愛知県犬山市のピアノ教室☆エンジェルトーン blog

愛知県犬山市のピアノ教室 「エンジェルトーン」講師Rieのブログ ピアノ練習法、レッスン法、ピアノ講師の選び方や生徒さんの記録

2019年エンジェルコンサートサブタイトル発表!

f:id:angeltone:20181216122932j:plain

さぁさぁ、12月も後半戦!教室もレッスン納めまであと10日ほどとなりました。教室の大掃除が出来るように頑張りたい冬休み。でも1月から皆さんとコンサートに向けての曲選考が始まるので、楽譜が溢れかえってしまいそうな予感・・・素敵な曲選びが楽しみですね☆

さて、来年のコンサート日程は決定していましたが、サブタイトルが発表されていませんでした。考えていた計画が少々壮大なので、果たして自分だけの力で出来るのか?少し心配もあったりで足踏みしておりましたが、今年主人が来日を果たし、勢いづいたリエ先生!これからの人生の中で今が一番若い時なので、勇気とパワーで皆さんと大挑戦してみよう!と決断いたしました~!!

はい!発表いたします。今年のサブタイトルは~~~~

   第4回 エンジェルトーンピアノコンサート~音楽ものがたり「ピーターと狼」~

です!プロコフィエフが子供たちの為に作った音楽物語「ピーターと狼」を教室のメンバーでナレーションと映像も加えて演奏したいと思います。

しっかりとした物語があるので、小さなお子様たちも絵本を聞くように楽しめるでしょうし、ピアノを始めたばかりの皆さんは「私・僕も音楽物語のメンバーに入りたいな」と憧れと目標を持ってくれるかもしれませんね。そして、一番大切な事は音楽が物語の登場人物それぞれのキャラクターや場面を表し、見事にものがたりを表現している様子をみんなで感じる事です。

まだ構想は私の頭の中ですが、冬休みから実現に向けて一足先に始動いたします!

まだまだ・・・と思っているとあっという間にやってくるエンジェルコンサート、今回も特別な日となるように皆さんで盛り上げていきましょう!!

angeltone-piano.com

ブルグミュラーコンクール 名古屋ファイナル

f:id:angeltone:20181211092446j:plain

12月はとにかく時間が速い!週末に時間を見つけて風邪気味の子供たちとクリスマスツリーを出して飾りつけしました。レッスン室からは見えないので申し訳ないですが・・・クリスマスの雰囲気が一気に盛り上がってきました♪

師走の忙しい中でもブログのプレゼント企画をチェックして愛言葉を送ってくださる皆様。ありがとうございます!教室からのささやかなクリスマスプレゼントとなるよう、こちらの準備も着々と進めていきますね。

そして12月10日は、私にとって大切な記念日。グランドピアノが幼い頃の私の元にやってきた日です。昨日はなんと31周年!長い長いお付き合いとなりました、リエ先生のピアノ。もう、家族レベルだなと感じます。大切な日に、元気にお越しくださる生徒さんがいらっしゃる事に本当に感謝です。

前置きが長くなってしまいました。。12月9日にブルグミュラーコンクールの名古屋ファイナルがありました。教室からは小学1年生の生徒さんが小学1・2年B部門へ出場!10月の予選で優秀賞をいただき無事通過、先日の名古屋ファイナルで見事に金賞を受賞されました!!

結果が出てお母様から「1番にご報告です!!」と受賞の連絡を受け、ホッとしました~。コンクール前最後のレッスンでは演奏の端々から「勝つ!」という字がこぼれるようで、意気込みの強さに感心する一方、「結果を狙っちゃダメダメ~。もっと音楽を楽しまないと、ピアノから出る楽しい音でファンを増やさないとね♪」と気持ちを落ち着ける言葉をかけたくらいでした。

まだまだ小さな1年生。心の持ちようで音がコロコロ変わるのは当然です。でも、いつも一緒にレッスンをお聴きくださるお母様と本番に向けて調整をされて、コンクールでパワーと音楽性を発揮する事が出来ました。よかったね☆おめでとう!!

