愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

準備に奔走中

f:id:angeltone:20220215110313j:plain

気づけばあっという間に2月も中盤。前回のブログから長らくのご無沙汰になってしまいました。いつも、この時期は教室の春のコンサートに向けて忙しさが募るばかりです。レッスン生の皆さんが、ステージに向けて計画的に練習を進められるように今年はコンサートまでのカウントダウンカレンダーをお渡ししてレッスン毎に貼ってコンサートまでのレッスン回数を数えながら練習に取り組んでいます。

なんとなく遠い印象のある4月ですが、レッスン回数を数えると新年入ってからコンサートまでには12回しかレッスンはありません。「ゆったりペースで練習を進めていると間に合わないかもしれないぞ」という危機感を自分で感じて行動に移すことが出来るようにする作戦です★このカレンダー作戦が今後のレッスン生さんを、『いつも先を見て自分の目標設定が出来る子』に導いてくれれば良いなと思います。

13日の日曜には、チャイムレッスンがスタート!コロナの関係もあり、レッスン回数はこれまでより1回少なく設定されており、初挑戦のメンバーも多いのでまずは音を出す所からのレッスンでした。みんな緊張気味でにこやかに談笑する間もなく終わりましたが(汗)昨日お家練習ビデオを皆さんに送信しましたので、お家でタイミング調整をしてみてください。

毎回チャイムレッスンの1回目終了後は、課題山積で青ざめるリエ先生。「どうしよ~。いやぁ~心配だわ~。」と主人に話を聞いてもらっていましたが、今年は写真を前に「いやぁ~。今回も大変よ~。」とひとしきり話をして、「まぁ、でもきれいに演奏するからね。完成させるから大丈夫。」と円満解決にいたっております。(笑)エンジェルトーンの皆さんは、音を楽しめる子達ばかりですから★★★ステージではきれいな音色を客席へお届けします♪

コンサートの開始を告げる美しいチャイムがあれば、フィナーレを飾るのは「動物の謝肉祭」こちらは教室の選抜メンバーで構成されたお楽しみ演目です。エンジェルトーンならではの演出を加えて楽しく構成したかったので、楽譜は2種類のものを使い、アレンジも加えて、ナレーションの台本は冬休み中に書き上げてメンバーの皆さんにわたっています。ピアノは大好きだけど、マイクで話すのはちょっと・・・という子達がいっぱいの為、今回はナレーターの低年齢化しておりますが、先週レッスンの際にセリフを読んでもらうと、とっても上手にイキイキと可愛く読んでくれていましたのでこちらもこうご期待です!会場がどんなことになるか?ステージに飛び出してくるのはどんな動物たち?!?ドキドキしますね♪

今は徐々に集まってきたプログラム写真とコメントを整理しながら、演奏順を色々考え中です。エンジェルコンサートは、みんなの演奏を聴く事も大切にしています。小さな子はお兄さん、お姉さんの演奏を聴いて頑張るエネルギーにしてほしいですし、昨年は限定公開でしたので、2年ぶりで聞ける演奏も沢山ありますね。仲間の大きな成長をお互い喜び、刺激しあえる日に出来るようプログラムも楽しい組み合わせで作っていきますね。

保護者の皆様には、アンケートのご回答をいただきありがとうございます。新年度スケジュールと合わせてお返事していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします♪

さぁ今日もはりきってレッツゴー!

angeltone-piano.com

マイピアノとの不思議なつながり

f:id:angeltone:20211214112336j:plain

今日は寒~い朝でしたね~!!12月もあっという間に中盤で、教室のレッスンも冬休み突入まで残すところ1週間と少しです。

今年は、小学生の皆さんが教室初の「レッスン頑張り表」を始めた年でしたね。12月最終レッスンで成果を見直して、頑張った自分にご褒美ゲットのチャンスです!頑張ってやってくれるかなぁと半信半疑で作った頑張り表でしたが、思いのほか皆さん目標達成目指して頑張れたので、来年は教室生皆さんに是非チャレンジしてもらいたいですね☆

