愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

思い出の曲を共有しよう

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新学期も元気に始まり、レッスンに来て下る皆さんは新しいクラスの仲間や先生についてお話をしてくれます。「良い先生だったよ。おもしろいし、友達も楽しい」と嬉しそうな子もいれば「今度の先生はすごく厳しいからやだ~」と不安いっぱいの新学期という子もいらっしゃいますが、新しい始まりはワクワクしますね。沢山の経験が皆さんを成長させてくれる事を願っていますよ♪

教室のレッスンはコンサートまであと3回!あと2回!とどんどんステージが近づき、本番にむけてのお家での練習について、ステージでの振る舞いなど、演奏以外の練習も小さなお子様達には組み込んでいます。ステージへニコニコ笑顔で向かえる子はなかなかいないものですが、回を重ねると共にステージ演奏を楽しみに出来るようになるといいですよね。「音の天使に見守られているから大丈夫♪」そんな気持ちでみんながお客様の前へ登場出来るように支えたいと思います。

このコンサートの演奏曲は、いつも生徒さんと一緒に最終決定をしますが、普段の様子を見ていて「こういう曲が好きかな?」と思うものをいくつか候補にあげています。私の中では「○○さん(君)はきっとこれを選ぶかな?」と予感がありますが、さらに数曲加えて曲を弾き紹介します。私の予感と皆さんの好みは今のところかなりの確率で合致するので、生徒さんの好みを少しは把握出来ているかな☆と嬉しくなるのですが、今回、レッスン中に生徒さんとこんな話になりました。

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生徒さん「先生、この曲は、音も難しくて訳が分からなくなるけれど、とてもきれいで良い曲ですね」

リエ「そうだね~。私が中学の時にはこの曲まだまだ未知の世界だったよ。。でもね、きっとこの曲は○○君が大人になってからもフッとした時に頭に流れて癒してくれる曲になってくれるんじゃないかな。と思うんだ。これから広がる世界は長く大きいからね」

生徒さん「そうですね。絶対忘れないと思います。先生の生徒の中で今後この曲を弾く人がいないかもしれないし。そうしたら、先生の中でも覚えていてもらえるし」

リエ「そうそう。間違いないね。この曲と言えば○○君っていう図式はもう既に出来上がっているよ。この曲を聴けば必ずこのレッスンを思い出すし、そうやって私の中の思い出はずっと繋がっていくからね~」

生徒さん「はい。覚えていてもらえたら嬉しいです」

リエ「もちろん!覚えているよ~。だから、この難しい音の並びも何とか乗り越えて良い演奏を目指すのじゃ!!」

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と最後の一節だけしんみりしないように昔話のおじいちゃんのようになっておりますが(笑)レッスン生さんは曲に対してもピアノに対しても、とても真面目な姿勢で向かっているんだなぁと嬉しく思いました。

今月初めには、大学進学で他県へ独り立ちをする生徒さんを送り出し、昨日はなんと!妊娠が分かりママになる準備に入る為しばらくレッスンお休みに入るおめでたレッスン生さんを送り出しました☆☆☆

驚いた事に進学される生徒さんは「大学ではチェコ語を第2語学で選択します。」と伝えてくださり「じゃぁ、今度会える時にはチェコ語でご挨拶だね~」と笑い、ママになる生徒さんは「たぶん2~3年後に子どもを連れて戻ってくるから先生辞めないでくださいね」と未来のレッスン予約を頂きました♪

巣立つ生徒さんに握手をして伝える事は「幸せでいてね♪ずっと応援しているからね」という事につきます。ピアノが繋げてくれたご縁はずっと大切にいつまでも曲とともに思い出として皆さんと共有出来れば本当に幸せです。

今回のコンサートが皆さんとのもう一つの思い出の共有となりますように。頑張りましょう!明日は舞台監督さんと打ち合わせです!!

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コンサートへのカウントダウン開始!

