愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

コンサートカードより~みんなの声(出演者編)

過ごしやすい日々が続いていますね。今の時期はレッスン室の空気もすっきりしていて好きです。レッスンにやって来る皆さんもすっかり半袖に変わり、寒がりの私だけまだ長袖から抜け出せませんが、みんなのパワーがあふれるレッスン室です♪

さて、ここから数回にわたって皆さんからのコンサートカードの言葉を抜粋で紹介していきたいと思います。長い子では毎年書き続けて7回目のコンサートカード。始めは一言で終わってしまっていた子も、今は自分の意見や、その理由まで述べられているようになり成長を感じずにはいられません。長い付き合いだからこそ出てくる気持ちや言葉があるんだなぁ。と頑張って続けてきてくれた生徒さん、応援してくださる保護者の皆様に感謝です★ それでは早速はじめましょう!

 

①自分の目指す演奏が出来ましたか?100点満点のうち何点くらいだったかな?

80点以下 20%  90点以上100点未満 40%  100点以上 40%

という感じでした。2曲演奏する子は曲によって点数が違う子もいました。それだけしっかり自分の演奏をチェックしていたという面で、冷静にステージを楽しむ余裕もあったのだなぁと感心します。

低得点の子のコメントは

「20点 練習不足でした」とひたすら反省の子もいますし、

「68点 次はがんばるぞー!」と前向きな子、

「85点 残りの15点は音量バランス」などとしっかり分析している子、

「80点 練習のがんばりを全て出し切る事はあがってしまって出来ませんでしたが、それでも十分満足できる演奏が出来ました」と自分の演奏に手ごたえを感じている子など、色々でしたが、みんな次への目標を見ようとする意欲が感じられ嬉しいです。

90点以上~100点未満の子のコメントでは、

「98.2点 最後の音が少し濁った」と悔しそうな子、

「95点 笑顔じゃなかったから」とステージでの表情について考えた子、

「90点 間違えた所はあったけど、良い演奏が出来たと思います。気づいたら終わっていてよく覚えていません」と演奏に溶け込んでいたような子の素敵なコメント、

「90点 カチコチになりすぎてしまった」と緊張と闘っていた子など

様々でしたが満足感が伝わってきます♪

そして、満点~それ以上の子たち。沢山いました☆彡

「100点 思い通りに弾けました」

「100点 やりきりました!」

「今回のコンサートは今までよりも一番楽しく弾けたコンサートでした。100点満点中もちろん100点!!」嬉しい気持ちのオンパレードです!さらに、

「目指す演奏が出来ました!軽く言って100億点!」

「2億点!」

「90000000000000000点」と0が16個もついている子もいましたよ。すごいですね。

ステージで自分が100%納得できる演奏をする事って本当にまれですからね。そう思えたという事は、本当に幸せな事です。次の点数に期待ですね☆

②ソロとデュオどちらが楽しめましたか?

この質問は今回初めての物でした。一人ピアノと向き合って弾くソロと二人で弾くピアノ、みんなどんな気持ちでステージに挑めたかな?と思い聞いてみました。結果は

ソロ 18%  連弾 56%  どちらも楽しい 16%

ソロが楽しい!と言えるのはステージを楽しめている証の一つですね。自分の目指すものを表現したい!という気持ちが緊張やプレッシャーよりも強くあると、人前でも力をしっかり発揮できるかもしれません。 連弾が楽しい子達の数は圧倒的に多かったです。やっぱりそうですよね。私の子供時代、発表会と言えばやっぱり一人でのソロ演奏でした。ほんの時々グループで合奏をする事がありましたが、ほぼソロ演奏のみでした。結果・・・発表会はたいして楽しかった記憶がありません。でも、お友達と合奏した時は楽しかった。遠い会場まででも頑張って行って演奏できるくらい楽しかったので、教室の皆さんにはソロだけでない楽しさを知ってもらいたく今のようなプログラムが存在しています。一人でなく隣にもう一人いるだけで、気持ちがとても安らぐし楽しめるのが連弾です。二人で作り上げる!という感覚はとても貴重です。これからも続けていきたいですね♪