さて、我が家は只今ピアノの調律中です♪今日の調律ピアノは去年我が家にやってきた新入りピアノ君。専ら子供達の練習専用でなかなか私は弾く機会がなかったりするのですが、とても良い響きが魅力的で一緒に試弾に行ってくれた主人が「これに決まりだね」と試弾した4台の中で音を聞いて即決した思い出深い大切なピアノです。

我が家にあるピアノにはそれぞれ思い入れのあるものばかりですが、今日のお話はその中でも私の苦労を一番知っているピアノ。レッスン室で私が弾いているリエ先生ピアノです。

私が小学5年生の頃に買ってもらったはずなので、もう30年を超える付き合いとなり、ツーカーの仲なのです♪このピアノは先月調律をしていただきましたが、調律師さんからこんなことを言われました。「先生、このピアノだけもの凄く音が狂っていましたね。他の2台は通常程度の音のズレですが、この1台だけは今までになくズレていてびっくりしました!」

「そうですかぁ。色々あったので、今年は。。。」

と調律師さんには、きっと意味不明な返答をしてしまった私ですが(汗)ピアノとの不思議なつながりを感じてしまいました。まさに、今年の私は大打撃の一言に尽きるのでその打撃は苦楽を共にしたマイピアノにまで通じたんでしょうね。私の悲しみを頑張って吸い取ってくれたのかもしれません。

いくら電子ピアノが高度になっても、やっぱり生きた楽器から出る音にはかなわないし、心が通わないんだろうなぁ。と思うと、お家で本物のピアノを用意していただいて練習できる生徒さんは本当に幸せだと思います。そして、その楽器のすばらしさを心から感じられる演奏を出来る人に育ってほしいし。いつまでも大切に楽器をそばに置いてほしいと思います。

教室に来られる大人のレッスン生の方々から「家は電子ピアノだけど、やっぱり本物のピアノで弾くと癒されますね」というお言葉や、「忙しいから練習も出来ないですけど、ここに来る事で気持ちが軽くなります」とお話いただく事が多いのも、本物の楽器の持つ癒しパワーのおかげですね。

好きな曲をサラッと弾く事が出来るようになる感覚、音楽の中で呼吸が自然に出来るようになる感覚をつかむまでには、皆さんが超えるべき山は沢山あるかもしれないけれど、「絶対出来るよ♪」と一緒に前を向ける皆さんが、これからもピアノを楽しく感じられますように。。。リエ先生、しっかり伴走していきます!

angeltone-piano.com

演奏を支える体つくり

f:id:angeltone:20211124114356j:plain

寒さが厳しくなってきました!気づけば11月もあと数日ですね。前回のブログからあっという間に1か月が経とうとしています。今は、来年のコンサートに向けての皆さんへの曲選びにいつも考え中のリエ先生。ピアノの上に楽譜がどんどん積まれています。レッスン生の皆さんも、ステージに向けて「今度はペダルが踏める曲をやりたいな」とか「パパが好きな曲を弾くの」「優しい感じのするきれいな曲」「かっこいい曲」などそれぞれがイメージする理想をリクエストしてくれるので、それに見合う曲を必死に弾いて探す毎日です。(笑)生徒さんの中には、今月から教室を変わられて通い始めてくださった方もいらっしゃいますが、コンサートには挑戦する!と決めてくれたので、まだ緊張気味のその子に「こういう曲なんか好きじゃないかな?」といって彼女にお勧めしたいと思っていた曲を弾くと『そういう曲が弾きたかった』と嬉しい答えが返ってきたりして、気持ちが上がります♪

みんな、それぞれが伸び伸びと自分の世界を表現出来る曲を見つけられるようにしばらくは楽譜の山との格闘です!

