていきたいと思っています。

教室に来られている新1年生の皆さんを見ていても、お家での練習時間の確保に大変・・という様子も見られますのでそんな時の練習方法も次回考えながら書いてみたいと思います。

 

angeltone-piano.com

 

 

電子ピアノで練習する時の注意点

f:id:angeltone:20170608150237j:plain

梅雨入りしたとたんに、肌寒い日々。最近の私は体調を崩しやすいので首のスカーフが手放せません。皆さん体調管理にはお気を付けくださいね

今日は、楽器の話。ピアノ教室に通ってみよう!と思った時にどうしても必要になってくるものが、お家で練習するための楽器です。ピアノはヴァイオリンのように成長に合わせて楽器を買い替えなくても良いと言えばそうなのですが、それでも楽器を準備するには費用もかかるし、置き場所もある程度必要になります。

私は3歳から音楽教室に通い始め、その時にアップライトのピアノを用意してもらいました。それから小学生になりその音楽教室の専門コースで厳しいレッスンが始まり、同じコースの仲間たちがグランドピアノに買い替えるようになった、小学4年生の時にグランドピアノを初めて買ってもらいました。子供ながらにアップライトピアノからグランドピアノに変えるという事の重みを物凄く感じていたようで、それ以前に「グランドピアノに買い替えようか?」と親に聞かれた時には「まだいいよ。」と断った覚えがあります。

そして、今 私が教室で先生用ピアノとして使っているものがこの時に購入したピアノで、生徒の皆さんが弾いているピアノは私が大学で横浜へ引っ越した時に購入したものです。2台のグランドピアノを置くと、本当に1部屋埋まってしまいますね(笑)私の半生が詰まった教室のピアノ達。教室レッスンでは、思う存分ピアノの響きを楽しんでください♪

さて、レッスン生の皆さんの中には電子ピアノでお家練習を頑張ってくれている方も多くいらっしゃいます。性能がアップした今の電子ピアノで、しっかり練習してきてくれる子達ばかりですが、技術の上達に伴い電子ピアノでは表現しきれない部分なども出てきますので、今日はその点を挙げてお家での練習に役立ててほしいなぁと思います。

タッチの感触・音色の微調整・・・これが電子ピアノの大きな弱点です。電子ピアノはすでに出来上がった音が鍵盤を押される事によって鳴る仕組みの為に、タッチの違いで音色を変える事は出来ません。強弱くらいの違いは出せると思いますが伸びやかな音色や、はじけるような音を出す事は難しいので、弾きながら理想の音(レッスンで聴いた音色)を頭で響かせながら弾けるようになると良いですね。

打鍵の深さ・・・これは、キーボードで練習している方は特に注意してほしい点ですが、電子ピアノの弾く際にも気を付けて頂きたい点です。今は、打鍵がピアノに近い状態で作られている電子ピアノが多いのですが、ピアノの鍵盤は深く、この一番下までしっかり打鍵が出来ていないと芯のある音が出てきません。本物のピアノの場合は打鍵が浅いとすぐに音に出るので分かりやすいですが、電子ピアノは押せば決まった音が出てきてしまいます。瞬発力を使った打鍵を忘れないようにしっかり深く打鍵することを心掛けると良いですね。

ペダル・・・これはペダルを使って弾くようになってからのお話ですが・・・。ピアノは、1台1台音色やタッチの感触、ペダルに微妙な違いがあります。ペダルの中で一番使う事の多い右側のペダルだけとっても、ペダルの固さや、遊びの部分の深みなどは違います。電子ピアノではまず、ペダルがとても軽く、踏んでしまえばどれも同じように伸びてしまいますが、実際のピアノではペダルを踏む事にもそれなりに足の力がいります。また、ペダルを半分だけ踏んで適度な響きを持たせるハーフペダルの奏法は電子ピアノでは実現できない点です。ペダルで音が濁ってしまわないようによく音を聴きながらペダルを入れて練習出来ると良いですね。

