愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

ムリをアリ!!に

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レッスン生の皆さんのコンサート曲も大方決まり、小さな園児さん達も舞台デビューに向けて、ソロの曲、デュオの曲を無事に選びました。

お気に入りの曲が見つかるまで沢山の曲を聞いて「これがいい!」という声が出るまで一緒に探した新しい楽譜を手にして皆さん、ニコニコレッスン室を後にされたのでこれからのレッスンが楽しみです。素敵なコンサートを作りましょう♪

さて、以前にはあまり感じなかった事ですが近年のテレビで頻繁に聞く言葉なのか?レッスンの中で「ムリ!」という言葉が生徒さんの口からこぼれることがありました。教室ではレッスンに前向きに取り組んでいる生徒さんが多いので、この言葉に思わず「えっ!?」と聞き返してしまったのですが、その日の生徒さんの気持ちや体調なども影響して出てきた言葉だったのだと思います。ただ・・・輝く未来が待っているお子さんの口から出てくる言葉としては残念です。

レッスンを続けていると、徐々に難しくなってくるので苦手な所にくると私の娘も「難しい!」と怒り出しますが、わざと「えっ?何が恥ずかしいの?」ととぼけた返答をして彼女のマイナスな気持ちをすぐにひっくり返す努力をしています。わからない事があるから、新しい事を知るためにレッスンへ通っているのですから、アドバイス通りにすぐに出来なくても良いと私は思っています。大切なのは、注意された事を次への練習に取り入れていくこと。一週間後のレッスンの中でアドバイスが生かされた演奏が出来てきていたら大成功なのです。ピアノを通して、そういう粘り強さを皆さんには手に入れてもらいたいと思っています。「今日がダメでも明日がある!」「失敗は成功のもと!」と希望が与えられるレッスンを私も常に心掛けたいと思います。

チェコで「Nadeje umira posledni」という言葉があります。「希望は最後に死する」という感じの訳になるのですが、生きている者は、最後の最後まで希望を手放すことがない。だから希望が一番最後に死ぬ・・・という意味で、私の好きな言葉の一つです。「ムリ」と言ってしまった時点で全てが終わってしまう。けれど、実際やろうと思えば何とかなる事で世の中は組み立てられていると思います。そして、私が皆さんと一緒に過ごせるピアノの時間の中では、ちゃんとそのお手伝いをしたいと思っていますので張り切って前進しましょう♪ ムリじゃなくて、アリ!!に変えちゃいます★★★

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