愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

ピアノを習っている子の特徴

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11月に入り、寒さが突然厳しくなりましたね。教室では、皆さんが寒さで肩に力が入ったり冷たい指で弾けないという事がないように、暖房をつけてのレッスンが始まっています。寒さに負けず楽しくレッスンを進めていきましょう♪

今回は、私の子供がお世話になっている歯科医師の先生のお話です。子供たちを連れて帰国してすぐから定期的な検診でお世話になっている先生ですが、色々なお話を進めていく中で私がピアノ教室をしている事をよく覚えていてくださり、前回の検診で先生がこんなお話をしてくださいました。「私はね、ピアノを習う事って本当に良いと思いますよ。私も兄弟もみんな子供時代にはピアノのレッスンに通って学校で伴奏をさせてもらったりもしました。ピアノが脳の発達に良い事は証明されていますしね。」「私は、歯科医をしていますから、長い期間お子さん達の成長を見ていくのですがピアノをやっているお子さん達は、どの子も優しいし、しっかりしているわね。本格的にピアノの道へ進むというのは大変な事だけれど、習い事の一つとしてピアノをされているお子さんはみんなとても良い子ですよ。」まさかこんな嬉しい言葉を子供の歯医者さんで聞けるとは思いもせず、私はとっても幸せな気持ちになりました。

続いて「何歳くらいのお子さんを教えていらっしゃるの?」と聞かれたので、今のピアノコースは3歳から、そして来年度からは2歳児さんの特別クラスを開講したいという事をお話したら「素晴らしいですね!2歳から良い音楽を感じて脳に刺激が与えられるのはとても良い事です!是非頑張ってくださいね。応援しています」と勇気をいただきました。先生のご兄弟は、みなさん子供時代にピアノを習われて皆さんお医者様なのだそうです。すごいですね。。

ピアノという習い事は少し特殊で、日頃の練習の積み重ねが無いとステップアップしにくい。という点でご家族のサポートがなくてはならない習い事の一つだと思います。レッスンの中では「お母さんに、指の形を注意されたよ」とか「ママが練習を聴いていてくれたの」という生徒さんの声もよく聞こえてきます。保護者の皆様には、お家でのピアノの時間作りを上手に工夫していただき本当に感謝しております。

楽しくチャレンジする気持ちを常にお子様に持ってもらいながら、技術も精神力も伸びるエンジェルトーンのレッスンであるよう、私も頑張らなきゃ!と気合いを入れなおしました♪

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楽譜を書くソフト

 

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前回の記事で、歴代の天才作曲家が手書きで残した楽譜の素晴らしさについてふれたの

で、今回はそんな楽譜にまつわる私のお話です。

大人の生徒さんの中には「この曲を弾きたいです」と言ってYouTubeの動画などを送ってくださる方もいます。私は動画を聞きながら生徒さんのレベルに合わせた楽譜を五線紙に書くのですが、そのたびに(手書きで汚くて申し訳ないなぁ・・・)という気持ちになる為、1音1音打ち込むタイプでも良いから無料の楽譜作成ソフトを試してみよう!と思い立ちダウンロードしてみましたが、大変です。。パソコン画面を凝視しすぎて姿勢が悪くなってしまいます(汗)というわけで・・・くじけました。

今、我が家の下の子供がピアノを弾きたいと言うようになったので、子供がお気に入りのテーマで弾きやすい簡単な連弾曲を作り一緒に弾いていますが、この楽譜も残しておきたいなぁ・・・と思いつつ4小節凝視して作ったところで、しばらく先に進みそうにはありません。というかもう見たくない。(笑)

来年度から始められたらいいなぁと考えている2歳3歳の子供を対象にしたリズムと音のドレミファレッスンのクラスでは、1年のコース終了のお祝いに一人ずつに合わせた曲を作って楽しいピアノレッスンへの幕開けへと導きたいと思っていますが、その時までにもうちょっと効率よく記譜出来るソフトを見つけたいものです。

ちなみに、誰かに曲を作って楽譜を書くときには気分を出すために(笑)万年筆を使います。ちょっと綺麗に書けて好きなのですが、一回間違えると全てが水の泡となるのでこの緊張感は本番のピアノ並みだったりします。

変な所で力を使いすぎないで、効率良く出来たら良いな・・と思う反面、「ピアノと一緒で、そう簡単にいかない所に魅力がある」とも思うリエ先生なのでした♪

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楽譜から景色を見よう

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今日は、レッスンをしていて生徒さんの言葉に思わず鳥肌が立つほどの嬉しい体験をしました!

