愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

お家での練習 楽しく出来ていますか?

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コンサートからあっという間に1か月が過ぎ、教室のレッスン生の皆さんはそれぞれ新しい課題に取り組んで素敵な演奏を作り上げています。中には、コンサートで緊張の糸が切れてしまったような子もいらっしゃいますが(笑)レッスン室に飾ってあるコンサートでの集合写真を嬉しそうに見て「頑張ろう!」とピアノに向かう姿が見られるのは嬉しいです♪

生徒さんのお母さま方にお話を聞くと、お家でのレッスンを一人で黙々と頑張る子もいれば、そばで見守ってもらいながら練習をする子、絶対に練習している様子を見せたくない子など色々なタイプがいるようです。

ピアノの練習が生活の中に溶け込んでいて、一人で向かって練習出来る子や、お家の方と一緒に練習出来る子はこれからもその調子で進めてもらえれば良いと思いますが、練習を見せようとしたがらないお子様は、心の中に苦手意識が大きい為に見せたくない!という状態になっていないか様子を見てほしいと思います。特に導入期では、譜読みや指の形など、レッスン中にお家でのおけいこで実践してほしい事を沢山お話していますのでそれらを一人でチェックしながら練習するのが大変な子もいると思います。

とは言え一度に「今日から一緒におけいこしましょう」と言ってもお子様からOKは出ないと思いますので、まずは「日曜日の朝は〇〇ちゃん(君)のピアノコンサートの時間です♪演奏を聞かせてね」と観客になって練習の成果を見る時間を少し作ってみるのはどうでしょうか?演奏を聞いてたっぷり拍手をし、嬉しい言葉をいっぱいかけてあげてください。アンコール!とかも良いですね♪始めはそれだけで良いです。まずはお子様がお家の方にピアノを弾く姿を見せる事にポジティブなイメージを持ってほしいですからね。そこがクリア出来たら、徐々に「あ、そういえばきれいな指の形ってどうやったらいいの?」なんて質問調で聞いてみたりすると少しずつ一緒にピアノに触れる時間が保てるようになるかもしれませんね。「弾けるようになったから聞いて!」とピアノが親子時間のきっかけになれるようになるといいなぁ・・・と思います。

我が家の娘は、私と一緒でなくては練習しません。親子なのでダラダラとしてしまわないようピリ辛レッスンですが、譜読みには時間がかかっても極力自分の力で音符を読ませるようにしています。自分で音符を読んだ曲は曲の飲み込みが早く、なにより自信に繋がります。そして頑張って譜読みして最後まで弾けたらおもいっきり褒める!(笑)粘り強いピアノのおけいこを通じて「出来ないと思ったら出来る事も出来ない」という格言が娘の心には刻まれているようです。

ピアノは進めば進むほど練習が必要になるおけいこですが、奏でられる世界も無限に広がります。楽しい音楽の時間をご家族皆さんで過ごすことが出来るようになると素敵ですね☆

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