愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

おばけちゃんと太陽

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さぁ!11月も最終週の始まりです!日曜日は大人のレッスン生さんが午前中にお越しくださいますので、「あっという間に12月が始まってしまいますねぇ」とお話すると「今年は凄く速かったです」というまさに大人の返答がかえってきます。子どもの頃は「あっという間に1年が終わる。」なんて大人の言葉がピンとこなかったはずなのに・・・今は時計に引きずり回されているような気すらします(笑)

そんな飛ぶような毎日、皆さんとのレッスンの時間はとても充実した幸せの時間です。今回は最近の教室レッスンで、喜びから思わず笑顔になった素敵な一コマをご紹介しますね♪

教室では毎日色々な音楽とお話が飛び交います。毎週レッスンをご覧くださるお母様方は、ポンポン曲のイメージの話が出てくる私のレッスンをどんな風に聞いてくださっているのでしょうね?「リエ先生の頭の中はおもちゃ箱かしら?」なんて感じられる事もあるのかもしれませんね(笑)

エンジェルトーンの目指すレッスンは「メロディから浮き上がる世界をキャッチして響きの中で表現する事」近ごろ、楽譜から音の海へ飛び込む事の出来る皆さんがどんどん増えてきている事に感動しています!そして、その影響がお子様からお母様まで伝わってる様子を発見しました!

先日のレッスンでの事、いつものように開いた練習テキストの中に見慣れないかわいいイラストを見つけたのです。メロディの雰囲気が暗くて寂しい響きのところには「おばけのマーク」明るく元気なところには「お日様マーク」絵心ゼロのリエ先生は、テキストに絵を描く事がないので、かわいいイラストにビックリ!「あれれ~、このおばけちゃんはどうしたの?」と生徒さんに尋ねてみると・・・「ママがね、書いてくれたの!」と教えてくれました。「ここは暗いところだから、おばけが出てきて、明るくなると太陽になるの。」とお母様と一緒に曲の2面性を見つけてくれて、工夫して下さっているその特別な楽譜にとても感動しました。

導入から始まり、ある程度の演奏力をつけるまでに使うピアノテキストには、親子の歴史が刻まれていると素敵だなぁ、と思います。私は小さい時の楽譜を処分せずに持っており、時々開いてはその頃の自分と母との日々を思い返したりします。あの頃はとにかく必死で、イメージをつけて弾こう!なんて頭の片隅にもなかったので、イラストが出てくる事はありませんが、母の字で「里枝小学〇年 発表会」なんて書いてあるだけでも嬉しくなります。いつも側にいてくれた母の存在は、生徒さんが大人になってからありがたく気づくものなんですよね。

教室の皆さんのテキストには、お母様から書いて頂いたイラストや、色塗りが見られ、レッスンノートにはその時々の練習の様子が一言添えられていたり、と愛情にあふれています。「この曲はママが好きだから合格してからも毎日弾いているの」という声も聞かれて、ピアノが親子のつながりの1つのきっかけになりつつある様子を感じられる事に本当に幸せを感じますし、お母様方には感謝が山盛りに積もっております。

お子様が前向きに、お話を読むように楽譜やピアノに向かえるレッスンを伝えていきたいと思います。

かわいいお母様からのイラストやメモ書きから卒業されたレッスン生さんに待っているのは・・・里枝先生特性、イメージの覚え書きです。「こんなイメージで弾いてみるとこのパッセージがぴたりとはまるよ!」という想像の世界が書き込まれていきますよ~。こちらは、大人になってから読み返すと笑ってしまうメモ書きとなるでしょう(笑)それでいいんです♪音楽は心を元気にするものですからね☆

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