余談になってしまうかもしれませんが・・・

演奏中によからぬ事を考えると、かなり高い確率で失敗します。(少なくとも私は)例えば、「ここの所、感動させてやる~」とか「ここで間違えなかったらノーミスだ」とか「今の角度は写真では綺麗に映るかな」「間違えそうで怖い~」などなど欲を出したり不安に負けたり、どうでもいい事を考えたら上手く弾けません。

心から曲に共感してメロディやハーモニーを吟味して弾いていると、適度なステージでの緊張感から、本番の中で新しい曲への発見に出会える瞬間があります。「え~っ!こんなにキレイなハーモニーが隠れていたんだ~!」「あ~!ここはまだエネルギーの波が続いていたんだ!」という気づきに出会えます。そういう感動の瞬間をみなさんが感じられるような、魔法のステージに続くレッスンを今日も続けていきます♪

angeltone-piano.com

 

ブログの中だけ☆お楽しみ企画第1段!

f:id:angeltone:20181209092757j:plain

12月に入って、寒さもぐっと増してきましたね。教室にもマスク着用で来てくれる生徒さんが増えてきました。「ワクチンが無かったから気をつけないと!」という声も聞こえます。元気に冬を乗り切れるように、皆さんご注意くださいね☆

今回は、じゃじゃ~ん!!エンジェルトーンブログ初!ブログ限定お楽しみ企画です。生徒さんやお母様方が、いつもブログを楽しみに読んでくださっている事への感謝を込めて、年末思いつき企画(笑)を決行致します!

ブログ限定企画なのでブログを読んでお気づきになった方のみ、合言葉でプレゼントゲットです!第1段のプレゼントは~~~若きリエ先生のオリジナル曲収録CDでございます!!こちらのCD、ウィーンへ渡欧前の2002年にサラマンカホールにて一発勝負で収録しました。渡欧するまで伴奏ピアニストをさせていただいていた合唱団員の皆さんにお渡ししたり、大切な友人へ渡してヨーロッパへ旅立ちました。

その後、2~3枚手元に残っていたCDも知り合った友人に渡してオリジナル原版1枚だけが実家に残っていました。オリジナル作品なので自分の中では評価がしにくく、青春時代の思い出。的な位置づけでしたが、昨年友人の結婚披露宴でこのCDの中の曲を何曲もバックミュージックで使ってくれていたり、CD作成時の2002年にプレゼントした友人が今もスマホに入れていつでも聴けるようにしているよ。と言ってくれたりしているので、きっと、少しくらいは、もしかすると、ヒーリング効果ありかもしれません(笑)

CDの中には、当時弾いていたベートーヴェンソナタ30番全楽章とリエ先生オリジナル12曲が収録されております。当時のオリジナル曲は、サラッとメロディだけ覚え書きのように書いて左のハーモニーはその時の気分でつけていたので現存する楽譜はありません。その後プラハにて友人の為に書いたヴァイオリンとピアノの組曲や、主人の為のピアノ曲は楽譜をプレゼントしたので楽譜のある作品です。いずれドレミファレッスンの曲たちと一緒にレコーディングをしたいと考えております。

というわけで!「CDを怖いもの見たさで聴いてみたいぞ!!」という方は、お子様のレッスンノート、もしくはライン、メール、SMSに「CD聴きます!☺」と書いてプレゼントの申込みをしてくださいね。確認のお返事いたします。

企画に合わせてCDジャケットを新しく作り直し中です。年末企画だけに、年末までに間に合うように頑張ってみたいと思います!

