今は、以前にくらべるとずっと身近に音楽を聴く環境が整っていると思います。
私の兄も、見るといつも耳にイヤホンがついていますし、街中でもイヤホンをつけて歩いている人をよく見かけます。
私はイヤホン派ではないので、スマホで音楽を聴くことはないですが、その分家では子育てで自分がなかなかピアノに向かえない分音楽を聴くようにしています。
ジャンルは、クラシック。子供の頃から歌謡曲はすぐに飽きてしまうし、歌詞を飛ばしてドレミで聞こえてしまうので苦手です。
でも、クラシックはいつでも新鮮に聴くことが出来ます。(全部ドレミで聞こえるのは一緒ですが・・・)実際最近は、私が小学校の頃に聞いていたクラシック大全集を子供たちが起きる頃からかけ始め、我が子は朝からオーケストラの響きを聴きながら一日をスタートします。
小さい頃には自覚していませんでしたが、「普段の生活の中でクラシック音楽を流す」事で音楽性は大変豊かになります。また子供の脳は、大人の脳よりも遥かに音の吸収能力が高いので、音楽を聴くことにより、異なる音を見分ける能力や、音の周波数を感知する能力が養われやすくその結果、母国語以外の外国語を聞いた時でも、スムーズに聞き分けることができるようになるのだそうです。
私の子供たちは、チェコ語での生活から突然日本語生活に変わりましたが、それほど困惑することなくすんなり日本語の世界へ入っていけました。ちなみに上の子が2歳の頃のお気に入りがベートーヴェンの交響曲、下の子は1歳でモーツァルトのトルコ行進曲とベートーヴェンの月光の終楽章が大好きです。音を聴いて、彼らの中で曲のイメージが出来、想像力アップにもつながっていると思います。
慣れない人には聞きにくいジャンルかもしれませんが、普段の生活の中でのバックミュージックとしてクラシックが自然に流れる時間が出来ると、お子様も大人の方もおだやかな情緒が保たれるかもしれませんね。