小さい頃からピアノを始める子が多い中、少し学年が上がって「ピアノを始めたい!」とお母様と一緒に体験レッスンにいらっしゃった子で、ピアノ歴は1年と少しのフレッシュなピアニストさんのレッスン話です。

いつもレッスンでは、テキストを一つ一つ大切に弾いていくタイプの彼女はガリガリ弾く事を求めるのではなく、音の流れに一緒に漂うような無駄な力が入らない澄んだ音を鳴らします。もちろん始めて間もないので、技術的に難しい曲を弾くわけではないのですが心地よい音色は彼女の心の繊細さに繋がっているんだろうなぁ。。。と思いながらいつもレッスンをしていました。

お気に入りの歌を弾いてみたい。という彼女の希望を取り入れて前回から新しい曲を始め今日が2回目のレッスン。「お家ではリズムが分からなくなっちゃって弾けなかった」と言いながら一緒にレッスンを始めたのですが、歌に入る前の2小節の前奏について練習の合間に彼女に一言「ここの前奏は何を表している音だと思う?」すると「海」と即答で帰ってきました。まさに大正解の答えに私は大感動!!

この音への敏感な感性と創造力がこの子の持つ宝だ!!と思いました。大抵(私の子供時代も含めて)講師に「ここはどんな風に思う?」なんて聞かれると、答えに戸惑ってしまうものです。違ったら恥ずかしいし・・・とか、考えもしていなかった・・・という事もあるかもしれません。でも、音楽はただのドレミの並びじゃないです。それぞれの作曲家の魂が全ての音に刻まれているのですから、楽譜の中に景色が浮かび上がってきます。そんな景色をとらえる感性を育てるレッスンが私の一番求める所なので今日の彼女の即答には本当にびっくり。とても幸せな気持ちになりました。

今は、キーボードで音符を弾けばコンピューターソフトが楽譜を書いていくような便利な時代ですが、バッハやモーツァルトベートーヴェン達は今も世界中で演奏される膨大な曲数の楽譜を全て手書きで書いたんですよね。皆さん、楽譜を書く経験はあまりお持ちでないと思いますが、想像以上に大変です。私なんかは、大人になってから何曲かプレゼントで曲を書いたりしましたが、とにかく楽譜にするのが大変で大変で・・・本当に過去の大作曲家の皆様を尊敬するばかりです。

楽譜から、弾いた音から感じた景色。これはピアニストさんだけの大切な宝物です。自分の感性に自信を持ってその景色に音をのっけてあげてくださいね。

皆さんの素敵な演奏が本当に毎日の私の楽しみです。みんなありがとう♪

写真は、ベートーヴェン直筆の月光ソナタです

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曲の中にお気に入りのフレーズがありますか?

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芸術の秋、読書の秋、食欲の秋!と実りを感じる季節が到来ですね。教室の皆さんは、「遠足があったよ」と楽しい出来事を元気にお話してくれます。料理が苦手な私も子供のお弁当を頑張って作りました。大好きなおかずが詰まったお弁当は遠足一番のお楽しみで親の愛情を感じる時ですね。子供さん達の嬉しい気持ち、楽しい経験が豊かな響きへと繋がっていくようで、皆さんのピアノの音がとてもクリアに響くようになってきています。