以上、お楽しみ企画のご案内でした~♪

angeltone-piano.com

 

心に届く音は心からの音

www.youtube.com


12月がやってきました!ついに今年もあと1カ月。締めくくりの一カ月を、皆さんと音楽で盛り上げていこうと気合い十分の里枝先生。寒くなって朝の早起きが厳しくなってきましたが、今日は早朝から「ブログを書くのは今だ!!」と頭の中に以前から書き止まっていたテーマを記事にするタイミングを感じてパソコンに向かっています。

今回書いてみたい事は「ピアノコンクールについて」

教室でもコンクールに挑戦して今の自分の力をステージで発揮する生徒さんはいらっしゃいますし、ピアノを何年も続けて練習していく中で、一度は挑戦してみたい。と思ったり、賞状やトロフィーに憧れたりする事も少なくないと思います。

コンクールに出て審査員の先生方の講評を頂くと、今後気を付けていかなくてはいけない自分の弱点も見えますし、運よく入賞すれば更に次へのやる気につながるでしょう。私も色々なコンクールを受けて、良い思いも悪い思いもしてきました。先生に教わった通りに練習をして、教えに忠実に演奏をして入賞はしても、目指す所までは届かなかった事もあります。

師事していた先生が、審査員席に座っていらした事もあり、コンクール当日の夜に少し苦い思いで(結果がいまいちだったので)御礼の電話をすると「私はあなたの演奏、とても良かったと思いましたよ。入賞結果は私も少し不思議ですが、良く弾けていたのでね、気にする事はないです」と言葉をいただき、自分の心がとても楽になった覚えがあります。あの頃の私の演奏は音楽の羽も持っておらず、羽ばたく事など到底できずに先生の言われるままにガリガリ練習して羽ばたいた気になって弾いていただけなので未熟なものでしたが、あの時に先生が私の演奏を肯定してくださったおかげで、コンクール結果だけが全てではない事を初めて知りました。

「日本のコンクールでは、ミスは絶対に許されない。だから、ノーミスだが、面白くない演奏者が勝つ場合もある」

というのがまだまだ根強いコンクール。テクニック重視の個性薄目の演奏で無難に弾く方が良しとされてしまうコンクールだったら、別に必要ないな。と思ってしまいます。

音楽は、しつけられた犬のような演奏ではなく毎日新しい花が開くお花畑であってほしいです。

そんな事を考えながら難しい顔をして座っている私に主人が、「リエに聴いてもらいたい曲があったんだった!」と流してくれた曲が今回の動画の曲です。フランス人歌手ZAZのSiという曲。私の好みドンピシャで初めて聴いて大好きになりました。そして主人が言った言葉「このZAZは、色んなコンクールやタレント発掘番組なんかに挑戦したけれど、ことごとく「汚い声」と言って相手にもしてもらえず、道端で歌っていたんだよ。そこから開花したんだ。心から訴えるものがある芸術が必ず人を感動させるんだよね」

このタイミングで私にこの曲を持ってくるところが、さすが!!と近くにいてくれる主人の存在の大きさを感じます。のろけているのではなくて(汗)言いたい事は、エンジェルトーンでは規格外に羽を広げる勇気を持って伸び伸びと弾きましょう!という事です。

皆さんには、沢山のお話を曲の中から感じてもらいたいですし、その中で響きの美しさを味わってもらいたいです。もちろん、テクニックもつけますよ。基本は大事ですからね。沢山の可能性をピアノの演奏に詰め込んで弾いていきましょう♪

 

♪♪朝倉ノ二―さんのブログにフランス語からの訳詞を見つけました。深い詞に感動して決意新たに今日もレッスンです!

Si j´étais l´amie du bon Dieu
Si je connaissais les prières 
Si j´avais le sang bleu 注1
Le don d´effacer, tout refaire 
Si j´étais reine ou magicienne 
Princesse, fée, grand capitaine 
D´un noble régiment
Si j´avais les pas d´un géant 

  もしも私が神様の友達だったら
  もしも私が祈りの言葉を知っていたら
  もしも私が高貴な血筋だったら
  消去し、すべてを作り直す能力を持っていたら
  もしも私が女王あるいは魔術師か
  王女か、妖精か、
  立派な連隊の大隊長だったら
  もしも私が巨人の歩幅を持っていたら

Je mettrais du ciel en misère 
Toutes les larmes en rivière
Et fleurirais des sables où file même l´espoir
Je sèmerais des utopies, plier serait interdit
On ne détournerait plus les regards