ステージに向けて大切な事といえば、練習はもちろんですが、弾ける体を作る事!やっぱり元気な体がなくては弾けません。私は大学時代に色々あって激ヤセでしたが、その時師事していた教授に「あなた!食べなさい!!木の枝のような体では弾けないわ!」と何度も心配していただき、お料理のレシピまで教えてもらうレッスンでした(笑)本当に良い師に出会い、大学で潰れてしまわなくて良かったと感謝しています。

そして、チェコ時代。こちらは練習が一日の行動のほぼ全てのような日々だったので、食事には一切気をかけずでやっぱり痩せていました(汗)留学を1年終えた頃に出会った主人に言われたのが「リエ!体力をつけたほうがいいよ!」でした。主人がスイスイと100回ずつ腕立て伏せをする姿に憧れて始まった私のミニ体力作り。主人が組み立ててくれたトレーニングメニューがそれから朝晩何年も続き、痩せてはいるけど腕の筋肉はついて力強くなった気がしました。寒さの厳しい冬も元気に越せて、度重なるコンサートにも耐えうる体が作れていました。

が!!今はトレーニングしていないので~~。おまけにここ数か月で痩せてしまい~~。9月~10月半ばにかけて左腕の異変で弾けなかった時期もあり~~(泣)体力全大的に減退。自分の音に変化を感じます。重みが足りない。。。なんか違う。。。テクニックも落ちた。。。ガーーーン!

というわけで、コツコツテクニック練習を始めたリエ先生です。元気な体がなくては始まりませんね。腕立てがスイスイ出来るようになる自信は全然ありませんが、子供達と一緒にミニトレーニングを復活させないといけないかな?と思います。

さぁ!みんなでミニトレーニングの輪を広げましょう♪(冗談です)厳しい寒さが始まりましたので、体調管理には気を付けて過ごしてくださいね。

angeltone-piano.com

魔法をとくレッスン

f:id:angeltone:20211028121343j:plain

10月もあっという間に残り数日。今月も、体験レッスンへのご希望をいくつかいただき「こんなに楽しいレッスンをしているんですね~。」と体験を受けられたお子様の保護者様よりご入会の連絡をいただき大変嬉しく思います。

芸術の秋、新たに教室の仲間になってくれるお友達も、ずっと教室で頑張ってくれている皆さんも、いつもより深く楽譜を読み解く時間を作れるといいですね。

コンサート曲も、少しずつ決めて大切な1曲をどんどん磨いていきましょう♪

さて、今日は今月多かった「魔法にかかってレッスンにやってくるレッスン生さん」のお話です。ピアノを始めて楽しい楽しい♪と弾いていた皆さんが、幼稚園から小学校に上がり、少し時間の余裕が減ってきたり他の習い事との両立が大変になってきた時に起こりやすいポイントがあります。そこで起こる問題は「楽譜がスラスラ読めない」ということ。教室では、この読譜難民が出ないようにするために教室生全員参加の色々なお楽しみ企画が行われます。それにプラスして早読みの呪文やワークブックも入ってくるので、皆さんいつの間にか読めるようになっているのですが、ほんの少人数ながら、譜読み企画に取り組まないままその場をやり過ごしてしまった子達はどうしても譜読みが苦手のまま残ってしまいます。

こういう子達は楽譜を読む自信がないために、お家でとても苦労しているはずです。新しい曲になる度にお母様に音符の読み方を教えてもらって、何回も同じ事を聞くのでお母様から「なんでいつまでも読めないの!?自分でやって」となり・・・レッスンにやってきても『私、弾けないもん。読めないし、好きじゃないもん。』となったり『新しい楽譜、全部音名を書いてきちゃった』もしくは『今日も安定の練習忘れです』という言葉とともにピアノの前にやってきます。

でも、教室の子達で言えば、大抵は自分の思い込みである事が多いです。苦手な音域はまだありますが、全然読めないことなどないのです。お家でサッと譜が読めず1人ポツンと取り残されたような気分をした結果の現れがこのような言葉になったかなと思います。