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元号が発表される大事な一日!ブログを書き終わる頃には発表が終わっている頃かな?と思いつつブログスタートです。

先日お知らせを入れましたスマホですが、無事に交換手続きをしていただき復活しております。データを再送していただいたお母様方ありがとうございました。子供たちの春休みの間にプログラム原稿を一気に仕上げたい!と昨日も深夜まで頑張って少しめどがついてきました。あとはトーンチャイムとピーターのメンバー集合写真!次回の合同練習で撮影をして、プログラム原稿に差し込みすぐに印刷製本へと超特急で仕上げたいと思います。

第1回から前回までは小さい我が家の子供たちが印刷中にさわらないように!とか製本前にページの順番がめちゃくちゃにされないように!!と完全深夜の作業で作り上げていたコンサートプログラムですが、今年くらいからはちょっと戦力になるかも?などと期待しつつ(笑)皆さんにお渡し出来る日を楽しみに☆頑張りますね。

さて、教室のお便りにも書きましたが4月がスタートしてコンサートまでのレッスン回数は約5回となりました!先週はレッスンの中でもお子様達にお伝えしましたが、なんだか皆さん一瞬表情が固まる・・・(笑)ステージってお子様達にとっても大きな存在なんですね。ニコニコお家やレッスンで弾くのとは違う特別な場所での披露。沢山の人の前で演奏をする事への緊張感を「カウントダウンが始まるよ」の一言で感じられるのは良い事だと思います。今後の練習にピリッと緊張感が加わるかもしれませんね。

緊張感と言えば・・・先週末にはピーターとオオカミの第1回合同練習がありました。メンバー紹介をさっと済ませて、「さぁ、まずは1回全部通してみましょう!」と有無を言わさず始めた合わせの練習。ナレーター担当の生徒さんもドキドキ、ピアノのトップバッターさんもドキドキ。待機するみんなもソワソワ。参観くださったお母様方はハラハラ、リエ先生バタバタ。とそれはそれはすごい緊張感が立ち込める中での演奏スタート!思いもしない所で失敗したり、弾く場所が分からなくなっちゃったり!指が練習通りに動かなかったり・・・と思い通りに弾けなかった生徒さんも沢山いた事と思いますが、第1回合同練習の狙いはまさにそれでした!

【演奏者自身が「もっと練習しないと本番で上手く弾けないな」という事に気づき、次回への目標を設定すること】

【作品の完成形のビジョンを頭に思い描けるようにすること】

今回の合同練習が本番にむけての刺激となって、お母様方が「練習しなさいよ!」と春休み中言わなくても出来るきっかけになればいいな~と強く願っています☆

前回お願いしたアンケートの中に、「家でなかなか練習しないので、先生から練習するように言っていただけませんか」というお母様からの切なるお願いが書かれていました。これをそのまま私が「練習しっかりしてね」と言っても効かないと思うのです。大事なのは【自己防御の気持ちを呼び起こす事】かなと考え、早速レッスンの中で使ってみました。「そうそう!だいぶ良くなってきたね!え~っと合同練習まであと2週間だなぁ。合同練習ではみんなの前で演奏しなきゃいけないからドキドキすると思うしね、よく弾き慣れておくといいよ。○○ちゃん担当の難しい曲は1年生の子たちもビックリするだろうね!よろしくね」と言って返しました。

翌週、彼女のピーターの演奏は突然大成長を遂げており、お母様から数週間後に「ここのところ毎日自分でピアノの練習を始めるようになりました。先生からお話をしていだたけたのかな?と嬉しいです」とメッセージをいただきホッとしました~。

「みんなの前で恥をかくわけにはいかない!!」「小さい子に良い演奏を聴かせたい」という自分を守る気持ちと仲間への期待に応えたい!の優しい気持ちが覚醒したようです!コンサートまでの魔法。ぜひ使ってください(笑)