  私は不幸のなかに大空をもちこみ
  すべての涙を川に流すだろう
  そして希望さえ流れ去る砂漠に花を咲かせるだろう
  私はユートピアの種を蒔くだろう
  屈することは許されない
  私たちはもう目をそむけないだろう

Si1.jpg



Si j´avais des milles et des cents 注2
Le talent, la force ou les charmes
Des maîtres, des puissants
Si j´avais les clés de leurs âmes
Si je savais prendre les armes
Au feu d´une armée de titans 注3

  もしも私が莫大な財産や
  指導者たちや、有力者たちのような
  才能や、力やあるいは魅力を持っていたら
  もしも私が彼らの魂を開く鍵を持っていたら
  もしも私が巨人たちの軍隊の砲火に対し
  武器を取ることができたなら

J´allumerais des flammes
Dans les rêves éteints des enfants
Je mettrais des couleurs aux peines
J´inventerai des Édens
Aux pas de chance, aux pas d´étoile, aux moins que rien 注4

  子供たちの消えゆく夢のなかに
  炎を燃やすだろう
  苦しみに色づけするだろう
  楽園を創り出すだろう
  不運な人々のために、星に恵まれない人々のために、数に入れられない人々のために

Si2.jpg



Mais je n´ai qu´un cœur en guenille
Et deux mains tendues de brindilles
Une voix que le vent chasse au matin
Mais si nos mains nues se rassemblent 注5
Nos millions de cœurs ensembles
Si nos voix s´unissaient
Quels hivers y résisteraient ?

  でも私は、ボロをまとった心と
  小枝から差し伸ばしたふたつの手と
  朝、風が吹き消してしまう声しか持っていない
  でももしも私たちの何も持たない手が集まり
  私たちの100万の心がいっしょになったら
  もしも私たちの声が合わさったら
  どんな厳しい寒さがそれに逆らえるというの?

Un monde frère, une terre âme sœur 注6
Nous bâtirons dans ces cendres
Peu à peu, miette à miette 注7
Goutte à goutte et cœur à cœur

  兄弟となる世界を、魂の姉妹となる地を
  私たちはこうした灰のなかに築くだろう
  少しずつ、ひとかけらずつ、
  ひとしずくずつそして少しずつ心を通じ合って

Si3.jpg



Peu à peu, miette à miette
Goutte à goutte et cœur à cœur

  少しずつ、ひとかけらずつ、
  ひとしずくずつそして少しずつ心を通じ合って

angeltone-piano.com

 

おばけちゃんと太陽

f:id:angeltone:20181126111416j:plain

さぁ!11月も最終週の始まりです!日曜日は大人のレッスン生さんが午前中にお越しくださいますので、「あっという間に12月が始まってしまいますねぇ」とお話すると「今年は凄く速かったです」というまさに大人の返答がかえってきます。子どもの頃は「あっという間に1年が終わる。」なんて大人の言葉がピンとこなかったはずなのに・・・今は時計に引きずり回されているような気すらします(笑)

そんな飛ぶような毎日、皆さんとのレッスンの時間はとても充実した幸せの時間です。今回は最近の教室レッスンで、喜びから思わず笑顔になった素敵な一コマをご紹介しますね♪

教室では毎日色々な音楽とお話が飛び交います。毎週レッスンをご覧くださるお母様方は、ポンポン曲のイメージの話が出てくる私のレッスンをどんな風に聞いてくださっているのでしょうね?「リエ先生の頭の中はおもちゃ箱かしら?」なんて感じられる事もあるのかもしれませんね(笑)

エンジェルトーンの目指すレッスンは「メロディから浮き上がる世界をキャッチして響きの中で表現する事」近ごろ、楽譜から音の海へ飛び込む事の出来る皆さんがどんどん増えてきている事に感動しています!そして、その影響がお子様からお母様まで伝わってる様子を発見しました!