皆さんのコメントの中には

「ソロです。 自分ひとりで弾くものなのですごくドキドキしましたが、その分やりがいを感じられました」

「一人で弾く演奏が楽しかったです」というソロを楽しむ子達、

「二人で弾いて曲が出来上がるのが楽しいし嬉しいから」

「先生と弾いたのが楽しかったです」

「先生と弾く連弾の方が楽しい」

「一人だと恥ずかしいから」

「妹と弾けてうれしかった」

「先生がとなりにいると安心して弾けます」と連弾が楽しめた子達、また

「どちらも楽しいです」「どちらも心を込めて弾くことができました」と両方を満喫できた子達。と様々でしたが、楽しいという言葉が沢山出てきているのがリエ先生としてはとても嬉しい事です。「ステージは特別な楽しい場所」という感覚をもって皆さんが大きく育ってほしいなぁと願います♪

 

長くなってしまったので、続きはまた次回にしま~す。今日もレッスンがんばります。

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第7回エンジェルコンサート無事に終了しました。

またもや久しぶりのブログ更新。この間に、第7回のエンジェルコンサートも無事に終了しました~!ありがとうございました。あれよあれよという間にゴールデンウィークまで終わり、日々の流れはぐんぐん進んでいますね。

4月の教室コンサートは、レッスン生の皆さん、ご家族の皆様、その他聴きに来てくださった皆様と、楽しい時を共有できたことに感謝しております。ありがとうございました。コロナが少し静まっている中で多くのお客様に聞いていただく機会を作れた事は、ステージに立つ小さなピアニストさん達にとって、大きな経験だったと思います。

沢山のお客さんの前で演奏をするのと、リハーサルのように限られた人が数名座っている中で弾くのとでは、やっぱり演奏者の心境に変化があるようです。中には、「沢山お客さんが座っていないと気持ちがもりあがらな~い!」と言える度胸のあるお子様もいらっしゃいますし、「お客さんがいるともっと緊張しちゃうから・・・」とドキドキ感にすっかり縛られてしまう子も沢山。

私も小さい頃はステージ演奏ならではの問題を抱えていました。それは手汗・・・「ステージのピアノの鍵盤はどうしてこんなに汗が出る鍵盤なんだろう?」とピアノがおかしい!と思う時期があったほど(笑)ツルツルつるつると滑る鍵盤を相手にかなり苦戦を強いられていました。それと手が冷たくなる。というのも必ずでしたね~。1年中、暑い夏でも本番の時は手にカイロを持って。それでも手が冷たくてこちらも苦労しました。心境的にはガチガチに緊張してしまうという事はなかったのですが、それでもやっぱり体は何かしらの反応を出していたわけですよね。

カイロは外国ではあまり知られていないものだったので、チェコで演奏前に持っていたりすると「なにそれ?」と現地の子に不思議がられたものですが、今でもカイロは必需品です。ただ、教室コンサートの時なんかは忙しすぎてカイロを握りしめる暇もないです(笑)

今は、レッスン生さんの緊張をどうやって静めるか、一緒に連弾する際、隣でいかにリラックスして弾けるように音でメッセージを伝えるかに集中しているので、とにかく落ち着き払ってにこやかにステージでみんなと一緒に弾く事が楽しいです♪

今年のコンサートカードも皆さんぎっしり気持ちを詰め込んで書いてきてくださりありがとうございました。こちらは次回版からご紹介していきますね。

第7回のコンサートは私にとっては、「新たなるスタート」の回だったと思います。昨年の夏に亡くした主人との別れで精神的に瀕死のダメージを負った私。心が真っ暗な日々で歩き出す元気すらありませんでしたが、レッスン生さんが変わらず元気なお顔を見せてくれて、楽しいお話を聞かせてくれて、小さなお子さん達なりの心遣いを沢山感じました。お子様達の優しさの源はお家でのご家族様の優しさだと痛感し、皆様の暖かい気持ちに支えてもらい一歩進めた事に感謝しかありません。

『主人は遠くに行ってしまったのではなくて、私の心の中で一緒にいてくれている。』と思い二人分の頑張りをしなくては!と前を向く決意をして、コンサートの準備に気合い十分で取り組めたのも皆様のおかげです。チャイムも音楽物語も、企画を練って一緒に練習する時間はとっても楽しい時でした。自分のピアノも一応新しい曲をコンサート用に練習してはいましたが、リハーサルの時に娘に「ママ、パパの曲を弾きなよ。そっちの方がいいよ。」と言ってもらい本番で弾く曲は主人の為に書いたオリジナル曲をやっぱり弾く事にしました。本心は、私もこれを弾きたかった。主人の作ったオブジェの置かれたステージで主人の為に弾く時間を持てて幸せでした。娘にも感謝です。