春休みもあと半分。楽しく過ごしてくださいね。

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お知らせ

教室からのお知らせです。

突然ですが、木曜(3月14日)夜間からスマホが故障して全く電源が入らなくなってしまいました。

昨日、交換手続きをお願いしましたが、復帰するのは日曜日くらいになりそうです。

プログラム用のお写真等の送信、お電話はしばらくストップでお願いいたします。

また、故障機がまったく再起不能なため、保存データが修復できません。(泣)

既にお写真・メッセージを送ってくださっている方に再送信をお願いするかもしれませんが、ご了承お願いいたします。

ピーターと狼 初挑戦の下準備

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梅の花がキレイに咲く季節。土曜日はレッスンのお昼休みを使って家族でスピード花見を楽しみました。これからどんどん咲きだす春の花を思うと心がウキウキしますね☆

3月に入り、今月末には第1回のピーターと狼の合わせがあるのでそれに伴う準備に追われるリエ先生。日曜日に台本を全部書こう!と意気込み、エンジェルトーン専用の台本を打ち込み始めましたがいまだ作成中・・・(汗)急ぎます!

初めての試みというのは、いつもどこから手を付けるか?とあたふたしてしまうのですが、第1回のコンサートを乗り越え、第2回からはトーンチャイム、第3回にはドレミファレッスンのオリジナルプログラム、と少しずつ要領を得て迎えた第4回。4年に1度のオリンピック並みに盛り上がる作品へとみんなで作り上げるのが楽しみです。

こちらのメンバーの皆さんには「照明が暗くなるから、暗譜するくらいの用意でお願いね」とか「3月末にはみんなと合わせるから、それまでには形になる演奏を作ろうね」など「えっ!?」と聞き返されそうな事をにこやかに生徒さんに話していますが(笑)教室では禁句の「無理」という言葉は誰からも聞こえてきません。「は~い♪」と笑って答えてくれる子が多いのは自信の現れかな。と嬉しく思います。

正直、私の子ども時代のピアノ発表会で、こういった作品をみんなで上演したことはありません。なんとなく「○○ちゃんより上手に弾きたい」とか「絶対間違えずに弾く」ぐらいが発表会の目標だったような気がします。でも、同じグループでレッスンをしていた子がグループメンバーみんなが参加できるアンサンブルの曲を作曲したことがあり、ピアノ、エレクトーン、パーカッションなど色々取り揃えてみんなでお友達のオリジナル曲を演奏したことがりました。感想は・・・「とても楽しかった!!!!」今でも彼女を思い出すとあのメロディーがすぐによみがえります。

そんな経験をエンジェルトーンのみんなで共有していきたいと思っています。ピアノを通じて広がるお友達の輪が出来るように。笑って聞きあえる作品作りが出来るように。

というわけで、今日のブログは早めに切り上げて作業へかかります!!みんなの思い出が「リエ先生が慌ただしかった(汗)」とかにならないように~!頑張ります!(笑)

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音楽と癒しの切っても切れない太い糸

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今日はお雛様。毎週更新予定のブログがここのところすっかりテンポを崩しており情けないばかりですが・・・春の訪れと一緒に気合いを入れて頑張りたいところです。毎年、冬に一度体調を崩してレッスンを突然お休みする事があったのですが、今年は冬を元気に乗り越えられそうな予感!レッスン室に空気清浄機を置いてみてよかったかもしれません。この調子でエンジェルコンサートまで全力疾走を!と喝をいれる里枝先生です♪

さて、今日は音楽と癒し。ミュージックセラピーとか音楽療法という言葉が随分浸透してきたかな。と思う昨今ですが、私が初めて音楽療法に興味を持ったのが大学3年の時でした。以前のブログに色々書いたので割愛しますが、私の大学時代は色々と荒れましたので・・・(汗)大学も辞めようと思った事があったのです。その時に、(じゃぁ、何をするか?)と思った時に考えたのが、音楽療法の道と映画音楽などを作る道でした。(どっちにしても音楽からは離れていないのですが(笑))