先日のレッスンでの事、いつものように開いた練習テキストの中に見慣れないかわいいイラストを見つけたのです。メロディの雰囲気が暗くて寂しい響きのところには「おばけのマーク」明るく元気なところには「お日様マーク」絵心ゼロのリエ先生は、テキストに絵を描く事がないので、かわいいイラストにビックリ!「あれれ~、このおばけちゃんはどうしたの?」と生徒さんに尋ねてみると・・・「ママがね、書いてくれたの!」と教えてくれました。「ここは暗いところだから、おばけが出てきて、明るくなると太陽になるの。」とお母様と一緒に曲の2面性を見つけてくれて、工夫して下さっているその特別な楽譜にとても感動しました。

導入から始まり、ある程度の演奏力をつけるまでに使うピアノテキストには、親子の歴史が刻まれていると素敵だなぁ、と思います。私は小さい時の楽譜を処分せずに持っており、時々開いてはその頃の自分と母との日々を思い返したりします。あの頃はとにかく必死で、イメージをつけて弾こう!なんて頭の片隅にもなかったので、イラストが出てくる事はありませんが、母の字で「里枝小学〇年 発表会」なんて書いてあるだけでも嬉しくなります。いつも側にいてくれた母の存在は、生徒さんが大人になってからありがたく気づくものなんですよね。

教室の皆さんのテキストには、お母様から書いて頂いたイラストや、色塗りが見られ、レッスンノートにはその時々の練習の様子が一言添えられていたり、と愛情にあふれています。「この曲はママが好きだから合格してからも毎日弾いているの」という声も聞かれて、ピアノが親子のつながりの1つのきっかけになりつつある様子を感じられる事に本当に幸せを感じますし、お母様方には感謝が山盛りに積もっております。

お子様が前向きに、お話を読むように楽譜やピアノに向かえるレッスンを伝えていきたいと思います。

かわいいお母様からのイラストやメモ書きから卒業されたレッスン生さんに待っているのは・・・里枝先生特性、イメージの覚え書きです。「こんなイメージで弾いてみるとこのパッセージがぴたりとはまるよ!」という想像の世界が書き込まれていきますよ~。こちらは、大人になってから読み返すと笑ってしまうメモ書きとなるでしょう(笑)それでいいんです♪音楽は心を元気にするものですからね☆

angeltone-piano.com

冬レッスンに向けて

 

 

f:id:angeltone:20181125094456j:plain

11月もあっという間に終盤戦です。教室の生徒さんからもクリスマスの話題が上がるようになってきました。

さて、先週は今後の冬レッスンに向けて教室のエアコンを業者さんにクリーニングしていただきました。依頼した際に、エアコンの型番をお知らせしたところ「とても難しいタイプなので時間が4-5時間かかります。」とお返事をいただき、レッスンに支障が出ないよう午前9時からお願いしました。遅くても午後3時までには終わるだろう。との予想でしたが、まず業者さんピアノとエアコンの位置関係に愕然とされ・・・ピアノ移動でフローリングへの傷が付く事が心配で固まってしまわれたので、結局ピアノ移動を何度も見て経験している父、兄、主人の力を借りて移動し作業に取り掛かっていただきました。

こういう時、ピアノのサイズの大きさには本当に手をやいてしまいますが、楽器の王様ですからね。仕方がありません。何重にも保護カバーをかけてもらい、レッスン室のエアコンクリーニングに取り掛かっていただきました。

が!!「難しいタイプ」と初めから言われていただけあって、分解するだけでもの凄く時間がかかり、聞こえてくるのは業者さんの苦戦する声ばかり(汗)「あれ?ここどうなってるんだ?!このカバーの奥が基盤か~!!」などなど、クリーニングに取り掛かる前に時計はお昼を過ぎ、お昼休みも早々にすぐ作業にとりかかってくださいましたが、クリーニング終了後に分解したエアコンを元通りにするのに、最高に時間がかかり3時…4時…5時…と時間が過ぎてレッスン生の皆さんには振り替えレッスンのご連絡を徐々に入れていく結果となりました。

突然の変更、大変申し訳ありませんでした。皆さん、金曜日の祝日に振り替えを了解してくださりありがとうございました。

作業が終わったのは午後6時でした。「はぁ~~~~~~疲れた」と作業してくださった方の声を聞いた時には「お疲れさまでした~」以外に言葉が出なかったです(笑)