エンジェルトーンにいる子達には、ピアノが楽しいと思ってもらいたい。それがまず一番大切な事です。私がこの子達にかける言葉は

「これはいかん!読めないの魔法にかかっているんだね。大丈夫。ここで魔法を解いてあげる!」

生徒さんたち「ぽか~ん」とします(笑)ここでしばらくリエ先生お話劇場が繰り広げられて(笑)「じゃぁ、ここ読めそうだよ!ちょっと弾いてみよう」とやり始めると、皆さんリラックスしてすいすい読んで弾いていきます。そして笑顔になり、「こうやって弾いてこればいいの?多分ここも出来るよ」と次への意欲を見せられるようになるのです。(嬉)

楽譜に音名をびっしり書いてしまった子も「先生、もう1回楽譜ちょうだい~。もう書かないで練習するから」と意気込みが違います(嬉)

安定の練習忘れさん(笑)は『こうやって練習したら、すごく上手になるなぁ』と自分に満足げ(嬉)

みんなを笑顔にして教室から送りだす事が出来ると私はとても嬉しいです。忘れちゃいけないのが最後にかけるこの言葉

『先生と会わないうちにまた悪い魔法にかかっちゃだめよ~』

・・・冷静に書いてみると、たびたび言われる「リエ先生のような自由なレッスンは他では受けた事がありません」と言われるのも分かるかも?☺ようこそ不思議の国へ(笑)

皆さんとのレッスン時間を今日も楽しみにしています♪

angeltone-piano.com

みんな大好き★どれみふぁレッスン

f:id:angeltone:20211012114913j:plain

3歳のお誕生日迎えたばかりの息子。これがどれみふぁレッスンの原点!

10月に入っても蒸し暑い日々が続いていますね。9月末は、私用で東京まで書類提出の為にとんぼ返りをしたりと慌ただしい日々でしたが、10月初旬も毎年気が抜けないリエ先生。その理由は・・・エンジェルコンサートのホール確保です。

長引くコロナでホールの予約状況が全く予測できなかったのですが、希望していた日程をバッチリ確保してきましたよ♪

来年の第7回エンジェルトーンピアノコンサートは2022年4月3日(日)に決定です。ホールリハーサルは希望日がすでに埋まっていたので本番3週間前の3月13日(日)で予約してあります。3週間前だと、みんな暗譜が出来上がったくらいになっているのが理想ですよ♪春休みの最後のお楽しみでホール演奏を楽しめるように、少しずつ弾きたい曲なども考えてみてください。今度は教室の仲間、皆さんの演奏を聴ける状態である事を願いますね。

そして、次回のコンサートではどれみふぁレッスン第1期生のお友達がなんと!エンジェルコンサート5回目の出演を迎えることになります。教室に通い始めた時は年少さんの3歳だったみんな。(来年の春からは3年生だね)「保育園では一言も先生とお話しないんです」なんていう恥ずかしがり屋さんも、レッスンでは、とっても明るく、元気に、いっぱ~いおしゃべり出来、読譜、リズム感、音感全ての基礎をしっかりつけて進んでいます。

どれみふぁレッスン生初めてのコンサートでは生徒さんそれぞれが好きなテーマを元にして私が曲を作りプレゼント。よくありがちな、メリーさんやきらきら星などの曲でステージデビューを飾るのではなくて、歌詞もついた自分だけの1曲でステージへ立つ喜びをご家族で味わっていただいております。リエ先生メロディが大好きで、なんと2年連続リエ先生に作曲依頼の子もいました☆彡

曲も毎年作り増えてきたので、どれみふぁレッスン思い出の曲をちゃんと楽譜集にして皆さんにお配りしたいなぁと考えています。ホールを借りて、CDも作りたいですね♪

現在も、小さな年少さんたちが教室のどれみふぁレッスンにお越しいただいていますが、1人でへっちゃらでレッスン室へ入り「早くご挨拶のお歌はじめよう!」とピアノ椅子に座りやる気満々です♪小さな今だからこその、音楽との付き合い方をレッスンでたっぷり楽しんでもらってお迎えのお母様と帰宅されるレッスン生さんの声が昨日聞こえてきました。

