愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

エンジェルコンサート間近! いざステージへ

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あっという間に4月も後半!全然ブログが更新できませんでした。そしてカレンダーを見れば皆さんが楽しみにしているコンサートまであと数日です。

コンサート前最後のレッスンにやってくるレッスン生の皆さんのお顔も普段より少しピリッと引き締まって、お辞儀や椅子の座り方、弾き始めるまでの一連の行動を加えた練習で着々と心はステージへと準備出来ているようです♪

小さい頃からよく聞いた「ステージの上には魔物がいる」という言葉。なんだかギョっとする言葉で私も子供時代はステージで弾く事が楽しめていたか?よく分からないような記憶ですが、良い事も悪い事も乗り越えながらステージを踏んできて今思うことは、「魔物なんていない」という事実。ステージで演奏者を出迎えてくれるのは、毎日その前に座り続けた大きなピアノと暖かい観客です。もしかしたら黒と白のモノトーンをここまで見続けている人間はピアニスト以外にいないのでは?と思うほど見慣れた黒と白の鍵盤。そしてホッとできる音色。ステージに出れば、そこには自分をまっていてくれる大切なパートナ―のピアノが居る事を忘れないでくださいね。

小さい頃からピアノと心の疎通が出来るようになるレッスンを目標に日々皆さんに伝えていますが、ステージではピアノと一緒に音楽を紡いでいく。という気持ちでピアノの前に座って欲しいと思います。きらきら輝くステージに魔物はやっぱり似合わないですしね☆

今回のステージが、皆さんにワクワクするようなピアノとの対話の時間になれば、本当に幸せです。他のお友達の演奏を聴いて新たな目標を作り、先へと進んでいってください。

今回はチェコがテーマのコンサートなので、ちょこっと裏話♪

チェコでは、ステージ前に上手く弾けるように♪のおまじないで、演奏前に誰かに後ろから3回息を吹きかけてもらう。というのがありました。(笑)

日本では、人を手のひらに3回書いて食べる。みたいな感じでしょうか?地味に一人で行うおまじないに比べると、誰かに肩に手をかけてもらって後ろから力を入れてもらえるような感じで私は結構この時間が好きでした。

プラハでのソロリサイタルの際にも、教授が楽屋まで来て私にこのおまじないをしてくれた事を覚えています。なんだか可愛らしいですよね。おまじないをしてもらっていたひよっこの私が、今では素敵なレッスン生の皆さんをステージへ送り出す立場へと変わり、全てに本当に感謝しています。

皆さんが笑顔でステージへ向かえるよう、今回はチェコ風おまじないでみんなを送り出してみようかな♪

楽しい1日にしましょう♪ 皆さんとの時間を心待ちにしています☆彡

当日は保護者の皆様に、リハーサル・本番とご足労をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

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