ピアノをもとの位置に戻したのは翌日となりました。

冬は乾燥もひどくなりますし、ウィルスも飛びやすいので、教室の方も出来る限り安心レッスンを受けて頂けるよう気を付けていきたいと思います。

昨日からオイルヒーターもお目見えして、空気清浄機と並んで運転しております。寒い冬への支度も万全!張り切って弾きにきてくださいね☆

angeltone-piano.com

 

お気に入りのピアニスト

f:id:angeltone:20181112101749j:plain

あわわ・・・としている間に11月も中旬へ!!ここから一気にクリスマス色に街は変わっていきますね。寒くても暖かな気持ちにしてくれる嬉しい季節の始まりです!

教室ブログが少し停滞気味でごめんなさい。先月 急きょ主人の来日が決まり、それに伴う準備でバタバタ、来日後は役所への届け出など色々と予定が詰まって走り回っておりましたが、先週は1週間お休みを頂き諸々の手続きもひと段落してきました。

にぎやかになったリエ先生宅。さらにパワー全開でレッスンも、ブログも進めていきますね!

さて、今日はピアニストとして活躍される世界の名演奏家について。前々から書きたいと思いつつテーマに出来ていなかった事を綴ってみたいと思います。

私は、今までに1度だけ「好きなピアニストって誰?」と年配の音楽愛好家の方に尋ねられた事があります。その頃は大学生でよく来日していた演奏家のコンサートに足を運んでいた頃だったので「アルゲリッチとかブーニンの演奏は素敵でした。」と答えたら「そうかぁ。やっぱり時代が違うか。リヒテルとかは言わないんだなぁ」とその方が仰られて少し驚いた事があります。

CDを購入しようとお店を覗けば、同じ曲を録音したピアニスト達のCDがずらりと並ぶほどにピアニストの数は多いですよね。それぞれの演奏家が曲へ込めた思い、情景、テクニックや音色などが違うから聴衆もそれを楽しめるのだと思います。自分の心に訴えかける演奏をするピアノの音を聴かせてくれるピアニストを見つける事は、心の安定剤として良い事ですよ。

私はチェコ留学時代、ピアノを弾いていない時はいつもクラシックのCDをかけていました。時にオペラだったり、交響曲、ピアノなど色々でしたが、ピアノ曲のCDを聴いて初めて涙したのがロシア人ピアニスト・指揮者の「ミハイル・プレトニョフ」でした。いつも聴いていたはずのCDでしたが落ち着いて聴いてみた時に、演奏家が伝えたい悲しみがドーンと入ってきたのを覚えています。それまで、テクニックテクニックと技術ばかりを磨いていた私の軌道を変えた演奏との出会いです。(プレトニョフのテクニックはもちろん素晴らしいですけどね)

演奏を人の前でする事は、勇気のいる事です。誰かが必ず批判をします。それでも大切な事は自分の伝えたい音・気持ち・信念を手放さない事。不安や恐怖に打ち勝って自分の気持ちを表現した演奏は人の心に伝わりますからね。そして自分の表現したい事の為だからこそ、テクニックを磨く根気強さも生まれます。批判を恐れず気持ちを表現することは演奏の第1歩かなと思っています。芸術の世界は取り扱い説明書通りでなくても良いですから。

技術と共に、表情豊かな演奏を作る力を皆さんにも育ててもらいたい!といつもレッスンに取り組んでいます。

そして、お気に入りのピアニストさんを見つけられたらその演奏の中からヒントをいっぱい探してみましょう!心に刺さった演奏の秘訣はどこだったのかな?と探求してくださいね。

最近はあまりゆっくりCDや演奏会を聴いている時間がないのですが、内田光子さん、フジ子ヘミングさん、ミハイル・プレトニョフさん、キーシンさん、アルゲリッチさん等々お気に入りのピアニストのCDは私も沢山あります。是非、皆さんも沢山の演奏を耳にしてみてください。ヒントをいっぱい得られますよ。

素敵な演奏家のコンサートを見つけた時にはまたご案内しますね☆一緒に出掛けましょう♪

angeltone-piano.com