介助が必要な方のお手伝いをしながら療法の勉強をしようかと話を聞きにいって実践させてもらいに行った事もありましたが「あなた自身がそんなに細い体で介護は無理でしょう。大変な力仕事なんですよ」とあっさり跳ね返されました。そのとおりだったと思います。ただ一言「未熟者」これにつきていました。

それから何十年の年が流れ、今こうして皆さんとレッスンをさせていただけるようになった私ですが、「どんな時もレッスンが癒しになるように」という気持ちでレッスンに臨んでいます。教室に通い始めた当初は静かにやって来て、ピアノを弾いてサッと帰っていくだけだった生徒さん達のピアノレッスンが、だんだん心を開く場所へと変わり、心の中の色々を解放できる時間へと変わっていったならば、それは自由な音楽への入り口であり、音楽と癒しの太い糸をしっかり手に入れた瞬間です。

アンケートの中に「里枝先生にお悩み相談までしていただいているようで、『先生に話を聞いてもらうとスッキリする』と言って喜んでレッスンから帰ってきます」という嬉しいお言葉を男の子のお母様から頂きました。子どもさんには、悩みが色々あるものです。今振り返ってみれば「ちっちゃな事で悩んでいたもんだわぁ」と子供時代の自分に笑ってしまいますが、その時の自分にとっては重大事。お友達とのトラブルや恋のお話、学校のお勉強から進路、部活、不登校・・・色々ある心の中のモヤモヤを解放出来ないで背負っていくのはお子様には辛いものです。

ピアノは心を映し出す鏡のような楽器です。不安が心にあれば音はくもり、楽しみや自信に満ちていれば音は輝く。私はその音を聴いて皆さんの心チェックをしています。モヤモヤがあるときの音で弾いていた子が、話をした後 スッキリと晴れた音に変わると「もう安心だな」と思い先へ進む事が出来ます。レッスンが心を整える場所であるように音診断はいつもしっかりしていきますね。

以前、恩師が「444ヘルツは癌細胞を壊す力がある」と教えてくださった事があります。ウィーンフィルを始め外国のオーケストラは444ヘルツを採用しており、癌細胞を弱める事を期待して病院などで演奏をし患者さんに聴いて頂く時間を作っているそうです。音の力ってすごいですね!!音楽を聴くだけで体を直す効果が得られるなんて、頑張って続けてきて良かった。そして頑張る価値が十分ある音楽です!ピアノは444ヘルツまで上げると楽器に負担がかかりすぎてしまうそうなので、教室のピアノは昨年440から442ヘルツに上げていただきました。主人が気分がすぐれない時には(ちょっと体調を崩しているので)お気に入りの曲を必ず1曲弾くようにしています。プチ音楽セラピーですが、自分を癒し、家族を癒し、みんなの心が丸くなるピアノが教室から広がっていくように癒しのピアノレッスンで今年も春を迎えましょう!!

今日はエンジェルチャイム隊のレッスン第2回!さっそく癒される~♪

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エンジェルトーンレッスン生さんがビギナーからレギュラーに変わるとき

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2月のバレンタインデーが終わり、時間の速度は相変わらずの猛スピードですね。お料理にかけては昔から変わらず苦手なリエ先生。大学時代には「リエの家の冷蔵庫にはチョコとノートが入っている」と友人達が驚愕しておりました(笑)そんな里枝先生とは真逆な女子力たっぷりのレッスン生さん。バレンタイン週間には手作りのチョコのお菓子を持ってきてくださり「ママと作ったの」ととっても可愛いラッピングでプレゼントしてくださいました。ママと一緒にクッキング♪素敵ですね~。エンジェルトーンにお越しくださるお母様方は本当に素敵なママばかりでいつも刺激を受けます。ありがとうございます☆