さぁ次も頑張るぞ!次はどんな企画を立てようかな~??と終わったとたんに第8回に向けてアイディアを発案中!また皆様と楽しい時間を持てるように!がんばります♪

それまでの間にレッスン生の皆さんには広い面での力を付けていただくべく、「レッスン頑張り表2022」の配布を始めました~!新たな項目も加わり、どの年代の子達にも取り組みやすい頑張り表にリニューアルして今年も取り組みますので年末まで一緒に取り組みましょう!楽しいレッスン計画立てておきます♪

さぁ!レッツゴー!

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準備に奔走中

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気づけばあっという間に2月も中盤。前回のブログから長らくのご無沙汰になってしまいました。いつも、この時期は教室の春のコンサートに向けて忙しさが募るばかりです。レッスン生の皆さんが、ステージに向けて計画的に練習を進められるように今年はコンサートまでのカウントダウンカレンダーをお渡ししてレッスン毎に貼ってコンサートまでのレッスン回数を数えながら練習に取り組んでいます。

なんとなく遠い印象のある4月ですが、レッスン回数を数えると新年入ってからコンサートまでには12回しかレッスンはありません。「ゆったりペースで練習を進めていると間に合わないかもしれないぞ」という危機感を自分で感じて行動に移すことが出来るようにする作戦です★このカレンダー作戦が今後のレッスン生さんを、『いつも先を見て自分の目標設定が出来る子』に導いてくれれば良いなと思います。

13日の日曜には、チャイムレッスンがスタート!コロナの関係もあり、レッスン回数はこれまでより1回少なく設定されており、初挑戦のメンバーも多いのでまずは音を出す所からのレッスンでした。みんな緊張気味でにこやかに談笑する間もなく終わりましたが(汗)昨日お家練習ビデオを皆さんに送信しましたので、お家でタイミング調整をしてみてください。

毎回チャイムレッスンの1回目終了後は、課題山積で青ざめるリエ先生。「どうしよ~。いやぁ~心配だわ~。」と主人に話を聞いてもらっていましたが、今年は写真を前に「いやぁ~。今回も大変よ~。」とひとしきり話をして、「まぁ、でもきれいに演奏するからね。完成させるから大丈夫。」と円満解決にいたっております。(笑)エンジェルトーンの皆さんは、音を楽しめる子達ばかりですから★★★ステージではきれいな音色を客席へお届けします♪

コンサートの開始を告げる美しいチャイムがあれば、フィナーレを飾るのは「動物の謝肉祭」こちらは教室の選抜メンバーで構成されたお楽しみ演目です。エンジェルトーンならではの演出を加えて楽しく構成したかったので、楽譜は2種類のものを使い、アレンジも加えて、ナレーションの台本は冬休み中に書き上げてメンバーの皆さんにわたっています。ピアノは大好きだけど、マイクで話すのはちょっと・・・という子達がいっぱいの為、今回はナレーターの低年齢化しておりますが、先週レッスンの際にセリフを読んでもらうと、とっても上手にイキイキと可愛く読んでくれていましたのでこちらもこうご期待です!会場がどんなことになるか?ステージに飛び出してくるのはどんな動物たち?!?ドキドキしますね♪

今は徐々に集まってきたプログラム写真とコメントを整理しながら、演奏順を色々考え中です。エンジェルコンサートは、みんなの演奏を聴く事も大切にしています。小さな子はお兄さん、お姉さんの演奏を聴いて頑張るエネルギーにしてほしいですし、昨年は限定公開でしたので、2年ぶりで聞ける演奏も沢山ありますね。仲間の大きな成長をお互い喜び、刺激しあえる日に出来るようプログラムも楽しい組み合わせで作っていきますね。

保護者の皆様には、アンケートのご回答をいただきありがとうございます。新年度スケジュールと合わせてお返事していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします♪

さぁ今日もはりきってレッツゴー!