私も、家に電子ピアノを1台置いておりレッスン室がいっぱいの時には、娘が電子ピアノを使って練習する事もあります。音量を大きく出せないような場合には、電子ピアノもとても役立ちます。電子ピアノの足りない点はレッスン時にしっかり補ってお家での練習では元気に指を動かして練習出来るように、電子ピアノレッスン生さんも張り切ってがんばりましょう♪

angeltone-piano.com

年を重ねてさらに味が出る演奏を

youtu.be

6月に入りましたね。日々が瞬く間に過ぎていき恐ろしいくらいですが、目標をもって今月も過ごしていきましょう!

今日のテーマは私が子供と一緒に見た映画の中で思ったことなのですが、私もピアノを通して音楽という芸術に携わる人間としてこうありたいなぁ・・・と強く感じた生活の中での一コマです。

私にはずーっと変わらず好きな歌手が一人だけいます。それはセリーヌ・ディオンさん。言わずと知れた世界の歌姫です。アトランタオリンピックの開会式で歌う彼女に惚れ込んで、もう20年以上が経ちます。大学時代には映画タイタニックの大ヒットで来日ツアーもあり東京ドームでのコンサートにも行きました。(初めてチケットぴあに電話を1時間かけ続けました!(笑))それから10年後、日本を離れてプラハで生活していた時にも運よくセリーヌディオンのコンサートに行くことが出来、少し外国暮らしに疲れていた私は物凄いパワーをもらったことを今も忘れられません。

そして、5月のゴールデンウィークに子供たちと「美女と野獣」の実写版映画を見てきました。アニメ版の美女と野獣のテーマソングを歌っていたのはセリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンで私の大好きな曲の一つですが、25年後の実写版でセリーヌはディズニーからの再オファーにより新しく作られた美女と野獣の1曲を映画のエンドロールで歌っています。

その歌声が流れてきたときに、私はメロディーの中いっぱいに詰め込まれた優しい歌声にホッとした安心感で包まれて涙が出ました。映画そのものも、とても素敵でしたが最後のセリーヌの歌で本当のハッピーエンドになったように感じます。成功と更なる希望に満ち溢れていた若いセリーヌから、25年が経ち 人生の喜びも悲しみも味わった大人のセリーヌ。全てを受け入れる強く優しい女性のあり方が声に溢れていて「素晴らしい!!!!」と思いました。

新しい物や若さはその時にしかない魅力を必ず持っています。でもその後には少しずつ古くなり、年を重ねていくもの。その過程で出来た傷や変色がその物の価値を上げていく。革製品の新品の浅い色が年月をかけて味のある深い色へと変わり個性が出るように、演奏も沢山の曲を知り、ステージでの成功や失敗が積み重なって個々の音に現れてくるものだと思います。「難しい!」と怒ったり悩んだりしながら読み進めていく事は、将来の美しい音色にきっと繋がります。その時を皆さんにプレゼントする事が私の目標です。ピアノの課題はだんだん難しくなってくるものですが、目を背けず立ち向かってくださいね。今が成長出来るチャンスの時期です!

そして、私も練習に力を入れて、常にピアノと語り合いながら曲をお勉強したいと思います☆今教室に来てくださっている生徒さん方が、10年後・20年後 ふらっと立ち寄ったエンジェルコンサートで響く音を聴いて「りえ先生、素敵な歳の取り方してるね」と思ってもらえるようなピアノとの時間を紡いでいけるように、皆さんとのレッスン時間張り切りますよ!歳をとることが楽しみになるようなパワフルさを持ち続けます。時間のスピードになんて負けられません!!

angeltone-piano.com

ワンレッスンコースの生徒さんの声

f:id:angeltone:20170529114526j:plain

爽やかな風が心地よい日々ですね。どこを見ても緑が茂り、教室から見えるお庭も緑でイキイキしています。ちょうちょがヒラヒラと飛んだり、小鳥が水浴びに来たり、トカゲがひょっこり顔を出したり・・・と生き物みんなが幸せそうです♪