新学期を前に、教室ではアンケートにもご協力いただきありがとうございました。お母様方からのご質問、ご意見には次回からの教室お便りの中でお返事させていただきますのでよろしくお願いいたします。また、4月からの新レッスンスケジュールにつきましても現在調整中です。1週間の中でも超人気枠にはご希望も集中しているため、あの手この手でレッスン組みをしておりますが、もしかすると少しお時間のご相談をかける場合があるかもしれません。恐れ入りますがよろしくお願いいたします。

さて、前置きがいつも長いですが・・・今日のテーマはエンジェルトーンの新しい生徒さんがレギュラー生さんに変わるとき。

これがくっきり分かる瞬間があります。それは・・・「無理」「出来ない」と言わなくなった時。中学生くらいからは自分の言葉を制御して「失礼かもしれない」と思う言葉は口に出さなくなってくる優しい子ばかりですので聞きませんが、小さいお子様は心の思いをそのまま言葉に出してきますよね。レッスンではどんどん心の声を出してくださって大歓迎です。それがレッスンの入り口ですからね!

ただそこで私がチェックしているのが、難しい曲、新しい曲との接し方です。誰でも日々の生活の中で無理難題にぶつかる事があり、そのたびに「うわぁ~まずいなぁ~!」と思うのですが、エンジェル性の皆さんにはそこから打破する精神力をピアノを通して身につけて欲しい!という思いを教室レッスンの3本柱の1つとしています。

教室に入って1~2年間は不安に打ち勝てない子が多く「こんなの難しいから出来ないの。」「弾けないよ。無理」と簡単に諦め言葉を発言してしまうビギナーエンジェルちゃん達。「そうだね~。難しいねぇ。でも、無理ではないよ。先生は弾けると思うから○○ちゃんにこの本を渡したんだもの。教室では「無理」っていう言葉は無しなんだよ。弾けないと思ったらもうぜ~ったい弾けなくなっちゃうから。難しいけど先生と一緒に弾こう!諦めないで進もう!」とスポ根的なリエ先生の言葉でもう一度ピアノにしぶしぶ(?)向かう子。でもそれでこそ扉をノック出来ると思っています。

石の上にも3年。ピアノも始めは耐え忍び鍵盤や楽譜とじっと向き合う事が大変です。でも、そのビギナー期を乗り越えて「無理」を口にしなくなった時のレギュラーエンジェル生さん達には心の余裕が感じられるように思います、難しい楽譜や、すごく長い楽譜を見ても「うわぁ~長い~。すごい~」とどこかポジティブに困難をとらえられる強さを持っています。先日も年中さんからピアノを始めて現在1年生の女の子とのレッスンの中で「この連弾の曲、私は忙しいけど先生は簡単そうな楽譜だね~」と彼女の率直な言葉が飛んできたので「そうでしょ~。でも変わってあげないよ~ん。頑張って難しいパートを弾いてね~」と答えてみました。彼女の反応は・・・「あははは~~~(笑)」お見事!困難を笑い飛ばしました!!はい。レギュラー認定!!ですね♪

こういう言葉や心の変化・成長を感じる生徒さんが今年度は本当に沢山ありました。ピアノで諦めない心を鍛えていく。達成感は演奏を弾ききった時、大きな花マルをもらった時にしっかり自分の糧となり残っていく事と期待しています。

今月も体験レッスン終了後、「すぐにピアノを始めたい」とご連絡をくださるお母様方がいらっしゃいました。新しいビギナーエンジェルちゃんたちがレギュラーエンジェルへと変身していく様子を一緒にサポートしていきたいと思います。

~お知らせ~

エンジェルチャイム隊今年も結成致します!ご連絡遅れておりますが2月最終週より始動の予定です。

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想像力半端ない!

