愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

生徒さんからのお勧め プラハも日本も

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今まで数多くの生徒さん達とレッスンを共にして、その全ての皆さんとの時間が大切な思い出ですが、今日、プラハでレッスンをしていた一人の生徒さんを思い出す出来事がレッスン時にあったのでブログに残しておくことにしました。

プラハで教えていたS君は当時5年生の男の子。知人から頼まれてレッスンを引き継ぎ出会うことが出来た生徒さんです。テニス、英語、ピアノと異国の地でも元気に頑張る男の子でしたが、当時彼が好きでよく話を聞かせてくれたのが日本のお笑いと漫画の話。レッスン後には、その頃日本で流行っていたギャグをよく再現してくれていました(笑)

お笑いが組み込まれたピアノレッスンで、帰国の時まで学校の合唱練習を一緒にしたりしながら沢山の曲をイキイキと弾くようになった彼は発表会で、他の講師陣から「S君、すっごく良くなったわ!別人の演奏みたい」とお褒めの言葉を頂き、ご家族皆さん満足気だったことを嬉しく覚えています。

そんなS君は、いつごろからかレッスンが終わると3冊ずつ漫画を貸してくれるようになりました。日本から持って来たり送ってもらったりした大切な漫画だったと思うのですが、分厚い「ジャンプ」だったり、「ケロロ軍曹」、「テニスの王子様」など日本から長く離れていた私にはすっかり分からない漫画を1巻から根気よく貸してくれました。そして、続いて出てきたのが「のだめカンタービレ」名前だけは聞いていましたが、私は当時そのドラマも漫画も全く見たことがなかったので思わぬところで出会えたのだめちゃんだったのですが、とってもおもしろかった!

こちらで教室を始めて。「のだめちゃんのようにピアノがひきたいから」と言って入会してくださった生徒さんがいらした時には、のだめちゃんの話を生徒さんと一緒に出来ることをS君に感謝したものです。

そして今日「のだめちゃん」を目指す生徒さんが突然レッスンに持ってきてくれたのが、なんと「のだめカンタービレ」のDVD!大切なものを貸してくれるという優しさに感動し、S君を思い出しました。子供たちと一緒に大切に観させてもらいます。ありがとう♪

S君はもう立派な大学生。帰国されてからもお手紙で元気な様子を伝えてくださり、いずれまた皆さんにお会い出来たらいいなぁと願っています。

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