今回は、今月数回教室にレッスンに来られた小学校高学年の生徒さんのお話です。通常は、いつも教えていただいている先生の教室へ通っていらっしゃるのですが、「来月のコンクール参加に向けて曲の仕上がり具合を見て欲しい。」というご依頼で連絡をいただきました。

コンクール出場を決めたからには、誰もが入賞したいと意気込んで本番に備えるものです。私も、課題曲をレッスン前までに一通りさらい、演奏イメージを立てて生徒さんをお待ちしていました。とても、素直そうな素敵なお嬢様と熱心なお母様でレッスンにも大変積極的に取り組んで下さいましたのでレッスンの様子を皆さんにお伝えしようと思いました。

ピアノを複数の先生から指導を受ける事は実は小さい生徒さんにはなかなか難しいことです。先生にも、色々タイプがありますので生徒さんはどちらの先生のアドバイスを聞けば良いのか分からなくなってしまい、見知らぬ先生間であればどちらかの先生がアドバイスを控えめにしてしまう事もあります。今回、私もお母様からのご依頼があった際にまず今見て頂いている先生からの了承を頂く事をお願い致しました。そして、生徒さんが持ってこられた楽譜に書かれた先生のアドバイスに逆行しないよう、気を付けてレッスンスタートです!

コンクールで良い成績を残す為には審査員の興味を引く演奏をしなくてはいけません。正確さは当然として、そこにどれだけ自分の色を残せるかが大切になります。限られた時間の中でしかも数回のレッスンで形にする為、細かく分かりやすく、出来るだけ適格にレッスンを進める中でお母様とのこんなやりとりがありました。

ーお母様ー「先生は、こんな風に曲のイメージを大切にするレッスンをいつもされているのですか?」

ー私ー「そうです。イメージがわかないと演奏に繋がらないですよね。音符の丸だけ見て弾くのがピアノではないですから」

ーお母様ー「これは、幼稚園とかの小さな子にも??」

ー私ー「もちろんです。小さな子供の想像力はとても大きいですから」

ーお母様ー「でも、こんな風にレッスンしてくださる先生ってなかなかいらっしゃらないですよね。」

ー私ー「・・・先生方もそれぞれなので、どうなんでしょうねぇ・・」

ーお母様ー「今の先生は、弾けない所の練習方法も教えて下さらないし、先生のレッスンとはまるで違います」

ー私ー「教えてもらえないと弾けないままなので、本当は教えてくださると良いけれど、アドバイスが無いときには先生に質問しないと仕方ないですよね。」

こんな会話がレッスンの間に入りながら今の弾き方にはないタッチ、曲の構想、練習法などを伝えながらあっという間に過ぎ去りました。

レッスンの終わりにお母様が「大変勉強になりました。こういうレッスンを小さい頃から受けていらっしゃる人にはかなわないのが分かりました。」とおっしゃられ、レッスンを楽しく受けていただけた事にホッとしつつも、講師としての責任の重さも感じました。教える立場でいる以上、自分の持つ力とそれ以上の知識をどんどん増やして伝えることが出来ないと楽しい演奏に繋がらない。生徒さんがイメージを掴めないまま曲を弾かなくてはならない事になってしまう。これでは、講師失格です。

様々な曲を練習している生徒さんの曲を全て頭に入れた状態で皆さんをレッスンに迎えられるよう、今日もピアノに向かいます♪

angeltone-piano.com

譜読みってなに?

f:id:angeltone:20170517143703j:plain

さわやかな毎日。ピアノの音も軽やかに感じられる季節で、楽しい時間をレッスン生の皆さんと過ごすこの頃です。

生徒さんの中には4月からの新入学、新生活で今までのようにお家での練習時間を取るだけの余裕のない生徒さんもいらっしゃり「どうして〇〇君と一緒くらいだったのに、こんなに抜かされちゃったんだろう・・・」と同級生の進度を気にする様子も見られます。私も小学生の頃は同じグループの仲間たちと暗黙の競争に6年間燃え、中学時はコンクールで競い合い、高校・大学は一回ごとの試験が競い合いだったので「負けたくない!速く進みたい!!」と焦る思いに苦しんだ日々を思い出します。。