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新年のレッスンが元気に始まり、毎日みなさんとコンサート曲を決めているうちに1月もすっかり後半戦ですね。今年も時間の流れが速そうです。。リエ先生の今年の目標は色々ありますが、その1つに「読書!」というのがあります。気になる本、指導書が大半だったりしますが、他にもフジ子ヘミングさんの本や恩師の本、チェコの教授から頂いたチェコ語の指導書も含め読みたい本がずら~っと日々増えており、読むのが間に合っていませ~ん!合わせて、レッスンで使えるようにと購入した楽譜をずら~っと初見大会する事も含めて、今年はとにかく本に向き合いたい!と思っております。

新年のレッスンが始まって、年末のCD企画でお渡ししたCDを聴いてくださった皆さんから沢山感想を頂きました。「リエ先生のCDを流してリラックスしています」「お人柄が感じられる優しい曲が沢山でした」「優しいメロディに穏やかな気持ちになります」「素敵な音色に感動してしまいました♪私の宝物が1つ増えてすごくうれしいです」「優しい音色で心が洗われました」「鍵盤に向かって自分だけの時間を過ごしたプラハを思い出しました」などなどもったいないほどの嬉しいお母様方からのメッセージ、またレッスンの中では「先生のCD、私は3番と13番が特に好き!」「きれいだね~、ってみんなで聞いていたよ」「リエ先生のCDが給食で流れたらいいのになぁ」「勉強中に何度もリピートして聞いてました」と直接みなさんの声を聞く事が出来て、一安心。とっても嬉しいです。

以前テレビを見ていた時に歌手の槇原敬之さんが出演されていて「ファンの方からどういった言葉をかけてもらうのが嬉しいですか?」という質問に「変に感じるかもしれませんけど、やっぱり『歌が上手ですね』と言われるのが一番うれしいです」と答えていらっしゃる様子を見て、頂点まで駆け上った人でもやっぱりシンプルに自分の作品、演奏を褒めてもらえる事は嬉しいんだなぁ~。と思った事があります。

そして、小さなリエ先生もCDを聴いてくださった皆さんのおかげでマッキーの気持ちを味わう事が出来ました(笑)♪皆様、お聴きくださり、暖かいメッセージをいただき本当にありがとうございました。今後も頑張ります。

さて、少し話がそれましたがエンジェルトーンのレッスンで育てていきたい想像の力、何を用いて頭の中の世界観を広げましょうか?色々な方法があると思いますが、演奏につながる想像力に必要なのは、経験と感動。「辛い思いを沢山している人ほど優しい人になれる」という言葉はよく耳にしますが、実際そうなんだろうなぁ。と思います。20代の若いピアニストの演奏には若さと未来への希望がつまった輝く響きがある。ベテランの歳を重ねたピアニストの演奏には若かりし頃の輝く音と辛苦を乗り越えたいぶし銀の音色とを併せ持つ!といったところですよね。

しかし、小さな子供さんたちに経験や感動を!と言ってもムリがあります。そこでやっぱり強力な助っ人になってくれるのが世界の文学です。なんでもスマホで簡単に情報が得られてしまう現代ですが、アナログ的に一つ一つの文字を読み、状況を想像し、主人公になりきって1つのお話を読み切る。その作業は音符を一つ一つ重ねてメロディを歌い、曲の流れやハーモニーにつなげる作業につながるのでは?と思います。

私は子供時代、本が好きな本の虫でした。(マンガは絵がごちゃごちゃしていて読みづらくほとんど読みませんでした)今、こうしてブログを綴っていけるのはその頃の読書のおかげだと思っています。親には世界の文学全集的なものを1冊づつ買ってもらいワクワクして没頭していました。その読書の時間は、すぐには発揮されなくても段々と自分の中に蓄積されて、想像の泉が出来上がった時にあらゆる場面へタイムスリップするエンジンになってくれる事と思います。

ゲームやコンピューターに支配されないで、自分の心が生み出す想像の世界を沢山のお話から吸収してくださいね。いずれ、そんなお話がぴったりはまる楽譜に出会う時が来る事を楽しみにして・・・

☆おまけ☆

今回のテーマ「想像力半端ない!」は我が家の娘(小2)が学校でお友達に言われた言葉だそうです(笑)想像が膨らみすぎて現実がお留守にならないように要注意ですね(笑)

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