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愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

プラハでのハチャメチャ伴奏体験談

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プラハですごしていた長い期間に、私は沢山の音楽家に出会い一緒にステージに立たせていただきました。ピアノはどうしてもソロになりがちですが、当時はソロの楽譜に負けない勢いで伴奏譜を沢山持ち歩いていました。

私は、直前になって慌てるのが嫌いでいつも先に先に仕事をこなしてゆきたいタイプなのですが、チェコにいるとそんな私の気持ちなど全くお構いなしなのでその点で私は随分冷や汗をかきました。今回はそんな冷や汗伴奏エピソードを少しご紹介。

まずは、ピアノの教授からの推薦で任された「国際声楽コンクールの専任伴奏ピアニスト」のお話。こちらは、プラハ国民劇場のオペラでソリストとして活躍されている声楽科教授が主催している国際コンクールで小さな子供から高校生くらいまでの学生がエントリーできるコンクールでプラハ国民劇場(オペラ座)を会場として開催されるもの。チェコで開催されることもあり、課題曲はチェコの楽曲がほとんど!そして、私の仕事はその出演者が歌う曲の伴奏をすること。二日間にわたり審査が行われるので、出場者も多い。そして、みんな曲が違う・・・本番数日前にそれはそれは大量のコピー譜を渡しながら教授は涼しい顔で「リエ、これを全部弾けるようにして当日それぞれの出場者とリハーサルをして本番をお願いね。それから、当日楽譜を持ってくる子もいるからそれは初見でお願いね」こんな無茶振りされたのは初めてでした。しかも聞いたこともない曲ばかり、出場者は当然みんな初対面の外国人なので私はコンクール前夜に伴奏をひたすら弾きこなし、不安を胸に就寝・・・当日寝過ごしました。(泣)ぎりぎりセーフで会場に到着してからはとにかく引っ張りダコ状態でこっちでリハーサル、次の瞬間には本番会場ともう走りっぱなしでした。

相当大変でしたが、これがご縁でコンクールで出会った子たちとは、その後のコンクールや演奏会でも伴奏を頼まれ、主催の教授は音楽院中に「リエの伴奏は素晴らしい!」と宣伝してくださりしばらく音楽院で「聞いたわよー!すごかったんだってー」と言われていました。

次に、プラハ子供オペラの伴奏者としてステージに立たせていただいた時。こちらも決まってコンサート2日前に楽譜が渡されるという有り様で・・・チェコ人のスローテンポには本当に驚かされました。

学生なんかは、もっとひどくて「リエ、○○って曲知ってるかい?」私が「知ってるよ」というと「あれは良い曲だよね。じゃ、あれを一緒に弾こうよ。そうしよう!」と勝手に話を進め、楽譜の用意すらしないぶっ飛び君もいました。思い出すと色々ありすぎてやっぱり書ききれませんでした。長い年月を過ごしたんだなぁ・・・とつくづく実感。

みなさん素敵な合奏をしてくださいね。

写真はピアノの恩師。オーケストラ共演のあとのほっと一息ツーショット♪

angeltone-piano.com