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マイピアノとの不思議なつながり

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今日は寒~い朝でしたね~!!12月もあっという間に中盤で、教室のレッスンも冬休み突入まで残すところ1週間と少しです。

今年は、小学生の皆さんが教室初の「レッスン頑張り表」を始めた年でしたね。12月最終レッスンで成果を見直して、頑張った自分にご褒美ゲットのチャンスです!頑張ってやってくれるかなぁと半信半疑で作った頑張り表でしたが、思いのほか皆さん目標達成目指して頑張れたので、来年は教室生皆さんに是非チャレンジしてもらいたいですね☆

さて、我が家は只今ピアノの調律中です♪今日の調律ピアノは去年我が家にやってきた新入りピアノ君。専ら子供達の練習専用でなかなか私は弾く機会がなかったりするのですが、とても良い響きが魅力的で一緒に試弾に行ってくれた主人が「これに決まりだね」と試弾した4台の中で音を聞いて即決した思い出深い大切なピアノです。

我が家にあるピアノにはそれぞれ思い入れのあるものばかりですが、今日のお話はその中でも私の苦労を一番知っているピアノ。レッスン室で私が弾いているリエ先生ピアノです。

私が小学5年生の頃に買ってもらったはずなので、もう30年を超える付き合いとなり、ツーカーの仲なのです♪このピアノは先月調律をしていただきましたが、調律師さんからこんなことを言われました。「先生、このピアノだけもの凄く音が狂っていましたね。他の2台は通常程度の音のズレですが、この1台だけは今までになくズレていてびっくりしました!」

「そうですかぁ。色々あったので、今年は。。。」

と調律師さんには、きっと意味不明な返答をしてしまった私ですが(汗)ピアノとの不思議なつながりを感じてしまいました。まさに、今年の私は大打撃の一言に尽きるのでその打撃は苦楽を共にしたマイピアノにまで通じたんでしょうね。私の悲しみを頑張って吸い取ってくれたのかもしれません。

いくら電子ピアノが高度になっても、やっぱり生きた楽器から出る音にはかなわないし、心が通わないんだろうなぁ。と思うと、お家で本物のピアノを用意していただいて練習できる生徒さんは本当に幸せだと思います。そして、その楽器のすばらしさを心から感じられる演奏を出来る人に育ってほしいし。いつまでも大切に楽器をそばに置いてほしいと思います。

教室に来られる大人のレッスン生の方々から「家は電子ピアノだけど、やっぱり本物のピアノで弾くと癒されますね」というお言葉や、「忙しいから練習も出来ないですけど、ここに来る事で気持ちが軽くなります」とお話いただく事が多いのも、本物の楽器の持つ癒しパワーのおかげですね。

好きな曲をサラッと弾く事が出来るようになる感覚、音楽の中で呼吸が自然に出来るようになる感覚をつかむまでには、皆さんが超えるべき山は沢山あるかもしれないけれど、「絶対出来るよ♪」と一緒に前を向ける皆さんが、これからもピアノを楽しく感じられますように。。。リエ先生、しっかり伴走していきます!

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演奏を支える体つくり

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寒さが厳しくなってきました!気づけば11月もあと数日ですね。前回のブログからあっという間に1か月が経とうとしています。今は、来年のコンサートに向けての皆さんへの曲選びにいつも考え中のリエ先生。ピアノの上に楽譜がどんどん積まれています。レッスン生の皆さんも、ステージに向けて「今度はペダルが踏める曲をやりたいな」とか「パパが好きな曲を弾くの」「優しい感じのするきれいな曲」「かっこいい曲」などそれぞれがイメージする理想をリクエストしてくれるので、それに見合う曲を必死に弾いて探す毎日です。(笑)生徒さんの中には、今月から教室を変わられて通い始めてくださった方もいらっしゃいますが、コンサートには挑戦する!と決めてくれたので、まだ緊張気味のその子に「こういう曲なんか好きじゃないかな?」といって彼女にお勧めしたいと思っていた曲を弾くと『そういう曲が弾きたかった』と嬉しい答えが返ってきたりして、気持ちが上がります♪

みんな、それぞれが伸び伸びと自分の世界を表現出来る曲を見つけられるようにしばらくは楽譜の山との格闘です!

