これまでに沢山の生徒さんとのレッスンを積み上げてきた中で、常に思う事は、国籍が違っても子供たちが喜ぶレッスンでの瞬間は共通であるということ。
そうですよね。大人の私たちが思いがけず大きな花束をプレゼントされたら嬉しく感じるのは世界中の誰でも一緒なのと同じことです。
私がレッスンの中で生徒さんへ与えることのできる喜びは、演奏を見聞きさせてあげること。レッスン中は極力自分の演奏を使って曲へのイメージを膨らませ改良点を見出す力を身につけてもらっています。
私がお世話になった数々の恩師の中で、「講師のお手本としたい」と思える先生方はみなさんレッスンの中で実際に演奏して教えてくださいました。百聞は一見にしかずならぬ百の説明は一度の演奏で解決に近いものがあると思います。
そういった意味で、講師としても常に自分の腕(演奏技術や音楽性)は磨いておかなくてはいけません。私は出産子育てで演奏活動をお休みしていましたが、帰国して少し落ち着いてきたので、新たな目標を持って自分の演奏にも力を入れたいと思っています。新たな私の挑戦は今後少しずつブログに載せていきます。