さて今回は、小さなエンジェルトーンのピアニストさんの中に育つ音楽性をテーマに書く事にしました。

今、教室では小さなお子様もソルフェージュテキストを使って、ピアノレッスンの最後にドレミでメロディーを歌う時間を作っています。音感とともに、メロディーを感じる音楽性も身に付くよう選択したテキストなので、その曲にあった伴奏を私が即興で入れながら元気に歌っているのですが、ここ数回のレッスンの中で小さなレッスン生さんが新しい曲を歌うたびに「私はここの所が好き」と言って、楽譜の1フレーズを指さして教えてくれるのです。1週間お家で歌ってくる間に、お気に入りのメロディーが見つけられるようになったというのは、すごい事です。聴いたことのない知らない曲をゆっくりドレミで読むことから始まるわけですから、お気に入りのフレーズを見つけるまでに、音の流れを楽しむ音楽の心が育っている証です。

楽譜を見せられると、難しそうなところや苦手な所ばかりが気になってしまい消極的になったり、一本調子になりやすいものですが、そういう保守的な気持ちを押し込めるくらいの「音が好き!ここの部分が大好き!」という気持ちを膨らませてもらいたいと思っています。そして、これが豊かな音楽性やオリジナリティ溢れる演奏への第1歩です。

レッスンの中では、もちろん弾けない箇所の練習もしますが上手に出来ている所を沢山褒めて皆さんの「弾ける」気持ちを膨らませていきたいと日頃から心掛けています。お家でのおけいこの中でも、「ここの所が面白いね。」とか「きれいな音の場所だね」といった感じで小さな曲の中にもお気に入りの場所を見つけられるようにお声がけ頂けると、お子様は「ここはママが好きな所だから綺麗に!」と心を込めて弾くきっかけ作りになると思います。

心ここにあらず・・・ではなく「心ここにあり!!」のピアノや歌を楽しみましょう♪

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ピアノのお約束

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教室を始めてそれなりに時間が経過した今、ピアノのお約束?という声も聞こえてきそうですが、楽器へのマナーはピアノと楽しく長く付き合う為に大切なことです。教室でも、お家でも楽器を大切にする気持ちを忘れないでほしいと思い今日はこのテーマで書いてみます。

私は、小さなレッスン生の皆さんがレッスン室のグランドピアノの中をのぞいて鍵盤の動きに合わせて動くハンマーを興味深そうに見る光景をとても微笑ましく思います。私がレッスンを受けていた当時は、防音の為なのか、ほこり防止の為なのか?先生宅のピアノの蓋がしまっていて譜面台だけがポンと出してあるピアノで弾いていたこともあったので、ピアノの中が見られませんでした。限られたレッスン時間の中できっとのんびり鍵盤とハンマーの様子を観察する時間を与えてもらえなかったのかもしれませんが、ゆっくりピアノの中を見て楽しんだ記憶はありません。

でも、ピアノを習っているからには、楽器を知る事は大切です。なので音を楽しみ、楽器の仕組みを見る事を私はレッスンの中で一緒に楽しむ事にしています。ピアノの中身ばかり見て集中していないんじゃないかしら??とご心配される声もありそうですが、ピアノ内部の動きに見慣れて置く事は、コンサートでピアノの蓋が全開になった状態で弾く際にはプラスになるので大丈夫です。

ただ!うまく弾けなかったり気分が乗らない時に怒りをただ乱暴にピアノ鍵盤にぶつける事。これはダメですね。ピアノはとても正直です。練習をした分上達し、弾かない時にはじっと静かに見守り、ピアノの前に戻ってきたときには純粋に受け入れてくれます。ピアノから響く音は自分の心の鏡だと思っていつも大切に接しましょう。ピアノは低い音から高い音までとても幅広い音を楽しめますね。広い音域を操ることで心の幅も広く、どんな場面にも落ち着いて行動出来る精神力を養う事の出来るチャンスです。ピアノと対話するように、ピアノは大切に。鍵盤を叩く事はやめましょう。

次に、最近レッスン室で見られるドキッとする事なのですが・・・元気いっぱいのレッスン生さんが椅子から降りてグランドピアノの後ろへ回ってみたり、下へもぐってみたり、ぶら下がったりしているのです~・・・これは、危険ですよね。グランドピアノは、あんなに大きいのにたったの3本足です。そして、ここは地震大国日本ですよ!ピアノのどちらかにぶら下がったり、揺らしたりするのは本当に怖いです。教室のピアノは2台並べているので、ついついもぐって隠れたりしたくなりますがやめましょう!