もちろん、毎日決まったピアノの時間を生活リズムの中に取り入れて練習出来る事が一番ですが、新生活に慣れるだけでも大変な新入生の皆さんの中にはなかなか習慣づけが難しい事もあるでしょう。そんな生徒さんにはレッスンの中で一緒にしっかり予習をしてお家で仕上げの練習だけになるよう心がけています。よく「譜読みの力が弱くなるから先生はお手本を弾かない」という話を他の教室から聞く事がありますが、私は譜読みトレーニングと演奏技術をごちゃ混ぜにはしたくないなぁ。と思います。

テキストに出てくるほとんどの曲には題名があり、演奏記号も徐々についてきます。そして音符。譜読みというのは、ただ音符の羅列を読むだけでは絶対に終われないのです。今、私の娘が音読の宿題を毎日聞かせてくれますが、そのチェック項目の中には「姿勢・声の大きさ・発音・句読点・・・」などしっかり読めているか親のチェック欄があります。その最後の方に「気持ちを込めて」という項目があります。このチェック項目、どれをとってもピアノに繋がります。

音読も、ただ連なる文字を読むだけでは不十分。ピアノも音の羅列だけでは未完成ですね。姿勢・強弱・鍵盤へのタッチ・スラーやスタッカート・そしてそこに自分の気持ちが入ってこそ譜読みは出来上がるのです。音を読む事は大事。間違いないのですが、そのせいで曲の全体を何も知る事なく弾き始める・・・そんなレッスンにはしたくないです。

1000ピースのジグソーパズルも、出来上がりの写真が頭に浮かぶから頑張れます。小さなお子様達が新しく開く曲の1ページはまさに未知の世界です。その世界へ進む事の出来るレッドカーペットをそっと伸ばす役割が私の仕事だと思います。安心して通れる基本の道が出来ていれば、演奏者はそこから存分に発展して演奏に繋げてくれることと考えています。

ここまで読み返して・・・最近、比喩が多すぎますかね?と自問自答してみたり(笑)

さて、気を取り直して!!今月から小学生に入られた生徒さんを中心にワーク教材を導入しています。音符の名前や長さ、読み方、書き方など学校での音楽の時間に楽々答えられるよう必要に応じてお渡ししています。皆さん、レッスンの最後に楽しくクイズ感覚で解いていますので、楽しく音符に親しめそうです。頑張りましょう♪

angeltone-piano.com

 

 

生徒さんの成長

f:id:angeltone:20170510130726j:plain

コンサートが終わりホッとしているうちにゴールデンウィークも瞬く間に過ぎ去りましたね。皆さん有意義に過ごされましたか?私も久しぶりにお休み3日間を楽しみました。少しピアノと離れて新鮮な春の陽気を体に取り込み、また元気な笑顔と大きな声でレッスンに励みたいと思います!今年は、小学校へ新入学された生徒さん、中学校へ入学された生徒さんもいらっしゃり、新生活の慣れない日々をレッスンでもよく聞かせてくれますが、それぞれが弾いてみたい曲や「あの子のように弾きたい」という目標を胸に頑張る姿が見られ前向きエネルギーが大放出のレッスン室!私も新しい楽譜やワークブックを取り揃えて皆さんとの楽しい音楽の時間の準備に力が入ります!!