「どうだった?」←お母様

「めっちゃ楽しかった!」←レッスン生さん

この後、レッスンでのお話を楽しそうに話している様子でリエ先生「ホッ」とします。お母様からも「大変楽しみに毎回通っております」とメッセージをいただき、「さぁ!次は何で楽しませようかなぁ~?」とどれみふぁレッスンのバージョンアップを日々考案中です。小さなお子様の大きな成長。沢山一緒に見守りたいと思います♪

angeltone-piano.com

ここでよかった

f:id:angeltone:20210928150244j:plain

朝晩冷え込むようになりましたね。教室に来てくれるレッスン生さんの装いも少しずつ秋色へと変わってきています。

今月は、教室を始めた年から通ってくださっていたレッスン生S君の教室からの旅立ちがありました。当時、チェコから子供たちと帰国してゼロからのスタートの中、教室のホームページをお母様が見つけて兄妹お二人を連れてすぐ体験レッスンにお越しくださったのが、S君小学5年生、妹のRちゃん小学1年生の時だったと記憶しています。

幼稚園の頃から始めたピアノでしたが、難しくなるテキストに段々と嫌気がさしてきてピアノを嫌いになってしまいそうです。と正直なお気持ちを打ち明けてくださったお母様のお言葉通り、「少しピアノ聞かせて♪」という私の言葉にギクッとした様子から始まったS君とのレッスン。そんな中でも風変りな私(笑)の面白レッスン要素を体験で感じ取ってくれた様子で、今までのお教室から変わって通い始めてくださり、思春期の難しい時期も元気に通い続けてくれました。あっという間のような、でも大きな成長を見せてもらったS君との6年間のレッスン。

男の子がピアノを長く続ける事は、難しいかなぁ。と小学校卒業のタイミングや中学卒業のタイミングにはこれが最後になるかもしれない。と教室コンサートに向けて大人になってもカッコよく弾けるに違いない曲をセレクトして臨んでもらっていましたが、なんと高校生になってからも「ピアノは好きだから」と続けてレッスンに通ってくださっていました。いつも礼儀正しく、レッスンにも一生懸命で、疲れている時も沢山あったと思いますが立派に取り組んでくれるエンジェルトーンのお兄さんS君♪

今はこの6年間、S君とのレッスン色々あったなぁ。と嬉しく思い返す日々です。妹さんと一緒に通っていた小学校時代は、妹さんの言動にも、とても注意を払って様子を見ながら宿題をしていたり、連弾も楽しい曲を沢山試しました。中学に入ると、運動部での特訓とお勉強に忙しくなる中でも、合唱では指揮者として学校でも活躍してくれました。青春時代を生きる悩みも色々話したな~。私の数百年前のように感じる青春の思い出も話しつつ、悩み相談室になった時期もあったね(笑)

教室のコンサートも全6回に出演!お話物語の「ピーターとオオカミ」や5回出演記念の「5人連弾」はチームを率いる存在としてみんなをまとめてくれました。長く一緒にレッスンをする中で「こんな曲好きだろうなぁ」というのがよく分かるようになってきたので、コンサート曲選びはスムーズだったのもS君の特徴です。

教室卒業に向けての卒業曲はS君本人が決めて練習をスタート。お気に入りの曲だけに、最後の仕上がりはとても説得力のある暖かい演奏だった事がとても嬉しかったです。「今日は卒業演奏ね♪」という私に「はい。すごく緊張してコンサートより緊張していますよ。こんなに長く続けた習い事ないですからっ!」と手汗を拭くS君。コンサートの舞台裏でもものすごく緊張して手汗すごいのに、あの時より緊張しているなんて!!レッスンを最後まで大切に思って演奏に向かう姿勢が眩しかったです。

レッスンの終わりに、「ここの教室に来れていなかったら、きっとピアノは嫌いになって終わっていたけど、ここに連れてきてもらってピアノが好きなまま、おしまいに出来てよかったです。辞めたくて辞めるんじゃないから。ピアノはこれからも弾きます。ここの教室でよかったです。楽しかった」とお話してくれました。リエ先生にとって、これ以上の言葉はないよ。ありがとうS君。沢山の努力と感動を見せてくれたね。

そして素敵な演奏をありがとう。心が元気になる音を聴かせてもらいました。

これからも、立派に大人の階段を上る様子を応援しています。受験の波もピアノでつけた忍耐力で乗り切るのだ~!!