もう一つ、これもよくあるドッキリの瞬間ですがピアノ鍵盤のふたです。これもお家のピアノとの違いでついつい手をかけてしまい、蓋が落ちてくる(閉まる)寸前を止める事が多発しています。気をつけてください!!!ピアニストさんの手がピアノに挟まれては大変です!教室のレッスン生用のピアノは蓋が重力に任せてバーン!と閉まってしまうタイプのものではなく軽くゆっくり降りるように作られてはいますが、学校に置いてあるピアノなどではおもいっきり落ちてきます。極力蓋には手をかけないでくださいね。

 

と、書いていくと私がレッスンでヒヤヒヤする瞬間ランキングみたいになってきてしまいましたが、ピアノと仲良く付き合うために大切な習慣。覚えておいてくださいね。

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長いお休み

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毎週更新していくはずのブログが、しばらく停滞してしまったエンジェルトーンのブログ。。。

原因は・・・夏から秋への気温の変化についてゆけず、リエ先生 すっかり風邪にノックダウンしてしまったから。私は、あまり発熱する事がなく、のどに症状が集中するタイプなのですが今回はいつもに増してその傾向が強く、すっかり声が出なくなってしまいました。レッスンもお休みをいただき、申し訳ありません。振り替えレッスンの予定は今後、通常レッスンに追加して組み込んでいきます。

二日お休みをいただいて、レッスンを再開しましたが荒れ放題だった声の調子はすぐに回復しなかったので、復帰からしばらくはいつものレッスンでは考えられないほどの、静かな声でのレッスンでした。メロディーを歌う事が出来ず、曲の背景を説明するのも小さな声ではなんだかパワー不足で、レッスン生のみなさんも思わず「変な声だね」と本音をポロリと言ってしまう状態でしたが(笑)、やっと完全復帰です。今までにない量ののど飴をなめました~。そのかいあって・・・

ささやき声のレッスンから、メロディーを沢山歌うパワフルレッスンへスイッチ変更でまた元気に皆さんとピアノを奏でていきたいと思います♪

朝晩の冷えがかなり厳しくなってきたので、皆さんも十分に体調には気を付けてください。

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エンジェルコンサート日程決定しました

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10月に入りましたね。私のスケジュール帳には10月のページに「会場予約!!」と大きく書いてあります。そうです!エンジェルトーンピアノコンサートの第1準備がこの会場予約。市内にはコンサート会場にできるホールはあまり無いので、半年前からすぐに予約を入れないと週末はどんどん埋まっていってしまいます。

今年の10月1日は子供の運動会があった為、午後レッスンを終えてから急いで会場に予約に行きましたが、希望の日程はすでに予約済みだったため来年のエンジェルコンサートは4月16日(日)でお約束してきました。

前回同様、午前中にリハーサル 午後から本番で始める事になると思いますが詳細は参加人数等にも寄って変わってくるので順次お知らせしていきます♪

次回のコンサートではオープニングに教室の皆さんと試してみたいと思っている事があるので(まだ秘密)、それも実現できるように着々と準備していきたいと気合いを入れています!

余談ですが、予約の際に会館の方に「ピアノ発表会ですか?」と聞かれ「いいえ。ピアノコンサートです」と反射的に答えていました☆☆レッスン生の皆さんには、ただ頑張って弾くだけの発表会ではなく、聴きに来てくださったお客様が楽しめる演奏を目指して曲をしっかり読み取った上で本番に臨むレッスンをしていきますので、出演者の皆さんは小さなピアニストさんです。天使の音色が響くコンサートを目指して一緒に頑張りましょう!!

コンサート用の選曲は、12月末もしくは1月頃を目安に皆さんと一緒に相談しながら決めていきたいと思います。何か、弾きたい曲がある皆さんはその時に教えてくださいね。

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