そんな中生徒さんの中には、一緒にレッスンを重ね重ねて長い子では3年目を迎える子もいらっしゃいます。ピアニストの座り方から始まった小さなお子様達が少しずつ音符を覚え、指を動かし、曲想を付けて弾けるようになりペダルを踏んで演奏する・・・段階を追って力を付けられている生徒さんの様子を改めて振り返ると本当にやりがいと喜びを感じます。そんな頑張り屋のレッスン生さん達にお渡しし始めているのが、4期のピアノ曲が納められた曲集です。「この作曲家のお顔を音楽室で見た事あるかな?」なんて話をしながらバッハやベートーヴェンシューマン、サティなどクラシック作曲家の作品を一緒に読み解く時期がこんなに早くやってくるとは!そして、そんな大作曲家の作品を「弾いてみたい!」と思ってくれる生徒さん!!本当にうれしいです。1人ひとりの様子、好みも考えながら無理なくピアノ名曲へと誘導して音楽の世界を幅広く、奥深く広げてあげられば。。。と思っています。「偉人伝なんかでしか出会うことの無い人物と、私たちは楽譜を通じて心を通わせる事が出来る!」ただの難しいバッハの響き・・・とかとらえにくい近現代作品の響き・・・という引っかかりを一緒にひも解いて音楽を楽しみましょうね。

少し話がずれますが 先日、レッスン生のお母様からいただいたお手紙の中にとても心に残る一言がありました。「家族以外で深く係われる大人は限られています。毎週先生に会い、ピアノだけでなく人として大切なことも学んでほしいです。」なかなかゆっくり保護者の皆様とお話する機会はないですが、こうした暖かい気持ちでレッスンへ送り出して下さっているお母様がいらっしゃるという事を改めて心に刻み、将来レッスン生の皆さんがピアノレッスンから培った創造性やあきらめない気持ちを存分に発揮して活躍してくださる日が来るまで『自分に厳しく、努力あるのみ!!』と自分にむち打ち今日もレッスンに備えたいと思います!!

angeltone-piano.com

 

 

 

新コース開講のご案内〈エンジェルチャイムコース〉

www.youtube.com

歌とリズムのドレミファレッスンコースと共に開講したのは〈エンジェルチャイムコース〉です。こちらは、今回エンジェルコンサートでのオープニングを飾ってくれた初代エンジェルチャイム隊の演奏でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。エンジェルチャイム隊は、コンサートの為に召集した特別結成チームでしたが「お家にピアノはないけれど音楽の習い事がしたい」という方や「1人じゃなくてお友達を作りながら音を楽しみたい。」という方が気軽に通えるコースとして開講しようと思いました。

こちらはウェブでのお知らせも今回が初めてですので、まだ始まっていませんがご興味ある方はお問合せください。以下コース紹介です♪

■エンジェルチャイムコース

トーンチャイムで仲間と一緒に音の粒を輝かせよう~

 

「音楽は大好きだけれど、ピアノのように毎日コツコツ練習出来ない」「お友達と一緒に音楽の演奏したい」「癒される音が好き」など音楽を愛する方も様々なご要望をお持ちでいらっしゃいます。

気軽にレッスンに来られて癒しの音で楽しめる。練習も負担にならない楽器は何かないか・・・?と探して見つけたのがトーンチャイムでした。

 

あまり耳慣れない楽器の名前かもしれませんが、クリスマスで演奏されるハンドベルクワイアのように各自が2音、3音と担当してメンバーと息を合わせて1曲を作り上げるという楽しい合奏レッスンです。

楽譜を読む事や、リズム感に不安がある方もみんなで口ずさみながらゆっくり演奏を完成していくので無理なく参加出来、お家での練習負担も少ないので学校や、習い事に忙しいお子様、大人の方も気軽に参加いただけます。

 

そしてこのコース一番のお勧めポイントは、「トーンチャイム」という楽器の音色です。

ハンドベルの持つ鐘の音とは違い、大変柔らかな暖かい響きはとても心地よく演奏が完成に近づけば近づくほど、その音粒に癒され満足感も倍増します。トーンチャイムレッスンで新たな音楽の扉を開いてみませんか。

 

  • エンジェルチャイムコース

 

 1レッスン  60分   月謝 3000円 (月2回)

 

angeltone-piano.com