さて、レッスン生の皆さん!次回のコンサートからはSお兄さんは、演奏者から聴衆へとポジションを変えて応援に来てくれるかもしれません。「いい演奏だったね!」と言ってもらえるように頑張りましょ~(笑)

今日の写真は、S君からのプレゼントでいただいたとっても素敵な置物です。私の宝物がまた一つ増えました。S君。ありがとう。お母様、お父様にも心より感謝しております。

angeltone-piano.com

 

癒しのプロは・・・

f:id:angeltone:20210914120150j:plain

すっかり秋めいてきましたね。私は毎朝子供たちの通学路を途中まで一緒に歩くのですが聞こえてくるのは涼やかな虫の声。(肝心の子供たちは頭がまだ眠っているのか?みんな無言で歩きます)季節が過ぎていくのだなぁ。と思わずにはいられません。先週末にはレッスン生さんが「栗を拾ったよ」と袋に入れて持ってきてくださり教室でも冷房の出番が少しづつ減ってきました。

教室では、先週より保護者の方のレッスン室同席をご遠慮いただいております。なかなか終わりを迎えられないコロナ事情に対応しての決定ですが、今までお母様と一緒に教室に来られていた小さな生徒さんも、一人でレッスン室に入り元気に取り組めていらっしゃいます。保護者の方のレッスン同席は基本的に自由にしておりましたので、ご家庭によっては3歳から一人でレッスンに来る子もいらっしゃいますし、始めは一緒にお母さまと来られていたけれど、段々お母様にレッスンを聞かれるのが嫌になってしまい、「お母さんがいたら弾かない」と言い出してお母様だけ退室されるというケースもありました。その後、私と二人でレッスンをするのですが、とても伸び伸びと弾けるようになり、レッスン最後のソルフェージュまでとてもしっかり取り組みます。

同席されるお母様には全くそんな気はないのでしょうが、お子様達は自然に「お母さんが見てるからしっかりしないと!」というプレッシャーがかかるのかもしれませんね。「ここが練習しても出来なかったよ。どうやったらいいの?」という素朴な疑問も質問しにくくなったり、弾いたときに感じた小さな気持ちを伝える事も「無駄口」と取られてはいけない。と思ったりするのかもしれません。今の同席無しの機会を使って、小さい時から「思った事を自分から伝えられる子」になってもらえるといいなと思います。

今日のテーマから早速ずれてしまっていますが(汗)昨日とても感じた癒しについて。。。

今の私は元気でいられる時間がレッスン中のみ。と限定されており、他の時間は元気印ゼロになっています。そんな中、昨日はお花屋さんへお花を買いに行きました。ぼ~っと現れてお花ケースを見ている私に静かにお店の方が声をかけてくださり私は「かわいいアレンジのお花を作ってほしいです。『ありがとう』のお花です。このオレンジのガーベラを中心に明るく優しいアレンジにしてください」とお願いしました。

30分くらい制作にお時間がいるとのことだったので、時間をつぶしてお店に戻ってみると、とても優しいかわいらしいお花たちのアレンジが出来上がっていました。ホッと自然に笑顔になれるお花。これぞ癒しのプロだな。と思いました。お花は静かで優しい。

音楽の癒しとはまた違う、全てを受け止めてくれる自然の癒しを感じました。疲れた時には自然を近くに感じたいですね。素敵なお花を作ってくださったお花屋さんにも感謝と尊敬です。

癒されすぎてぼーっとしないように、今は来年の教室コンサートの案を考えています。来年は、またみんなで楽しめる会に出来るように!ここ数年考えていたお楽しみプログラムを実行予定です。音楽は癒し+パワーアップもついていますからね!みんなで頑張りましょう!

angeltone-piano.com