愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

魔法をとくレッスン

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10月もあっという間に残り数日。今月も、体験レッスンへのご希望をいくつかいただき「こんなに楽しいレッスンをしているんですね~。」と体験を受けられたお子様の保護者様よりご入会の連絡をいただき大変嬉しく思います。

芸術の秋、新たに教室の仲間になってくれるお友達も、ずっと教室で頑張ってくれている皆さんも、いつもより深く楽譜を読み解く時間を作れるといいですね。

コンサート曲も、少しずつ決めて大切な1曲をどんどん磨いていきましょう♪

さて、今日は今月多かった「魔法にかかってレッスンにやってくるレッスン生さん」のお話です。ピアノを始めて楽しい楽しい♪と弾いていた皆さんが、幼稚園から小学校に上がり、少し時間の余裕が減ってきたり他の習い事との両立が大変になってきた時に起こりやすいポイントがあります。そこで起こる問題は「楽譜がスラスラ読めない」ということ。教室では、この読譜難民が出ないようにするために教室生全員参加の色々なお楽しみ企画が行われます。それにプラスして早読みの呪文やワークブックも入ってくるので、皆さんいつの間にか読めるようになっているのですが、ほんの少人数ながら、譜読み企画に取り組まないままその場をやり過ごしてしまった子達はどうしても譜読みが苦手のまま残ってしまいます。

こういう子達は楽譜を読む自信がないために、お家でとても苦労しているはずです。新しい曲になる度にお母様に音符の読み方を教えてもらって、何回も同じ事を聞くのでお母様から「なんでいつまでも読めないの!?自分でやって」となり・・・レッスンにやってきても『私、弾けないもん。読めないし、好きじゃないもん。』となったり『新しい楽譜、全部音名を書いてきちゃった』もしくは『今日も安定の練習忘れです』という言葉とともにピアノの前にやってきます。

でも、教室の子達で言えば、大抵は自分の思い込みである事が多いです。苦手な音域はまだありますが、全然読めないことなどないのです。お家でサッと譜が読めず1人ポツンと取り残されたような気分をした結果の現れがこのような言葉になったかなと思います。

エンジェルトーンにいる子達には、ピアノが楽しいと思ってもらいたい。それがまず一番大切な事です。私がこの子達にかける言葉は

「これはいかん!読めないの魔法にかかっているんだね。大丈夫。ここで魔法を解いてあげる!」

生徒さんたち「ぽか~ん」とします(笑)ここでしばらくリエ先生お話劇場が繰り広げられて(笑)「じゃぁ、ここ読めそうだよ!ちょっと弾いてみよう」とやり始めると、皆さんリラックスしてすいすい読んで弾いていきます。そして笑顔になり、「こうやって弾いてこればいいの?多分ここも出来るよ」と次への意欲を見せられるようになるのです。(嬉)

楽譜に音名をびっしり書いてしまった子も「先生、もう1回楽譜ちょうだい~。もう書かないで練習するから」と意気込みが違います(嬉)

安定の練習忘れさん(笑)は『こうやって練習したら、すごく上手になるなぁ』と自分に満足げ(嬉)

みんなを笑顔にして教室から送りだす事が出来ると私はとても嬉しいです。忘れちゃいけないのが最後にかけるこの言葉

『先生と会わないうちにまた悪い魔法にかかっちゃだめよ~』

・・・冷静に書いてみると、たびたび言われる「リエ先生のような自由なレッスンは他では受けた事がありません」と言われるのも分かるかも?☺ようこそ不思議の国へ(笑)

皆さんとのレッスン時間を今日も楽しみにしています♪

angeltone-piano.com