愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

コンサートカードより~最終編 皆様からのご意見~

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あっという間に6月ですね。小学生の皆さんからプールの話が聞こえてくるのもそろそろです。日差しの強さが気になり始めましたが、暑い夏が待ち遠しい♪そんな日々ですね。

さて、今回は前回の続き。保護者の皆様からいただいたご意見をまずご紹介させていただきます♪お母様方からは、本当に沢山の暖かいご感想をいただきまして、心の支えになります。嬉しい言葉のシャワーを浴びてやる気も元気もモリモリです~☆☆☆ありがとうございました。

さて、そんな中からご提案をいただいておりますのでこちらでご紹介します。

1 聴く姿勢・コンサート時間について

【子供たちには聴く姿勢をもう少し学んでほしいと思いました】

【初年度は規模も小さかった為弟を連れていくことも出来ましたが、今年ほど出演者が多いと下の子の声が大きく何度も他のご家族から注意を受ける始末でした。ビデオを撮っている方も多く、結局外に出しましたが迷惑になってしまいます】

【小さい子供がいる家はどこも落ち着いて見る事が出来ませんでした。他のお客様の迷惑になってしまうので、時間を分けたりもう少し短い時間だと気が楽です。】

会場での聴く姿勢に関しては、実は第1回の時からご意見をいただいておりました。【プログラムに演奏中は静かに・・・と書いてあるのにバタバタとうるさかったので演奏している子供が気が散ってしまわないかハラハラしました】というようなご心配の声です。演奏を見守る正直なお気持ちでよく分かります。

また、小さなお子様をお連れのお母様・お父様は周りへの迷惑を感じて演奏会を楽しむどころではないというお気持ちも簡単に想像できます。

私の願いとしては、教室の皆さんがお互いの演奏を楽しみに聴きあって、それを新たな刺激・目標として進めてもらいたいと思うので、コンサート自体を分割してしまうという事については少し躊躇してしまいます。

短い時間で終わらすために、デュオ・ソロと2回あった出番を1回にしてしまう。オープニングチャイム隊・講師の演奏カット。演奏者へのコメントカット。休憩時間の縮小。花束を無くす。。。う~ん。なんだかコンサートの楽しみと華やかさがかけてしまうような。。。

今、思いつく対策としては「小さいお子様がご一緒のご家族用に会館の1室を追加でお借りしてお子様と一緒に休憩できるお部屋を用意するという案です。」コンサート会場の様子をご視聴いただけるお部屋があるかどうかは分かりませんが、落ち着いた和室が1つあれば、お子様と一緒に休憩されることも可能かな?と思いました。

2 お花について

こちらは今回初めて出演されたお母様お二人からのご意見でしたが

【演奏後、花などのプレゼントをあんなにみんなが用意していると思っていなくて驚きました。最後に花をくれるのなら演奏後に渡してあげたらよいのに、と思いました。人手がいることと思いますが舞台で何もないと可哀想です。うちのように地元じゃないと知り合いもいないので】

【ソロの時に舞台で花を渡すのは、やめた方がいいと思います】

このご意見を受けて、初めにお知らせしておきたい事は集合写真撮影終了後にお渡しした小さな花束は今回より始めた新たな試みでした。こちらの花束は会場入り口を華やかに飾ってくれていたスタンド花達です。第1回のまだ出演者が少ない頃・・・コンサート予算に四苦八苦している私を見かねて両親が入り口のスタンド花を出してくれたのが始まりです(汗)。それから回を重ね、出演者も増えてお花の事まで考える余裕が出てきた所でお花屋さんに直接お願いに行き終演後に皆さんにお花をお持ちいただけるような新しいスタイルでのスタンド花を用意いたしました。なので、お渡しするお花は風船と一緒のあのタイミングになっています。

そして、演奏後にいただくお花について。こちらに関しても第1回にさかのぼりますが私は子供たちのステージ上でのお花の事など全く頭から抜けていました。そして実際コンサートが始まってみると、小さなお子様達へお客様や保護者の皆様が自主的にご用意されて演奏を終えたピアニストへお渡しになられたのが始まりです。

初めてこれを見た時、「素敵だゎ!!」と思いました。(私は子供に用意していなかったのですが・・・笑)緊張して弾き終え、ホッとした子供たちのお顔が、お友達やお母様からのお花でパッと喜びに変わる瞬間を見ると、「これもステージの力だな」と思うのです。私は何度も演奏会を経験してきましたが、一番うれしいプレゼントのタイミングはステージだと思います。中学の時に記念演奏会で自分の演奏後に沢山のお友達がステージまでお花を持ってきてくれて本当に感激しました。その喜びは今も鮮明です。そして、プラハでのソロやコンチェルトでのコンサート。ここでも、生徒さんやコンサート主催者の方が拍手の中花束をステージまで持ってきてくれました。その間の高校生、大学生の間の演奏会ではいつもお花は会場入り口で預かり形式でしたので、楽屋に届いたり、帰り際に渡されたりするのですがもうステージでの興奮状態から解放されているので感覚が少し違います。プレゼントしてくださった方に会えないままという事もあります。もちろん嬉しい事に変わりはありませんが、お友達やご家族がせっかくご用意されているプレゼントやお花ならお子様が一番うれしいタイミングでお渡しいただいて良い思い出にしていただきたい。と思いソロ演奏と限ってお渡しいただいております。

市外からレッスンにお越しくださる生徒さんもいらっしゃいますので「うちには知り合いがいないから、他のお子さんの花の受け渡しも無しに。」というご意見は少し残念です。

ただ、「頑張ったお祝いはコンサート後のお食事会で♪」などご家庭によりお子様へのお楽しみは様々だと思いますのでそれぞれの形でコンサートを楽しんでいただけると良いなぁと思います。

本当に大切な事は、演奏を大切に聴いていっぱいの拍手で応えることで伝わります。ステージから見る客席はとても広いのですが、お子様はその中でちゃんとご家族を見つけます。間違いないと思います。私の父は今回一番後ろの席に座っていましたが、それでもちゃんと私は父親の位置を把握していました。だから、演奏後のお子様にニコニコの笑顔で「すごいぞ!!」といわんばかりの拍手が出来たらそれが一番なのです。めいっぱいの愛情で伝えてください。

3 コンサートスタッフについて

【今回はステージ裏でスタッフのかたが面倒を見てくださったので、ホールで我が子の演奏を聴く事が出来嬉しかったです。】

【年々生徒さんも増え先生のご苦労が多い事かと思います。プログラムの作成や印刷、その他「お手伝いママ隊」を募集されてみてはいかがですか?】

ありがとうございます。毎回コンサートスタッフとして姪っ子3人にお願いしていたのですが今回は、兄ファミリー総動員でビデオから会場設営、舞台袖チェック、マイクアナウンス、受付等お願いしました。結果、小さなお子様も舞台袖でお母様なしで出番を待つ事が出来ました。7つ違いで子供の頃から優しい優しい兄。義姉、姪っ子達には感謝あるのみです。そして、私のご心配をしてくださるお母様のお言葉にも感謝です。要領が悪い私をいつも助けてくださるお母様方。とても心強いです。お助けが必要な時にはどうぞよろしくお願いいたします♪

以上が、ご意見としていただいたもの+私の考えです。ブログを読まれて「こういう方法はどうですか?」などありましたらレッスンノートでも構いませんのでご記入ください。これでコンサートもひと段落です。ありがとうございました!また次回に向けて頑張ります♪

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