前回、一日の生活の中でクラシックを流してみてはどうでしょうか。と提案しました。
クラシックを聞くことで、左脳を休ませ右脳を刺激することができるそうですし、クラシック音楽はアルファ波を誘発させて精神を落ち着かせてくれます。クラシック音楽に多く含まれている「1/fゆらぎ」効果で、アルファ波を誘発させ高いリラクゼーション効果をもたらすのです。
今回は小さなお子様も一緒に聞いて楽しめる、聞きやすいクラシック楽曲を選んで紹介してみようと思います。
まずは、物語仕立てで分かりやすく想像力がつきやすい楽曲
◎サン・サーンス 動物の謝肉祭 ライオン、にわとり、かめ、化石・・・と沢山の生き物が表情豊かに音楽で表現されています。
◎セルゲイ・プロコフィエフ ピーターと狼 ナレーション入りでお話の登場人物に合わせた音楽がイメージを一気に膨らませてくれます。ドキドキしながら聞けます。
朝の目覚めに聞きやすい楽曲
◎ビバルディ 四季 さわやかな春のメロディから始め、夏の雷雨を表現したような場面など、自然を感じながら朝のスタートが出来そうです。
◎ピアノ小品集 モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ショパンなどの有名作曲家が残した誰もが耳にしたことのあるような小さな小品は聞きやすく朝にはとても心地よいです。トルコ行進曲、エリーゼのために、トロイメライ、雨だれ、乙女の祈りなど題名付の曲は聞きやすいものが多いですね。
ロマンティックな女の子にはバレエ音楽
◎チャイコフスキー 白鳥の湖 バレエの中でもナンバーワンの有名どころ。抜粋のものでよいと思います。曲を聞く前にバレエをテレビででも見られると羽ばたく白鳥の様子や、バレリーナの動きがイメージできて更に良いですが、お話を話してあげるだけでも、お子様は楽しく聞くことができます。
◎プロコフィエフ ロミオとジュリエット このバレエ音楽もとてもドラマティックです。両家の確執や、ロミオとジュリエットの愛情が音楽からあふれ出ています。
◎チャイコフスキー くるみ割り人形 お子様には一番聞きやすいバレエ音楽です。世界の国々をイメージした曲が満載でおすすめです。
私は出産の前日まで生徒さんのレッスンをしていたので、わが子はお腹の中にいるときからピアノの音をきいていました。生徒さんが行進曲を弾いているとリズに合わせてポコポコとお腹をけっていたのを覚えています。音楽はしっかり体の隅々にまで浸みこんでいるのですね。
クラシックを聞いて、体の細胞から元気になりましょう♪