ステージに向けて大切な事といえば、練習はもちろんですが、弾ける体を作る事!やっぱり元気な体がなくては弾けません。私は大学時代に色々あって激ヤセでしたが、その時師事していた教授に「あなた!食べなさい!!木の枝のような体では弾けないわ!」と何度も心配していただき、お料理のレシピまで教えてもらうレッスンでした(笑)本当に良い師に出会い、大学で潰れてしまわなくて良かったと感謝しています。

そして、チェコ時代。こちらは練習が一日の行動のほぼ全てのような日々だったので、食事には一切気をかけずでやっぱり痩せていました(汗)留学を1年終えた頃に出会った主人に言われたのが「リエ!体力をつけたほうがいいよ!」でした。主人がスイスイと100回ずつ腕立て伏せをする姿に憧れて始まった私のミニ体力作り。主人が組み立ててくれたトレーニングメニューがそれから朝晩何年も続き、痩せてはいるけど腕の筋肉はついて力強くなった気がしました。寒さの厳しい冬も元気に越せて、度重なるコンサートにも耐えうる体が作れていました。

が!!今はトレーニングしていないので~~。おまけにここ数か月で痩せてしまい~~。9月~10月半ばにかけて左腕の異変で弾けなかった時期もあり~~(泣)体力全大的に減退。自分の音に変化を感じます。重みが足りない。。。なんか違う。。。テクニックも落ちた。。。ガーーーン!

というわけで、コツコツテクニック練習を始めたリエ先生です。元気な体がなくては始まりませんね。腕立てがスイスイ出来るようになる自信は全然ありませんが、子供達と一緒にミニトレーニングを復活させないといけないかな?と思います。

さぁ!みんなでミニトレーニングの輪を広げましょう♪(冗談です)厳しい寒さが始まりましたので、体調管理には気を付けて過ごしてくださいね。

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魔法をとくレッスン

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10月もあっという間に残り数日。今月も、体験レッスンへのご希望をいくつかいただき「こんなに楽しいレッスンをしているんですね~。」と体験を受けられたお子様の保護者様よりご入会の連絡をいただき大変嬉しく思います。

芸術の秋、新たに教室の仲間になってくれるお友達も、ずっと教室で頑張ってくれている皆さんも、いつもより深く楽譜を読み解く時間を作れるといいですね。

コンサート曲も、少しずつ決めて大切な1曲をどんどん磨いていきましょう♪

さて、今日は今月多かった「魔法にかかってレッスンにやってくるレッスン生さん」のお話です。ピアノを始めて楽しい楽しい♪と弾いていた皆さんが、幼稚園から小学校に上がり、少し時間の余裕が減ってきたり他の習い事との両立が大変になってきた時に起こりやすいポイントがあります。そこで起こる問題は「楽譜がスラスラ読めない」ということ。教室では、この読譜難民が出ないようにするために教室生全員参加の色々なお楽しみ企画が行われます。それにプラスして早読みの呪文やワークブックも入ってくるので、皆さんいつの間にか読めるようになっているのですが、ほんの少人数ながら、譜読み企画に取り組まないままその場をやり過ごしてしまった子達はどうしても譜読みが苦手のまま残ってしまいます。

こういう子達は楽譜を読む自信がないために、お家でとても苦労しているはずです。新しい曲になる度にお母様に音符の読み方を教えてもらって、何回も同じ事を聞くのでお母様から「なんでいつまでも読めないの!?自分でやって」となり・・・レッスンにやってきても『私、弾けないもん。読めないし、好きじゃないもん。』となったり『新しい楽譜、全部音名を書いてきちゃった』もしくは『今日も安定の練習忘れです』という言葉とともにピアノの前にやってきます。

でも、教室の子達で言えば、大抵は自分の思い込みである事が多いです。苦手な音域はまだありますが、全然読めないことなどないのです。お家でサッと譜が読めず1人ポツンと取り残されたような気分をした結果の現れがこのような言葉になったかなと思います。

エンジェルトーンにいる子達には、ピアノが楽しいと思ってもらいたい。それがまず一番大切な事です。私がこの子達にかける言葉は

「これはいかん!読めないの魔法にかかっているんだね。大丈夫。ここで魔法を解いてあげる!」

生徒さんたち「ぽか~ん」とします(笑)ここでしばらくリエ先生お話劇場が繰り広げられて(笑)「じゃぁ、ここ読めそうだよ!ちょっと弾いてみよう」とやり始めると、皆さんリラックスしてすいすい読んで弾いていきます。そして笑顔になり、「こうやって弾いてこればいいの?多分ここも出来るよ」と次への意欲を見せられるようになるのです。(嬉)

楽譜に音名をびっしり書いてしまった子も「先生、もう1回楽譜ちょうだい~。もう書かないで練習するから」と意気込みが違います(嬉)

安定の練習忘れさん(笑)は『こうやって練習したら、すごく上手になるなぁ』と自分に満足げ(嬉)

みんなを笑顔にして教室から送りだす事が出来ると私はとても嬉しいです。忘れちゃいけないのが最後にかけるこの言葉

『先生と会わないうちにまた悪い魔法にかかっちゃだめよ~』

・・・冷静に書いてみると、たびたび言われる「リエ先生のような自由なレッスンは他では受けた事がありません」と言われるのも分かるかも?☺ようこそ不思議の国へ(笑)

皆さんとのレッスン時間を今日も楽しみにしています♪

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みんな大好き★どれみふぁレッスン

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3歳のお誕生日迎えたばかりの息子。これがどれみふぁレッスンの原点!

10月に入っても蒸し暑い日々が続いていますね。9月末は、私用で東京まで書類提出の為にとんぼ返りをしたりと慌ただしい日々でしたが、10月初旬も毎年気が抜けないリエ先生。その理由は・・・エンジェルコンサートのホール確保です。

長引くコロナでホールの予約状況が全く予測できなかったのですが、希望していた日程をバッチリ確保してきましたよ♪

来年の第7回エンジェルトーンピアノコンサートは2022年4月3日(日)に決定です。ホールリハーサルは希望日がすでに埋まっていたので本番3週間前の3月13日(日)で予約してあります。3週間前だと、みんな暗譜が出来上がったくらいになっているのが理想ですよ♪春休みの最後のお楽しみでホール演奏を楽しめるように、少しずつ弾きたい曲なども考えてみてください。今度は教室の仲間、皆さんの演奏を聴ける状態である事を願いますね。

そして、次回のコンサートではどれみふぁレッスン第1期生のお友達がなんと!エンジェルコンサート5回目の出演を迎えることになります。教室に通い始めた時は年少さんの3歳だったみんな。(来年の春からは3年生だね)「保育園では一言も先生とお話しないんです」なんていう恥ずかしがり屋さんも、レッスンでは、とっても明るく、元気に、いっぱ~いおしゃべり出来、読譜、リズム感、音感全ての基礎をしっかりつけて進んでいます。

どれみふぁレッスン生初めてのコンサートでは生徒さんそれぞれが好きなテーマを元にして私が曲を作りプレゼント。よくありがちな、メリーさんやきらきら星などの曲でステージデビューを飾るのではなくて、歌詞もついた自分だけの1曲でステージへ立つ喜びをご家族で味わっていただいております。リエ先生メロディが大好きで、なんと2年連続リエ先生に作曲依頼の子もいました☆彡

曲も毎年作り増えてきたので、どれみふぁレッスン思い出の曲をちゃんと楽譜集にして皆さんにお配りしたいなぁと考えています。ホールを借りて、CDも作りたいですね♪

現在も、小さな年少さんたちが教室のどれみふぁレッスンにお越しいただいていますが、1人でへっちゃらでレッスン室へ入り「早くご挨拶のお歌はじめよう!」とピアノ椅子に座りやる気満々です♪小さな今だからこその、音楽との付き合い方をレッスンでたっぷり楽しんでもらってお迎えのお母様と帰宅されるレッスン生さんの声が昨日聞こえてきました。

「どうだった?」←お母様

「めっちゃ楽しかった!」←レッスン生さん

この後、レッスンでのお話を楽しそうに話している様子でリエ先生「ホッ」とします。お母様からも「大変楽しみに毎回通っております」とメッセージをいただき、「さぁ!次は何で楽しませようかなぁ~?」とどれみふぁレッスンのバージョンアップを日々考案中です。小さなお子様の大きな成長。沢山一緒に見守りたいと思います♪

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